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正解はない。だけど、正しいことをする


ごあいさつ

こんにちは!まいまいです。
アカツキには2015年に入社し、中途採用・新卒採用・人事制度運用を経て
現在はアカツキゲームスのHR支援部に所属しています。
現在アカツキゲームスでは、企画職能やエンジニア職能など職能ごとに採用や異動配置などの人事機能を有していますが、HR支援部では職能全体に跨る人事施策(新卒入社後の職能共通の研修、全社施策である組織状態サーベイや全社共有会など)を担当しています。

わたしは、特にやりたいことがない人間です。
その代わり、アカツキでやりたいことがあって頑張っているみんなを全力で応援したいと思っています。
それはわたしがアカツキでたくさんの人に助けられて、成長させてもらった恩返しでもあります。
そもそもが自堕落な人間で、いまだに「毎朝仕事のために起きられていることが奇跡だし偉い」と思っています。笑
高校時代に学校行くの面倒臭くて単位落としたり、20代前半はふらふらして半ば無職のような生活を送っていたわたしにとって、働くという行為そのものが尊く、素晴らしいと感じていて、さらにやりたいことに向かって頑張ってるなんて凄すぎ〜!と尊敬の念さえ感じています。そんな人たちに自分ができることがあれば、なんでもしたいです。
わたし自身は、「頑張って生きたな」と思って天寿を全うできれば、それでいいのです。

何も信じられなくなっていた日々

そんなわたしですが、コロナ禍に突入し、これまでみんなのために頑張りたいと思っていた「みんな」の顔が見えづらくなり、迷走し始めました。
誰のために仕事をしているのかわからなくなり、何が正解なのかもわからず立ち止まってしまい、そんな自分に自己嫌悪して、また悩んで、葛藤して、立ち止まって、自己嫌悪して…。
自分の仕事は誰かの役に立っているのか?自分の存在はアカツキにとって不要どころか邪魔なのではないか?
そんなことさえも考え、とにかく苦しくて辛くて自分自身さえも信じられず、たくさんの人に迷惑をかけながら何とか生きているといった状態でした。
(アカツキの代表である香田さんにも「まいまいはリモートとか無理なタイプだよね」と言われ、本当にその通り過ぎるし香田さんは人をよく見ているなぁ…と改めて思いました。)

そんな中で、転機が訪れます。
坪谷さんの記事にも登場していた、アカツキの創業メンバーである安納さんが育休から復帰し、HR支援部で人事を担当することになったのです。
もともと安納さんのことをミスターアカツキと思っていたわたしにとって、一緒に働けることはとても嬉しいし、停滞している自分を変えられるチャンスなのではと思いました。

それでもしばらくは後遺症のように、
「自分のやることは全て間違っているのではないか」
「自分は視座が低くて視点もズレていて、みんなに迷惑をかけているのではないか」
「自分がこの仕事をやっても、誰のためにもならないのではないか」
そんな考えが私の頭の中を支配し、一歩も踏み出せない状態が続きました。


人として正しいこと

冒頭にも述べた通り、現在のアカツキゲームスは各職能で人事機能を有し、HR支援部は横断的な組織支援をするチームです。
職能人事の存在は、今後アカツキゲームスが技術を積み上げ勝つことにとても重要だと思っていますし、実際に職能人事ができてからは各職能が自立しそれぞれの強みを活かし、伸ばす活動ができています。
そんな中でわたしたちHR支援部は、立ち位置に悩むこともありました(今でもあります)。アカツキゲームスで輝いて働く人を増やし、人と未来・人と人・人と組織をつなげたい。そのためになにができるのか?横断的な働きは、時としてボール拾いのような仕事もあります。わたしたちの存在が、アカツキゲームスにとって正解なのか?

そんな中で、安納さんとの1on1で、私は安納さんに聞いてみました。
「安納さんは、なぜ、そんなにアカツキのために頑張れるんですか?」
すると、
「人として正しいことをしたいんです。みんなが輝いて働けていることは、絶対的に正しいことじゃないですか」
と返ってきたんです。

衝撃を受けました。(かっこよすぎませんか?)
人として正しいこと。本当にその通りで、私は自分が「アカツキゲームスにとっての正解」に囚われすぎていたことに気づきました。
たぶん、正解はない。やったことを正解にしていくしかないんです。それでも、人として、人間として正しくあろうとすることは時代や場所が変わってもずっとずっと変わらないし、もしそれが組織にとっての正解じゃなかったとしても、自分自身が信じる正しいことをやりきることが自分の支えや原動力になる。
安納さんの一言で、本質的に大事なことにようやく気付くことができ、視界が一気に晴れた感覚を今でも覚えています。


正しいことをするために

某ドラマで「正しいことをするためには偉くなれ」というセリフがありましたね。
アカツキゲームスでは偉くなる必要はないかもしれませんが、少なくとも周囲の信頼を積み重ねていくことはとても大事だなと感じています。
困った時には助け合う、嘘やごまかしがない率直で愛あるフィードバックをする、などなど…信頼を積み重ねることも結局は全部「人として正しいこと」につながっているなと思います。
悩むことも、難しいなと感じることも、うまくいかないこともたくさんありますが、もう自分はあの時のような何も信じられない状態になることはないだろうなと確信しています。人として正しいと思うことは、自分が自分であることを支えてくれるから。

これからもわたしは変わらずアカツキのことが大好きという思いをベースに、働いているみんなが輝いて頑張れるように支援していきたいし、もっともっと良い組織にしていきたいと思っています。
そのために、人として正しく生きていきたい。
そうすればきっと、最後には「頑張って生きたな」と思えるんだろうな。

この記事は、『アカツキグループ人事アドベントカレンダー』 の 14日目の記事です。 前回は北林さん の「Engineering Officeと1on1」でした。

アカツキグループ人事アドベントカレンダー
【 クリスマス限定 】12月1日〜12月25日にかけて、毎日更新、アカツキグループでヒト・組織にまつわる業務に従事する人事たちが、リレー形式で投稿します。
記事を読んでアカツキが気になった方は、ぜひこちらのHPへ遊びにきてください。▶︎ https://aktsk.jp/recruit/