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余裕のある朝に考えたいろいろ

とにかく今日は良い朝になってほしかった

早朝に、あと少しで読み終わる本をカバンに入れて
お気に入りの近所のカフェに行ってきた

ずっとリモートワークだから、なるべくプライベートの時間を増やしたくて
朝はいつも仕事はじめるの2時間ほど前に起きて、日記書いたり本読んたり
夜もいつものんびり過ごしている、自分の時間は十分確保している
それでも、日常の中のモヤモヤは
そんなかんたんに消えるもんではないと感じている
いったいどうすればいいのか、私には何が足りてないのか

自分は、いったいどんな生活を送りたいのか
満足とは言えないけど、現状に不満はない
楽しいときは時々あるし、苦しい時間はあまりない
でもなんだかモヤモヤしている、こんな気持ちってなんでしょう

カフェに行く途中、歩きながら頭の中にそんなことを考えていて
たくさんの通学中の小学生たちとすれ違って
そしてカフェにたどり着いた

大好きなラベンダーレモンバウンドケーキとコーヒーを注文し
はじめてひとりでカウンター席に座った
店員さんはコーヒーを私の目の前に淹れて
淹れながら丁寧にハンドドリップコーヒーの淹れ方を教えてくれました

お湯をかけて蒸らして、待っていた間に
何回か、店員さんと一緒に窓外の景色を見る時間があった
こんな余裕のある時間を持っているのは、今の私の最大な財産かもしれない」、なんとなくそう思えた


今朝ようやく読み終わった本は、湊かなえさんの「山女日記」
湊かなえさんの作品、正直ずっと好みではなかったが
これはなかなかのお気に入りだ
しばらく目に留めのは、最後の章に書かれていた言葉

自分の足で一歩一歩進んでいると、
人生だって、自分の足で進んでいかなければならないものだと
日常生活の中では目を逸らしていた問題についても、まっすぐ向き合わなければならないような気がしてくる

自分の足で一歩一歩進んでいると」という言葉に気になっていた
私、今は進んでいるから
だから、うまくいくことも、うまくいかないことも
自分で感じていて、戸惑っている

目を逸らせず向き合うことが大事というのは
自分の足で歩いているからこそ分かってきたこと

本の中の主人公たちはみんな、日常のモヤモヤという風船を
頑張って抱えながら山頂まで歩いていた
でも山頂に辿りづいた後に
その風船を手放さないと山に下ることができない

私は多分、一歩一歩進みながら色んなことを感じている
もっと心を動かしたいから、モヤモヤしている

心が動かすと、未来は変わると私は信じたいからだと思う

お店を出たあとに、食べたラベンダーレモンバウンドケーキを思い出した
今まで一番好きなケーキかもしれません
ラベンダーの香りは、大袈裟だけど、大好きな北海道を思い出す
今年は、やはり北海道に行きたいな

北海道のことを想うと、心も少し晴れて
しっかり昇ってきた太陽の光を浴びながら
楽しく歩いて帰ってきた

良い時間、良い朝になったかはともかく
こんな考えられる時間と心の余裕に
まずは感謝すべきだと思う

こんな文書でも読んでいただき、いつもありがとうございます!