初めての科目合格

7月に「法学」の科目試験を受けました。

この時の印象通り、「私にしては上出来」だと思いますが、
B
の評価を得る事ができました。

決して、私が賢い訳ではなく。
法学の領域について、充分な修得が出来たと誇れるわけでもなく。

あくまでも、”「科目試験に合格」というラベルを貼る事ができた”という事だと思っています。

科目試験合格を念頭にして学習すると、どうしても教科書の通読時でスキップする部分が生じます。「試験合格のための学習」と「知識を身に着け、理解を深めるための学習」では、密度や学習スケジュールには自ずと差が生まれます。

まず、試験合格のための学習について、少し綴ってみます。

試験合格のための学習 その目論見と実践

科目試験の勉強(進捗状況)
で記録した通り、私は試験の攻略法として、「きっとこの辺りは重要視されている」という点を中心に対策学習を進めました。

具体的には、以下の6つの点です。

法形成(特に裁判を通じて形成されるもの)
市民法原理の修正(社会法による修正)
法源
法律とは
憲法適合性の判断
法の解釈

これらを

1)まず、見聞きして知る(例:教科書を読む)
2)反芻して理解を深くする。
3)理解したことを図式化(マインドマップ化)する。
4)図式を脳内イメージに刷り込む。

というステップで、学習を進める訳ですが、1)と2)のステップでは、要点の抜粋ノートを作成をしながら、頭に叩き込みました。

今までの資格受験などの経験上、狙い処がズレてさえいなければは、前述の 1)から 3)を実践すればおそらく合格ラインには達する…と予感していたので。まずは予感を信じて、学習に取り組みました。

今回は時間の都合上、全ての分野に対して3)のステップを踏むことは叶いませんでしたが、「如何に脳内イメージを形成できるか」が勝負どころで、それが「試験で成果を発揮できるか」に繋がると感じています。

ここまでは、科目試験で合格できるか否か…の話で。

実際に、「時間と労力と資力を掛けて学んだ甲斐があったと言えるか」は、また別の話になると思います。

学費と時間のモトを取ること

私の場合、昨秋から今年の9月までの1年間は、「科目等履修生」として在籍しています。放送大学に在学中のWスクールなので、この方法で履修をしています。(中央大学は二重学籍はできないため)

今年の2月までは、放送大学の履修に専念していたので、中央大学の学習を開始したのは、実質3月頃からでした。

科目等履修生の場合、履修科目数に応じて、コスト(学費)が増加する事になります。なので、無理な履修計画を立てる訳にはいきません。

学びたい科目は多数あったけれど、それは ”「正科履修生」になってからのお楽しみ”に、とっておく事にして。

半年間では、どんなに頑張っても、多数のレポート提出と試験合格は無理だろうと予想して、”法学”と”民法” の2科目に絞っていました。

だからこそ、これらの科目試験の合格は「費用を回収する」上での「必達事項」だと思っていて…。何としても達成したいと思っていました。

取り敢えず、法学については科目試験に合格できたので、ひと安心ですが。

ただし科目試験対策から漏れた領域は、殆ど習得できていないような気がします。現時点で「法学はこれでOK」と考えるのは、大幅な誤解のような気がします。

スキップした領域を埋めて理解が出来たとき、そこではじめて「法学を勉強した面白さ」に気づくような気がします。

「科目試験の合格」 と 「法律をしっかり学ぶ事」 を両立させる事こそが、「学費のモトを取ること」なのだろうと感じています。

ヘソクリとは言え、大人になってから自腹で勉強をしていると
「モトを取る」
「費用対効果」
という観点が、何かと脳裏をかすめます。

資力も時間も貴重なリソースだと、切実に思っているので…そのあたりは、「親がかりの学費で 緩い意識で学校に行っていた頃」との大幅な違い…のような気がします。

ともかくしっかりと考えて、今後の履修も、地に足つけて、踏ん張っていこうと思います。

がんばれ私。

この夏、新潟旅行に出掛けて、「笹川流れ」で撮った写真 ↑ です。

動きの速い被写体(鳥など)を写真に捉えようと思ったら、連射が最適ですね…。もの凄い枚数を連射で撮影しました。

ピントは合ってないかもしれませんが、躍動感が滲んでいる気がして、これらの写真は結構気に入ってます。度々 このページで掲載すると思います♪