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Twitter転職活動記

1月末に初めてTwitter転職というものをし、無事4月にゆめみ社に入社したので活動後記を書いておきたいと思います。なぜゆめみにしたのか等は別の記事で書きます。

※現在該当のGitHubリポジトリはprivateにしています。リポジトリに書いた内容は後述します。

なぜTwitter転職をしたのか

まず「Twitter転職」=「Twitter上で『転職活動してます!』と宣言して逆求人をすること」と定義しておきます。

Twitter転職の理由はいくつかあるんですが、主には以下です。

・後述の通り妊娠初期での転職活動になってしまったので、その状態でも受け入れてくれる会社を自分で探すのが大変そうに思え、逆求人の形を取りたかった
・3月中に転職活動を終わらせる必要があり、短期決戦するにはあらゆる手段を使う必要があると思った
・会社に隠れて転職活動をする必要がなかった
・なんとなくやってみたかった

GitHubレジュメに書いた内容

一部をスクショして貼ります。

README.md

READMEに各ページへのindexと概要を書きました。「TwitterDMに」「何エンジニアとして」「どんな仕事を任せる予定なのか」を添えて連絡してねと書いていたものの、全部の条件をクリアしているスカウトは多くはなかったです…。
余談ですが、そういった読まない人たちを完全にフィルタリングするために「メッセージの最後に好きな飲食店の名前を書いてください」などの条件を付け加えようかとも思ったのですが、さすがにやりすぎかなと思ってやめました。

希望条件/Must

希望条件は希望度合いによってMustとBetterに分けて書きました。
3つ目は受け身感があるなとも思ったのですがとりあえずそのままにしました。

希望条件/Better

BetterはBetterにしているものの、できればMustに入れたいものばかりでした。が、Mustにしてしまうと受けられる会社がかなり減ってしまうのではないかという懸念があり、しぶしぶBetterにしてたりします。

妊娠中の転職活動

1月末、妊娠検査薬で陽性が出て、そろそろ妊婦検診の初回に行こうかと思っていたタイミングで転職活動をすることが決まりました。

妊娠中の転職活動ということで、注意したことが2つあります。

1:入社1年以内に育休が取れる会社なのかをチェック
産休は休むべき当然の権利としてどこの会社でも取れるのですが、育休に関しては会社の労使協定等で「入社1年以内の場合は育休を取ることができない/会社側が育休を取ることを拒否することができる」と書かれている場合があります。私はできれば育休を取りたかったので、スカウトのやり取りやカジュアル面談等で1年以内に育休が取れるかどうかの確認はしておきました。(そもそも妊娠初期は流産する可能性もあるのでできれば公表したくなかったんですが、やむを得ず…)。

2:退職と転職の間を空けないようにする
気になったり正確な情報が欲しい場合は自分で調べてみてほしいのですが、たとえば失業給付受給者の認定を受けた場合は育児休業給付金がもらえなくなることがあります。あと年度が変わると保育園、役所に就労証明を提出しないといけないので、そこでしっかり勤務実績がないと「保育の必要ある?」とつっこまれそうな気がしています(たしか求職中ということであれば大丈夫だった気がしますが)。そんなわけで、間を空けずに転職できるようにしたいと思ってました。

1の条件はかなり厳しいだろうなと思っていたので、今までの転職活動では最初から目に入れてなかった「受託開発」「to B」も視野に入れて活動することにしました。

どれくらい声がかかったのか

ちゃんと数を数えてないのですが、30社超の会社からお声がけいただきました。Must/Better両方クリアしている会社もあれば、Betterはいくつかクリアしていないものの、大半クリアしている会社もありました。
(この場を借りて、再度お礼を言いたいです。ありがとうございました!)

今回は退職日は決まっているものの転職活動時間に関してはわりと潤沢にあったので、20くらいの会社とカジュアル面談をしました。それぞれの会社でさまざまな魅力、特色があって、入社するしないに関わらず楽しかったです。1社に決めなければならないのが本当に辛かったです…。

他の媒体は使ったのか

使ってました!

YOUTRUST

転職ステータスを変えたら何人かの方から声をかけてもらえました。

転職ドラフト

2月回に参加しました。が、転職ドラフトの結果を待ってると3月末までに転職活動を終えられないことは目に見えてたので、他の媒体を中心に使いました。

Findy

登録はしたのですが、思いの外Twitterでスカウトをいただいたので結局あまりお世話になりませんでした。が、面談で親切にしていただきましたし、使った人の話によるとかなり親身に寄り添って対応してくれたとのことだったので、エージェントを使って転職したい人にはおすすめかもです。

Twitter転職をやってみて

初めて転職活動にTwitterを使ってみた感想としては以下の通りです。

■プラス面
・求人サイトのフィルター項目にない条件を重視している場合(今回の育休の件など)、レジュメに希望条件を書いて「私が欲しい人は声かけて!」方式の方が圧倒的に転職工数が削減される
・能動的な転職活動では出会えなかったであろう会社と出会うことができる
・普段からそこそこアウトプットしていたり、人脈が幅広い人にとってはいい転職方法な気がする

■マイナス面
・通常は会社に隠れて転職活動することになると思うので、なかなかTwitter転職できるタイミングがない
・たくさん声がかかると、返事をするだけで大変(私は元々返事をするという行為が苦手な人間なので、本当に精神的に大変だった…)

その他

・もし自分やパートナーが妊娠中/妊活中に転職活動をしなければならず、入社1年以内でも育休が取れる会社を探している場合はこっそり声をかけてください。そんな会社のリストを共有します。

・妊娠中の転職活動は基本的におすすめしません!!!育休云々の話もあるのですが、つわりと面接がかぶると最悪ですし、そもそも妊娠中は疲れやすかったりするのでなんかいろいろ持っていかれます。

・もしTwitter転職している人に対して声をかける場合は、スピードが大事です。後の方に連絡をくれた人に対しては本当に返事が遅くなってしまったりします。場合によっては「もうこれ以上はいいや」となってしまったりします。

・GitHubにレジュメを書くのはおすすめです。気軽に更新できるし、更新履歴も残るし。

・「1年以内は育休を取れない」会社がなくなっていくといいなと思います。会社側の都合もわかるのですが、妊娠は気軽にタイミングを調節できるものではないので…。

ただの宣伝

来週の技術書典14で記事寄稿してます。Code Polarisの有志で本を書いたのですが、私は転職活動に関して書いてます。主に転職活動をしたことがない人に向けて、転職活動の流れやポイントについて解説する記事になってます。気になる方はぜひご覧になってください。


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