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今年ジョブチェンジした採用担当が、面接でよく質問されることに先手必勝で答えてみる

この記事は、『アカツキ人事がハートドリブンに書く Advent Calendar 2020』の 19日目の記事です。 前回はいのさん の、「ありのままを受け止められない人へ。Let's「Love Me Time」」でした。

はじめに

はじめまして!新卒採用担当のきっしーと申します。
2017年度の新卒としてアカツキに入社しました。
最初の3年弱はゲーム事業部でゲームプランナーという「企画職」、プロジェクトマネージャーや事業責任者といった「マネージャー職」を担当してきていて、今年からは少し領域を変えて新卒企画職の採用担当をしています。

今日は「アカツキの採用担当がめちゃくちゃよく聞かれる質問」について、この場で答えちゃおうと思います。
この記事を書こう!と思ったのは、面談や面接を受けに来てくれるみなさんとお話できる時間の濃度をもっと高めたい!と思ったからです。
私は人事面談や人事面接で就活生の方とお話することが多いのですが、選考初期のフェーズなこともあり逆質問の時間がアカツキの表層の話で終わってしまうことがあります。
その度に私は「もっとアカツキのことを話したい..」「こんな面もあることを知ってほしい」と思っているのです。

なので、この記事はアカツキの選考を受けようかと思っている方にぜひ読んでいただきたいです!
そして、実際にお会いした時にはアカツキについてもっと深いところまでお話しましょう^^

もちろん、

・いつも採用をお手伝いしていただいている、就活エージェントの方
・上記以外でも、アカツキのリアルなところをもっと知ってみたい方

にも、ぜひ読んでもらえると嬉しいです!


Q1. 新卒でアカツキに入ると、どんな仕事をするの?

実際にどんな仕事をするのか、全く分からない...という声もいただくことが多いです。
かく言う私もその1人でした。笑
アカツキでは、まずゲーム事業部に配属され、まずは運用タイトルの「プランナー」の仕事を任されることが多いです。

では、プランナーの仕事がどのように進んでいくのかというと、、
大きく分けて下記の4ステップで進みます。

 step1 課題の仮説を立てる
 step2 データで検証する
 step3 解決策の要件定義をする
 step4 クリエイティブメイクをする

step1 課題の仮説を立てる

仕事は基本的に「少しでも現状を理想に近づけるための営み」であり、それはゲームでも変わりません。
どのタイトルでも必ず、何かうまくいっていないことがあります。
例えば、「新規プレイヤーの流入が少ない」とか、「1週間スパンで計測した時の離脱率が高い」とか。
その課題がなぜ発生しているかの真因の仮説を立てるのが最初の仕事です。

step2 データで検証する

次に、step1の仮説が正しいかどうかをデータを用いて検証します。
step1の状態だとあくまで主観のままなので、本当に課題だと証明するために客観的に判断できる指標を揃えます。
ちなみに、私はこのフェーズがとても好きでしたw
ゲームはいろんなデータをとっているので、それを眺めているだけで楽しかったりします。


step3 解決策の要件定義をする

仮説があっていることがデータで証明できたら、次に解決策が満たすべき要素を羅列していきます。
・ターゲットは誰なのか
・いつ、どのくらいの期間で行うのか
・ゲーム内のどの機能を使うのか
・解決策を通して、プレイヤーさんがどんな状態になれば成功か
etc...
このフェーズは、「この中で考える」という思考の枠組みを作る工程です。

step4 クリエイティブメイクをする

step3で定義した要件を満たす解決策を実際に作っていくフェーズです。
ただ、ここでは課題を解決できるかだけでなく、「これは本当に面白いか?」「つい明日もやりたいと思ってしまう体験になっているか?」など、ターゲットの感情を動かせているかも考える必要があります。
しかも、社内の先輩エンジニアやデザイナーを巻き込みながら..!


ここまで読んで気づかれた方もいらっしゃるかも知れないですが、step1~3までは課題解決の基本の流れです。
アカツキじゃなくても、エンタメ業界じゃなくても、どこの業界/会社でも同じような流れで物事を考えると思います。
ただ、step4を経験できる会社はかなり珍しいと思います。
1年目で経験もないうちだと壁にぶつかる場面も多いですが、チームメンバーとたくさん議論して作ったコンテンツが世の中に届いてファンが喜んでいるのを見ると本当に嬉しいですよ!
難しいけど、本当にやりがいのある仕事です。

・ゲーム事業部に配属され、まずは運用タイトルの「プランナー」の仕事をすることが多い
・プランナーの仕事は、おそらくどの会社に入っても行う「課題解決」の要素と、アカツキ特有の「クリエイティブメイク」の要素がある
・仕事を進める上で必要となるベースの課題解決力を磨きながら、人の心の動かし方を学んでいく


Q2. アカツキで活躍している人の共通点は?

アカツキには本当にいろんな人がいるので、簡単に共通点を探すのは難しいですが...笑
(アカツキのロゴがカラフルなのにも理由があり、実は「多種多様な人が、画一的にならずにその人の個性を輝かせてほしい」という願いが込められています)

それでも強いていうなら、


・勤勉な人
・自分へのリクエスト(要求値)が大きい人

の2つでしょうか。


①勤勉な人

アカツキで取り組む仕事は、常に新しい価値が求められます。
なぜなら、同じ価値だとファンの方がすぐに飽きてしまうから。
人の心を動かすことを使命とする仕事だからこそ、常に相手の予想を超えるような新しい体験を生み出し続ける必要があります。
社内でもよくインプットした量以上のアウトプットは絶対に出てこないと言われています。

ただ勤勉といっても、本を読んだりスキルを身につけることだけが勉強ではありません。
映画を見たり、漫画を読んだり、それらが作られた背景や人の心を掴んでいる理由をウンウン考えることも、私たちにとっては大事な勉強です。
世の中に溢れる素晴らしいエンタメに趣味で触れることが、そのまま仕事のアウトプットにも直結します。
このことは、エンタメ業界で仕事をする人だけの特権と言えるかも知れません。


②自分へのリクエスト(要求値)が大きい人

エンタメの仕事は正解がありません。
どんな施策が面白いのか、世の中の人に受け入れられるのか実際に世の中に届けてみるまで分からないですし、
届けた後も「こうすればもっとよかったのでは..?」と思うことが多々あります。
そういう意味で、当たり前の水準が高い人が活躍している傾向があるな、と思います。

99%まで作って「ほぼ出来た」と満足する人と、自分が思う100%まで絶対に手を抜かない人。
「神は細部に宿る」とも言いますが、この1%の差に宿る熱量が、人の心を掴むのだと強く思います。

・前提として多種多様な人が活躍しているが、強いていうなら「勤勉」と「自分へのリクエスト(要求値)が大きい」は共通する要素としてあるかも知れない(完全に主観)
・勤勉:新しい体験を届け続ける仕事だからこそ、インプットのストックが尽きるとアウトプットのレベルが下がる
・自分へのリクエストが大きい:正解のない仕事だからこそ、どこまでこだわれるか


Q3. アカツキって、どんな社風?

この質問は、本当に一言で答えるのが難しいんです。笑
アカツキには「アカツキのコトノハ」と呼ばれる社内向けカルチャーブックがあるのですが、なんと300ページ弱(!)もあります。


アカツキコトノハ

去年のアドベントカレンダーでHEARTFULチームのおのうさんがコトノハ制作の裏話について書かれているので、興味のある方はぜひ読んでみてください^^


少し話がそれましたが、アカツキには「ありのままを受け入れて、お互いの挑戦を促進し合う雰囲気」があるなと感じます。

例えば、分かち合いという文化。
分かち合いとは、自分の内側で感じていることをただ周りと共有することです。
アカツキでは週に1回ある全社ミーティングやチームごとの振り返りの場など、あらゆるシーンで分かち合いを行います。
仕事をしているとどうしてもthinkする時間が多くなりますが、意識的にfeelする時間を入れることで自分の感情に素直になれたり、相手のことをより深く知れたりします。

その中でも私が好きなのが「anything OK」というルール。
これは、「分かち合いの場では、何を言ってもOK。」ということ。
私は特に人の目を気にしてしまう性格で、今までは人に自分の考えを話す時どうしても「なんか良いこと言わなきゃ」って思い込んでました。

でもアカツキだと、何を言っても「なるほど〜」と本気で聞いてくれる。話終わったら拍手してくれる。
その体験を何度かするうちに、「あ、ここでは何を言っても大丈夫なんだな」と学習して、本当に思っていることを話せるようになりました。


他にも、アカツキは「言葉」をとても大切にしています。

私が入社して驚いたのが「さすがっす」という言葉。
良いアイデアを出した人に「さすがっす」、隣の人のデスクまで掃除をしてくれた人に「さすがっす」、好きが高じて聖地巡礼に行った人に「さすがっす」、、いたる場所でこの言葉が使われています。
後輩から先輩に対しても普通に使われていて、これはちょっと失礼じゃないか!?と思った記憶があります。笑
でも、アカツキの中ではもはや固有名詞として浸透しているのですよね。

slackでも[sasu]と打つだけでこんなにスタンプのサジェストが。笑 (あと3スクロールくらいあります)
相手の名前をもじって「さす〇〇」と呼ぶのも、アカツキ特有の言葉の使い方かも知れません。

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今では、この「さすがっす」は魔法の言葉なんじゃないかと思っています。
どんな些細なことでも、相手が誰でも、気軽に賞賛できる言葉。
上から目線っぽくならないかな?とか気にしちゃったりして、意外とカジュアルな場で相手を褒めたり賞賛することって難しいんですよね。

少なくとも私は、この言葉で何度も勇気付けられてきました。
失敗を恐れがちな私でも挑戦しよう!と思えます。

・アカツキの社風や文化を一言で表すのは難しい
・でも「ありのままを受け入れて、お互いの挑戦を促進し合う雰囲気」があるなと感じる
・全てのさすがっすに感謝


さいごに

色々と言いたいことを書きなぐってしまいましたが、この記事を通して少しでもアカツキの解像度が上がっていればいいな〜と思っています。

まだまだ知りたいことたくさんあるよ!という方へ。
アカツキの採用サイトにメンバーインタビューがたくさん出ていたり、リモート説明会の案内が出ていたりするので、ぜひご覧ください!

それでは、みなさまにお会いできる日を楽しみにしています!

人事アドベントカレンダー
【 クリスマス限定 】株式会社アカツキの人事広報部に所属するメンバーが、ハートドリブン&思いのままに綴った記事を毎日リレー形式で連載しています。
記事を読んでアカツキが気になった方は、ぜひこちらのHPへ遊びにきてください。▶︎ https://aktsk.jp/recruit/