4月、5月の休日は、なんだかんだでいつもバタバタでした。友だちと会ったり、勉強したり、ボランティア活動やイベントに参加したり、とにかく忙しかった。

そんな中、ありがたいことに、2回？3回？くらい、ひとりの休日がありました。「あぁ、今日はとても良い休日だった！！」と思えるような良い休日。

実は、極普通だけど、これはもう、わたしの中の「最高な休日の過ごし方」になっています。

それは、自転車に乗って、家から少しだけ離れた街に行くこと。
本当にそんなに離れてなく、徒歩だとちょっとキツイけど、自転車だと10〜20分くらいすぐに行ける場所。わたしの場合だと、二子玉川から等々力辺りになります。

今都内だと、レンタルサイクリングもあるわけで、自転車を持たなくても便利な世の中に感謝。

自転車に乗って、二子玉川の蔦屋に行って2〜3時間ほどひたすら本を読むか、静かな住宅街にあるカフェに訪ねて、ひたすら本を読む（一緒じゃん）、両方とも取り入れるのも良いと思います。

自転車に乗りながら見る街は異常に綺麗に見えます。樹々と風の音がよく聞こえて、綺麗で立派な一軒家、たまに見かけるシェア畑とお花屋さんが目の保養になります。

いつもと少し違う光景だけど、とても馴染みがよく、居心地が良い場所に、好きなことをするのが、好き。

二子玉川の蔦屋はとても広くて、2階もあるので、本はたくさんあるし、照明が少し暗めなところが好きで、より没頭できる。何冊の本を読むではなく、情報収集みたいな感じで、ほぼ全ジャンルを一遍見回って、興味がある本を手に取って見てみる。本屋は、選べるニュース番組だと思います。

住宅街にあるカフェは、良い意味で、まだ完全にインスタ映えに侵食されておらず、ここに来る人はほぼご近所の方や、お散歩しに来る方、テイクアウトや手ぶらで来た人が多く、食べ物を写真撮る人はあまり見かけない。

わたしは基本的に本や自分のメモを書くことにひたすら没頭するけど、顔をあげると、周りはちょうど良い賑やかさ、穏やかな雰囲気が流れていて、それもリラックスができた気がする。

こういう休日は、一日でも増やしてあげたい。もちろん、他にやりたいこともあるし、たまには家にゴロゴロでもしたい、会いたい人にも会いたい。でもこういう時間の中に、本当の自分になれているかもしれないと、つくづくと思えてきました。