見出し画像

日本代表 第2戦、日本VS中国をレポート(サッカー カタール・ワールドカップ・アジア最終予選)

注目データ日本代表のシュートは18本(枠内は3本)
中国のシュートは3本(枠内0)
※日本は決定機を一度も作らせない守備で、完封した。
ボール支配率は日本が70%、中国が30%だった。

オマーンとの初戦に0-1でやぶれ最悪のスタートを喫した日本代表。
初戦の緊張感、コンディションの不良、心身共に好調とは言えない選手も多く、日本代表本来のスピードやコンビネーションはなりをひそめ、中央を固めるオマーンのゴールをこじ開ける機会はなかった。
球際の厳しさ、走りかつ勝利への執念も見えず、全体的に重い雰囲気のまま、カウンターでやられてしまった。
前回の最終予選も第一戦を落した日本代表。それでも、最終的には6勝を挙げて1位突破を決め、初戦に負けたチームはW杯出場は過去にないというジンクスを打ち破った。
今回はどうか…。


第2戦、中立地域カタールで行われるアウェー扱いの第2戦、グループのなかでは実力的に劣る中国には、絶対に負けてはならない戦いになった。
負ければ、森保監督の交代論が噴出する一戦でもあり、単純に星を落とすとW杯出場となる2位までの突破が難しい状況に追い込まれるのは明白だった。
結果は伊藤のクロスに合わせた大迫の値千金の1点をまもりきった。
(オフサイドだったが)大迫は誰もいないゴール前での決定機を外すなど、本調子とはいえなかったが、ストライカーはゴールを取ることが仕事で、見事に役割をはたした。

積極的なプレーでけん引したのがスピードある伊藤で、攻撃だけでなく、守備でもGKまでチェックに行くなど、アグレッシブな姿勢でチームに活力をもたらした。久保はやはり攻撃面では才能あふれるのは間違いなく、ポストに当てる惜しいシュートなど得点はうまれなかったが、数回チャンスメイクもしており、スタメンで育てていってほしいと思うファンも多いだろう。南野が戻れば、競争になるだろうが…。

この試合、前半は5-3-2できた中国。ブラジルなど帰化選手を4人もかかえている。しかし、一戦目で豪州に0-3で負けた中国は、あきらかに自信をうしなっていた。
昔の日本が強豪国と戦うように、完全にべたひきで、11人が自陣の前で守備をしていた。
しかも、ハーフラインを超えてもすぐにチェックにはこないので、日本代表は敵陣でゆうゆうとパス回しができ、ペースをつかんで、良い攻撃が続いた。一戦目を負けて流れが悪かった日本代表にとっては、かなり助かる戦術だった。

第2戦、中立地域カタールで行われるアウェー扱いの第2戦、グループのなかでは実力的に劣る中国には、絶対に負けてはならない戦いになった。
負ければ、森保監督の交代論が噴出する一戦でもあり、単純に星を落とすとW杯出場となる2位までの突破が難しい状況に追い込まれるのは明白だった。

結果は伊藤のクロスに合わせた大迫の値千金の1点をまもりきった。
(オフサイドだったが)大迫は誰もいないゴール前での決定機を外すなど、本調子とはいえなかったが、ストライカーはゴールを取ることが仕事で、見事に役割をはたした。
積極的なプレーでけん引したのがスピードある伊藤で、攻撃だけでなく、守備でもGKまでチェックに行くなど、アグレッシブな姿勢でチームに活力をもたらした。久保はやはり攻撃面では才能あふれるのは間違いなく、ポストに当てる惜しいシュートなど得点はうまれなかったが、数回チャンスメイクもしており、スタメンで育てていってほしいと思うファンも多いだろう。南野が戻れば、競争になるだろうが…。

この試合、前半は5-3-2できた中国。ブラジルなど帰化選手を4人もかかえている。しかし、一戦目で豪州に0-3で負けた中国は、あきらかに自信をうしなっていた。
昔の日本が強豪国と戦うように、完全にべたひきで、11人が自陣の前で守備をしていた。
しかも、ハーフラインを超えてもすぐにチェックにはこないので、日本代表は敵陣でゆうゆうとパス回しができ、ペースをつかんで、良い攻撃が続いた。一戦目を負けて流れが悪かった日本代表にとっては、かなり助かる戦術だった。

防戦一方とは、昨日の前半、中国にあてはまる内容だった。後半にはいり、中国は4-4-2の基本戦術に戻し、攻撃もみせた。
日本からするといきなりギアがあがって、というか前半引きすぎていたため、中国の攻撃への対応にやや苦慮した。
互いに攻める後半になったが、日本代表も決め手をかいた。
まだ、攻撃はうまくいっていない。
森保監督はかなり慎重な采配をするタイプで、交代もどちらかといえば保守的で遅い感じだ。
交代した選手がうまく機能していなかったのは心配な点だ。
正直、後半はしびれる展開で、日本代表は追加点が奪えず、嫌な流れだった。
流れと言えば一戦目の最悪のスタートの流れが、まだ続いていたのだろう。それでも、勝ったことが大きく、これでまだまだ立て直せる状況になった。3戦目サウジアラビア、4戦目豪州、日本を合わせてこの3か国がやはり出場権を争う本命だから、前半戦の山場は10月となるだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?