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「好き」がもたらす自分と仕事への影響

▼はじめに

初めまして!入社して4年目になる宇津木(うつぎ)と申します。

ALE(アカツキライブエンターテインメント)のhacocoro(パーティクリエイションサービス事業部)に2020年に新卒で入社しましたが、コロナの影響があり翌年アカツキへ転籍。
総務や新規事業のチームを経て、現在はCultureチームに所属しながらLoungeチームへ半年間社内留学中です!

<Cultureチームについてはこちらの記事をご覧ください>
企業カルチャーを推進するって、どう考えたらいいのだろう

<Loungeチームについてはこちらの記事をご覧ください>
近所のおばちゃんでありたい私たち

アドベントカレンダーは今年初めての投稿となります。
何を書こうかギリギリまで悩んだ結果、今までアカツキで過ごしてきた日々を振り返って感じたことと、今の思いについても少し書いてみました。
現在自分がやりたいと思っていた事と違うことをやっていて、もやもやしている人がこの記事を読んだあとに少しでも元気が出ているといいなぁと思っています。

▼アカツキの人との初めての出会い

上記にも記載した通り、ALEには2020年に入社しました。
私が入ったhacocoroは「心震える体験を」をモットーにしたウェディングや同窓会など、様々なパーティーをプロデュースする会社でした。
志望動機は、大学4年間結婚式場でアルバイトをしていて、「人のしたい、好きという感情を形にすることって素敵!そんな仕事をしたい!」と思ったからです。

自分のやりたいことができると意気込んで入社しましたが、ちょうどコロナが直撃。
パーティーはもちろん、普段の生活も脅かされるほどの影響力でした。
入社式もリモート開催となり、社会人生活の雲行きが怪しくなっていきました。

ただ、そんな中で開催された入社式。正直不安しかなかったのですが、温かい社員の方々によって不安はあっという間に取り除かれました。その時に初めてアカツキの方々と関わりました。リモート開催にも関わらず、チャットと拍手している姿がたくさん見えていたのを覚えています。私が入社したのは子会社であるhacocoroでしたが、その時初めてアカツキで働いている人に魅力を感じ、好きな会社だなと感じました。

▼苦しかった入社直後

入社式直後は希望に満ちていた私ですが、その後しばらく「苦しい」という感情が続きます。

1ヶ月の新卒研修を終えた頃に上司とのMTGが設定されていました。
MTGでは研修後に働くはずだったところから2ヶ月の休業を告げられました。
入社早々休業になったことに驚きを隠せず、希望に満ちていた未来が一気に絶望へと変わりました。

「今後もしかしたら自分がやりたいと思っていたことが出来ない。」という考えが頭をよぎったのです。

休業中周りを見てみると本社で働いている同期たちは一生懸命働いていました。
「同期のみんなが頑張っている中、私は何をしているんだろう。」となんとも言い難い気持ちになりました。
そうこうしている間に休業期間の終わりが近づいてきました。
再度上司とのMTGが設定され、何を話されるかとドキドキしていると「入社した会社では働けないから本社で働くか転職をするかどっちかになる。」と告げられました。
その瞬間に涙が溢れてきたのを覚えています。

「自分がやっとやりたいと思っていたことができない。」

その現実をすぐに受け入れることが出来ませんでした。
MTGを終えてから毎日毎日頭が今後のことでいっぱいになりました。
ただ、私が人生の軸として大切にしていることに「楽しく生きる」「何事もとりあえず挑戦してみる」ということがあります。転職も少し頭をよぎりましたが、入社式の時に抱いた「好き」という感情を信じて本社のアカツキで挑戦してみようと決意しました。

▼総務と3つの新規事業での経験

意思が固まり、会社との調整も終え、6月から本社で働かせていただくことになりました。PCもあまり触ったことがない状況だったので、なんの作業をするにも一苦労という状況でしたが、受け入れをしてくれたチームの方々が丁寧に教えてくれました。急遽受け入れをすることになったと思うので色々と大変だったと思います。ここで社会人の基礎を教えていただいたと思っていて今でも感謝しています。

半年ほど経ったある日、新規PJTに興味は無いかというお話をいただきました。
「また新しいことを学べそう」と思い、すぐにいってみたいと回答をしました。
異動した先は立ち上げのフェーズだったので、資料も何も整っていない状況でした。
しかし、前のチームで教えていただいたスプレの技術を少しずつ使いながら整えていくことが出来ました。前やっていた仕事が全然ちがうものでも何かのためになるということを学びました。
そこからいくつか違うPJTを経験しましたが、どこも無駄だったと思うことは一度もなく、繋がっていないようで実は点と点が線として繋がっているんだなということを感じました。
経験が積まれているということが働く理由にもなっていましたが、何よりPJTが変わっても人間関係でのストレスが一切なかったことが働き続けられた理由になりました。
綺麗事を言いたいのではなく、アカツキは本当に良い人ばかりが集まっている気がします。良い人が集まっているという部分が垣間見えた瞬間が、次に記載する年に1回の社内イベント「Akatsuki FES」でした。

▼「好き」の融合

「Akatsuki FES」は分かりやすくいうと全社イベントになります。
会社として一見事業成果からは遠い活動ですが、中長期にわたり熱量もって健全に協力しあうチームを育む上での土台づくりになると信じてこのイベントを行っています。

雇用形態関係なく参加ができて、コンテンツ出展やステージでの演奏、フード出展などがあります。出展についても外部に発注するのではなく、社内メンバーが行います。年に一度、エンタメを創る喜びを感じる場として、社内メンバーが自分たちむけに行っている場となっています。

私はその中でPMO(Project Management Office)の役割を初めて担いました。
今まで誰かのサポートをする役割でしか仕事をしてこなかったため、やると決めたあとはかなりプレッシャーがかかっていました。
しかし、運営メンバー1人1人が自分の業務もある中相談に乗ってくれたり、支えてもらったこともあり、開催が近づくにつれて緊張感と共にワクワク感を感じることができました。なぜワクワクできたかと言うと私が1番最初に志望動機にもあげていた「人のしたい、好きという感情を形にすることって素敵!そんな仕事をしたい!」という気持ちを持ちながら仕事が出来ていたからだと思います。

当日メンバーの様子を見ていると、本当に楽しそうで生き生きとしている空間が広がっていました。
後日参加者の方にアンケートを実施し、結果をみてみると約90%近い人が「楽しい思い出ができたり人や組織への好意的感情が生まれたり、ゆっくり話す機会や新たな繋がり生むことができた」と回答してくれていました。

自分の「好き」と周りの「好き」が重なることで素敵な気持ちになることが実感できて、私にとってあの日は長いであろう社会人生活の中でも忘れられない1日になると思います!

Fes終了後の運営メンバーの集合写真

▼人や仕事に対しての"好き"がもたらすもの

入社4年目の現在の私は志望動機としてあげていた「人のしたい、好きという感情を形にすることって素敵!そんな仕事をしたい!」という気持ちを持って働ける環境で日々楽しく働いています!
入社直後に感じていた絶望感からは想像もできませんでした。

今自分のやりたかった事とちがうことをやっていて、「この仕事をやっていて本当にいいのかな。」と思っている方がいらっしゃったらお伝えしたいです。

その環境に1つでも好きなものがあるのならば続けてみてください。
全く違う領域の仕事をしてもどこかで必ず繋がっているし、自分のためにもなります。
そしてどこかで自分のやりたかったこと、または新たにやりたいことが見つかる場面がきっときます。
その時の貯金だと思って色々なことを経験しましょう。
自分のやりたいことと違っていても働いている人が好きならばきっと頑張れます。大丈夫。

私は現在様々なことに挑戦させていただいています。
今までは考えもしなかった視座で物事を見たり、企画を進めたり振り返ったり、人をまとめたりと慣れないことばかりで「私にできるのか?」と不安に思うことも多々ありますが、頑張れているのは大好きなアカツキで働いているメンバーのために何ができるかということを考えられているからだと思います。
よくアットホームな会社などと言いますが、アカツキはなんとも言い表せない魅力と素敵なメンバーがたくさんいる会社だと思っています。
私はそんな大好きなアカツキとメンバーのために「人のしたい、好きという感情を形にすることって素敵!そんな仕事をしたい!」という気持ちと「好きな人たちのためにどう力になれるか」を考え、成長し続けたいなと思っています。

この記事は、『アカツキグループ人事アドベントカレンダー』 の 12日目の記事です。 前回は江畑さん の「聴く力」は「たのしいは最強」への道」でした。
アカツキグループ人事アドベントカレンダー
【 クリスマス限定 】12月1日〜12月25日にかけて、毎日更新、アカツキグループでヒト・組織にまつわる業務に従事する人事たちが、リレー形式で投稿します。
記事を読んでアカツキが気になった方は、ぜひこちらのHPへ遊びにきてください。▶︎ https://aktsk.jp/recruit/