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ラン活は婚活みたいなもんだった

ラン活って必要なの?

長男5歳、年中さん。気づけば来年の4月には小学生~!?
え、これはもしかして、そろそろラン活ってやつを始めなきゃなカンジ・・・?同じマンションのママ友さんに、それとなく探りを入れてみたら、熱心なママさんたちは既に展示会に行ったり、カタログ取り寄せたりしてて、4月にはもう決めておかなきゃ!!な雰囲気らしい。
年長さんの年末でもヨユーで買えるよ~なんて言ってる小学生ママもいたりして、いまいちやる気が起こらなかったワタクシ。

そんなある日、買い物で近所をチャリで飛ばしていた私の目に、色とりどりのランドセルを並べたお店が留まった。「おりじなるぼっくす」という店名であることを確認し、ネットで調べてみるとランドセルのフィッティングを行っているお店らしい。

「分からないことは、プロに聞け。」

がモットーの私は、早速お店に来店予約をして乗り込んだのでありました!

3X歳、ランドセルを背負う。

おりじなるぼっくすさんは、完全予約制で 1 組 1 時間の枠を取ってくれるスタイル。来店後、早速3種類のランドセルを背負わされ、2キロの重しを入れて歩かされる長男(笑) 身長 107cm、ランドセルに背負われている感とはこのこと。。
それぞれのドコが長男の体格にあっていない、あっている、というのを丁寧に説明してくれて、あっていないのを背負った時は二宮金次郎さながらな歩き方でフラフラだったのが、一番フィットするのを背負ったらなんと店内を走り出した!こりゃすげい!

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「軽いランドセルと重いランドセル、どっちが良いと思う?」

店員さんに聞かれて、そりゃ軽いほうでしょ!って答えた私に、「ちょっと背負ってみて」とランドセルを背負わせる店員さん。この歳でランドセルを背負うとは…!!記念に写真撮っておけばよかった(笑)

・身体にあっていないけど、軽いランドセル
・身体にあっているけど、重いランドセル

この 2 つを比べてみる。大人が背負っても、身体にあっているやつは楽だ!
大人より筋力が無い子どもにとっては、重いランドセルをいかに身体に負担なく背負えるかが、とっても大事らしい。なるほど。
(重い、といっても 300g 位の差なので、2キロの教科書類を持ち歩くことを考えたら誤差の範囲の気もする)

店員さんの熱いランドセルトークがさく裂し、長男はすっかり飽きたモード・・・。でも、ランドセル選びの指標を余すことなく教えてもらったので、せっかくだからシェア♡

・本革・合皮、見た目で分かる人、ほとんどいない。皮にこだわる必要なし
・子どもはデザインしか見ていない、親が選びたいのであれば、まず親の方が明確な基準を持ち、子どもに選ばせる範囲を厳選する
・「自分で選んだ」という納得感が無いと、後々で「こんな色 (デザイン) やだ~」となる場合も。
・身体に合うことが需要なのは 2 年生くらいまで。それ以降は体格も大きくなってきて、どのランドセルでも大差ない。この 2 年をどう捉えるか。
・人気のあるランドセルは希少性に価値が生まれている。本当に子どもの身体にあっていて、楽なものかは分からない。(ほとんどのものは、身体の負担を軽減する仕様になっていない昔ながらの作りらしい)


体格にあったのがいいよ!とは聞くけれど、6年間でどんどん変わるし意味ないんじゃない?って思っていたので、2 年生までの話というのはとてもしっくりきた。たかが 2 年、されど 2 年。毎日使うものだから、どんどん成長する時期に身体に負担がなるべく掛からないものを使わせてあげたいな。

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というわけで、長男の身体にあうメーカーのものから、いくつかのデザインを背負ってみる!完全に飽きたモードだった長男、お店の人が「鬼滅カラーだよ~」と言って渡してくれたランドセルを見るなり、目がキラキラ光り出すw 「絶対コレ!コレがいい!」と、他のはもはや目に入らないもよう。これが店員さんが言っていた「ロックオン」状態か・・・

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黒×黄緑。内側の黄緑は鬼滅ブームが去っても使えそう。(どちらかというと、仮面ライダーゼロワンカラーな気も)
とりあえず、まだまだ全然急ぐ必要はないよーとのことなので、もう少し長男が大きくなる今年の夏あたりにまた行くことにして、お店を後にした。帰り道も「ランドセルのことが頭から離れない~」と、ランドセルへの恋心を募らせる長男。。。こりゃ確かに、すんごい親の趣味にあわないランドセルにロックオンされた日にゃ大変だわw

ラン活とは婚活のようなもの

店員さんの言葉で印象的だったのは、
「ラン活っていうのは、ランドセルを買うまでじゃない。
ランドセルを6年間どう使うか」

ってこと。

男の子なんて特に、ランドセルを投げる、踏む、乗る、6年間持たないなんて声も聴く・・・。安いランドセルや、軽いランドセルはその分強度が弱いものも多いとか。本革のランドセルを使うなら、1年に1回は皮のメンテナンスをした方がいいらしい。子どもの成長にあわせて、ベルト長を適切に調整するのも大事。6年間使うことを考えて、親も子ども自身も納得感と愛着を持って使えるものを買いたいな。

なんか婚活と同じだなぁ。結婚するまでじゃなくて、結婚してからが勝負!みたいな…。

ランドセル、どうやって選べばいいの~!?という方、お近くにおりじなるぼっくすさんがあれば行ってみてはどうでしょう。この記事がラン活のお役に立てばうれしいです!



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