取り敢えず、今は道半ば。【2】

★ 行動を開始 

まずは、それまでの職務経験を活かしつつ、あらたな資格を取得して、コールセンター以外の職場で働いてみたい…という野望を持ちました。

そこで、ネットでいろいろ情報収集をするうちに、
「消費生活アドバイザー」という資格を知りました。
当時は、国家資格ではないけれど、公的資格という位置づけでした。

消費生活アドバイザー資格は内閣総理大臣及び経済産業大臣の事業認定資格だったので、企業や行政の消費者関連部門で働く場合に、ある程度は有効な資格だと思いました。

若い世代が あまり関心を示さない「消費者部門」「消費者行政」に関しては、シルバー世代になってもまだ需要がある。
つまり、働き盛り世代や若年層とは競合することのない、労働市場の中でも珍しい分野だと感じました。

平成25年度。
通信教育と、通学のゼミの両方を活用して、無事に「消費生活アドバイザー」の資格を取ることができました。その日から、いろいろと自分の可能性が広がり始めたように思います。

老いた両親が入所している老健施設への面会や 父が当時入退院を繰り返していた病院を見舞う事を想定すると、サラリーマン生活を続けるのは限界に達していました。

そこで、サラリーマン生活を脱ぎ捨てて、
非常勤で働くことを目標に いろいろと策を練ることにしました。