髪型
今の私の髪型はストレートに落ち着きつつある。一本一本がくせ毛で、ウネリやすいので、なかなか苦労を強いられる髪質ながら、なんとか毎日付き合っている。
髪で苦労すると言えば、6歳の時の私の頑固なまでの長髪に対する想いを思い出す。
小さい頃の私はいつもショートヘア。いつもいつも必ず母が美容師さんにショートヘアを依頼する。私は三つ編みやポニーテールをしてみたいのに、ばっさり切られる。
6歳の時、とうとう私は立ち上がった!
ショートヘア反対!!!
そして何を言われようとも伸ばし続けた。
髪を洗う係の父、乾かす係の父。父は突如として夢見る少女の犠牲者に成り下がってしまった。父は私ではなく、母に猛抗議。しかし母は「ほっとき」その一言。私はこの「ほっとき」というセリフを母からよく聞いた。呆れて放置されているというより、母は私が失敗は自分で経験しないとわからない子どもだから「ほっとき」、というスタンスの持ち主だった。
そう、私のこの計画は完全なる失敗。母にはお見通し。
伸ばせば伸ばすほど髪は爆発し、可愛さからは無縁の髪型ワールドへと突入していく。
三つ編み? 何それ。
ポニーテール? えっ?何それ。
えっ私の髪型?縄文人スタイル💕
幼稚園の集合写真の私の髪型はベートーベンか、縄文人かの勢い。
それをみた私は速攻で美容院へ。
母の勝利の巻でした。母強し🤱
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