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ヨシタケシンスケ展に行ってきました。

こんにちは。akiです。
先日、絵本作家のヨシタケシンスケさんの展示会に行ってきました。
オススメのヨシタケさんの本や、感じたこと、
展示会の様子などお伝えします。


ヨシタケシンスケさんを知ったきっかけ

ヨシタケシンスケさんは神奈川県出身で、イラストレーターおよび
絵本作家として活躍されています。

私が初めてヨシタケさんの作品を知ったのは、こちらの作品でした。

この本がとても話題になったことがあり、立ち読みしたのですが、
その時は、子供向けの本と思って、あまり興味をもてなかったのです。

オススメ本「にげてさがして」

そんな私が、こちらの本に出会ってから、
ヨシタケさんの大ファンになりました。

絵本なので、すぐに読み終えることができます。
でも、1つ1つの文が、とーっても深く考えさせられます。

この本の中でこんな言葉があります。

にげることは はずかしいことでも
わるいことでもない。
きみのあしは「やばいものからにげるため」についてるんだ。

「にげてさがして」 

もうひとつきみのあしにはやくめがある。
それは、「きみをまもってくれるひと」「きみをわかってくれるひと」をさがして、そのひとのところにいくため、だ。

「にげてさがして」 

ひどいひとからスイスイッとにげながら
だいじなひとを だいじななにかをさがしていこう

「にげてさがして」 

これを読んで、心がじんわり温かくなったし、
勇気づけられた気がしました。

「足」の捉え方も秀逸です。

ヨシタケさんの子供から、大人まで、共感できる
深い感性が大好きです。

また、世間であたかも常識・当たり前になっていることに
ちょっと釘をさしてくれるところも大好きです。

「逃げる」ことについて、世間では

最後まであきらめていはいけない
逃げたら終わり
逃げたら負けだ

こういったネガティブな捉え方が
ずっと日本の社会には残っていると思います。

ここ数年になって、少しずつ
逃げることのポジティブな側面が言われるようになって

辛かったら逃げてもいいんだよ
嫌な場所から逃げるのは当たり前

という言葉も見かけるようになりました。
時代と共に考え方、物の見方って変わってくるんですね。

私は長続きするのが苦手なタイプで
嫌になったらすぐ逃げていました。
逃げていることについて怒られたり、責められたりしたことは
何度もあり、罪悪感を感じていました。

ものすごく悪いことをしたような感覚でした。

でも、大人になって
嫌なことが続けられないのは当たり前だし
逃げていいよね。
逃げて、自分が楽になったり、幸せになる方が大事でしょと
思うようになりました。

だから、この絵本に
本当に共感したし
ヨシタケさんに感謝の気持ちでいっぱいです。

ぜひ一度、本屋さんで見てみてください。
心がふっと軽くなるかもしれません。

展示会の様子

新潟会場に行きました。新潟駅周辺から10分ほどでした。
駅周辺は工事中らしく、ちょっとごちゃごちゃしていました。

ポスター見てウキウキ。

会場に到着。受付に行くと
さっそくヨシタケワールドがちらり。

私も楽しみにしてたよ!

チケットを購入して、早速、展示室へ。
展示室は、大人から子供まで楽しめるしかけがたくさんありました。
写真もほとんど撮影OK。どんどん撮影することができて嬉しかったです。

後ろ姿もかわいい


外国語に翻訳されたものもたくさんありました。

この他にも、ちょっとしたアトラクションや
かわいい展示がたくさんありました。
本当に大満足な展示会でした。

気になった絵本もたくさんあったので
またいろいろ読んで、笑ったり、感動したりしたいです。



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