普通のOLが本を出版した理由

ブログに書けるほどのお役立ち記事ではないけれど、将来のために書いていきたいなと思ったことを書き始めました。

こんにちは。マツドアケミです。

「将来のため?!」と言うのは、私は「文章を書く」ことで生計を立てたいと言う思いがあり、OLを辞めました。

もともと起業思考が強いわけではなく、ただ、逆に、会社という組織で成長していけるタイプではなかったので、結果、起業したというところはあります。

当時は「起業する」とか「会社を作る」とか、そういう思いよりも、ただ「自由」な「時間」と「自由」に生きても「大好きな旅」ができるぐらいの「お金」を手に入れたいって思っていただけです。

でもどうやったらできるかな〜って、普通のOLだった私には全く想像ができませんでした。

「独立する」とするということでいうと、「雑貨屋さん」を開業して独立する!

と最初は考えていて、そのために雑貨屋さんを運営している会社に転職し、雑貨屋さんを開業できるノウハウを得たのですが、まだネットでお店が開けるような時代ではなかったその頃、そうですねぇ、、、だいたい20年前(わ〜めっちゃ前だわ!笑)は開業のために場所を借りる必要がありました。

物件を借りる費用、雑貨を仕入れる費用。それだけでも結構な金額ですよね。

100万円ぐらいの売り上げを作ろうと思っていたら在庫は2〜300万円は必要だしね。

そして頑張って1ヶ月に100万円を売り上げても、仕入れた雑貨から得る利益は40万円ぐらい。その40万円で家賃を払って、次の月の仕入れをして・・・って考えたら自分のお給料はOL時代ほどは稼げません。

ということで「雑貨屋さんになる」はOLをやめる頃、頭の片隅に追いやられていました。

が、会社を辞めようと思い始めていた時に、ふと思ったことがありました。

「雑貨屋さんになりたい人っていつも同じことを聞くよね?! ということはそれを知りたい人がたくさんいるということ? だったら本にしたらいいかも?!」

そこで出版社さんに電話をしました。

「本を出すのにいくらかかりますか?」って。

そしたら電話に出てくれた方が「いえいえ、内容がおもしろかったらお金はかかりませんよ」って答えてくれました。


そして「企画書送ってくださいね〜」と言われたのは「は〜い!」(ここまで明るくはなかったけれど)、企画書をファックスで送りました。

そしたら一週間後に編集長さんから「おもしろいから本を出版しましょう」って!

当時の私はOLさんでしたので、編集長さんが会社に来てくれて「この人、本を出しますが、大丈夫ですか?」と確認してくれました。

印税が発生するので、副業になるとかならないとかね。

ということで1冊目の著書は1999年12月に出版となりました。

本など書いたこともないし、文章がめちゃくちゃ得意だったわけでもありません。なのに執筆中は、まるでパソコンの中に入っちゃうんじゃないの?というぐらい集中して、ワクワクして、それが止まらなかったのです。

そして思い立ちました!

本を書いて生活しよう!って。

その勢いで会社をやめました。その続きはまたゆっくり書いていきます。


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