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出会うタイミング

大人になってからも意外と友達はできる。

最近よく会ってる友達の1人がそうだ。
元々の出会いはアパレル店員さんと客。
私がそこのお店によく通っていて話してるうちに仲良くなって。
でもプライベートで頻繁に会うようになったのはその子がお店を辞めてから。それまでは店員とお客さんの一線がどこかにあったからどこか遠慮してたって後々言われた。


今では持ってた資格を活かしてアパレルとは全く違う業種で働いている。それで休日も合うようになったのも大きいのかな。

その子と話していてよく言ってるのが、きっと学生時代に同じ学校やクラスだったとしても私たち友達になってないよね、ということ。
いわゆるグループというものが違ったよね、って。

社会に出てすごく気が合う人や価値観の合う人に出会うともっと早く知り合ったてたかったな、って思うことあるけど、このタイミングだったからこその出会いだな、と。

それは人間関係だけじゃなくて音楽や映画にも言える。
すごく素敵な作品に出会えたときに、もっと早く知ってたらあの時のあの辛い時期にこっちの答えにしてたかも、なんて思う時期もあった。
だけどきっとピタッと合う瞬間に出会うようになってるのだと思う。


だから逆も然りで。離れてしまった関係も振り返ったときに今ならあの選択はしてない、と思えてもその時その時の選択に間違いはない。
離れてから目に見える進展がとくにないと過去を後悔しがちだけど過ぎたことは美化され、辛かった記憶が薄れていくから仕方ないのだ。
憎しむことなく離れたのなら尚更。
きっと繰り返しても同じ結末を迎える。

後悔するということはあの時には気付けなかったことに時間をかけて気付けたからこそ。
気付けたことがひとつの成長だと思う。
だからこそその後悔は過ぎた過去に残さずに、これから出会う未来に向けて。

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