見出し画像

夏は甲子園、実家のテレビで四季を感じる

春はセンバツ
夏は甲子園
秋は飛ばして
冬は箱根駅伝

実家のテレビで「夏が来たな」と感じるし、「夏が終わるのか…」と少し寂しい気持ちにさせられる。季節の移ろいはあっという間。

これはもう完全なるスポーツ観戦ジャンキーな父の影響だ。幼い頃も帰省する時もなんやかんや実家のでかいテレビの前で手汗握って見守る自分がいる。

そんな中での夏。甲子園の季節がやってきた!


⚫夏の甲子園の季節到来!


各都道府県の大会を勝ち残ってきた高校生たちが、甲子園を舞台にして頂点を競い合う。熱い戦いが毎日日夜繰り広げられていると思うとそわそわする。地方大会で一番となった高校同士が対決する。実力は同じもの同士の試合になるのだから、9回裏になるまでの試合展開が読めないのが甲子園の醍醐味だし興味深いところである。どれだけ序盤に点を重ねてても、安心なんてひとつも出来ないのだ。起爆剤ひとつでもあれば試合展開は容易にひっくり返るし、目を離した隙に「エッ逆転したの!?」と驚かされることが多々あるのが見るのを辞められない。

お盆期間に帰省すれば、朝から各試合の様子をテレビで確認できる。今年も実家に帰った4日間は、テレビでほぼ甲子園しか見てなかった。なかなかに熱い。けれどもお盆前後に展開される試合は、朝から晩までテレビに齧り付いての視聴は出来ない。

そんな時の救世主、『熱闘甲子園』である。

⚫『熱闘甲子園』を通して夏の甲子園の解像度が上がる


開幕から決勝まで毎日、テレビ朝日にて放送している『熱闘甲子園』。何が良いかって、試合結果だけでなくて1試合・1試合に起こるドラマや球児たちの甲子園までの道のりなどピックアップされて興味深い。

見逃し配信もされているので、空き時間に見ては各高校ごとの解像度が上がって「どこも決勝進んで欲しい〜」となるほどにファンになる。

試合だけでなくて、各高校の個性を引き出そうとする取材の丁寧さが伺える。試合ひとつ始まれば「勝ち負け」が出てしまうけど、来年に向けて今度は地方大会からあの高校は勝ち上がったのかなんて気になるほどに印象に残る。


そして『熱闘甲子園』といえば、放送最終日に放映される「大エンディング」は見逃せない。「大エンディング」とは毎年決まる甲子園のテーマソングの曲に合わせて、開会から決勝、閉会までの今年の甲子園を総括したような映像である。これがまたグッとくる。

各試合で起こった名場面、取材で光った球児たちの素顔、応援する部員やその御家族。あらゆる角度で今年の甲子園を映し出す。「大エンディング」のシナリオは予め決まってない。一日、一日展開される予測のつかない試合を通して作られていく。

一番好きな「大エンディング」は、2019年のOfficial髭男dism「宿命」に乗せてのエンディングだ。令和初の開催、思いを届けたホームラン、未来の甲子園出場選手へのバトン…4:36に込められた2019年の甲子園がギュっっっと詰まった忘れられない「大エンディング」だ。

「大エンディング」をみると今年も夏が終わったな…という気持ちにさせる。それだけに甲子園の幕を閉じるのに一役買っているひとつの楽しみである。今年もドラマだらけな試合。果たしてどのように結論づくのか。今からそわそわしてる。


⚫これからの甲子園


また明日から『熱闘甲子園』にお世話になる毎日を送ることになるが、どうか連日続く酷暑に気をつけて欲しいと願う。甲子園の美談としてこれまで語り継がれていくドラマはいくつもあるけれども、近年の暑さは規格外であると思う。ことしから5回終わった段階で10分の休憩を挟んでいるようだけれども、暑さだけの負担は計り知れない。

大レジェンドの松井秀喜さんも危機感持った発言もされていたので、甲子園に出るというひとつの夢も出場選手たちの体も守れる策を講じてもらえたらといちファンとして動向を見守っていきたい。

#高校野球を語ろう


この記事が参加している募集

高校野球を語ろう

気になる書籍📖を購入させてもらってnoteで更新もしくはnote執筆で訪れるタリーズ☕代として使わせていただきます😋