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Writing Salon “written”

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“written”は、「書いて、表現する」をコンセプトに、書く技術の向上を目指し、楽しく、時に産みの苦しみを味わいながら、己の文章を書いていく場所です。文章にまつわるコラムをお読… もっと読む
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記事一覧

なぜ人は“今あるもの”を数えるのか

私の読書記録によると、「自己啓発本にはおおよそ同じ内容ばかり書かれている」と気づいたのは…

玄川阿紀
2か月前
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【お知らせ】再春館製薬所様のWebサイト『読み薬』に、私の言葉が掲載されました!

とってもお久しぶりなハッピーなご報告です♡ あっ、もしかしてnoteでは新年のご挨拶がまだで…

玄川阿紀
3か月前
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32歳のスクラップアンドビルド

「あきちゃんは引き出しが少ない」 ――と、ライターの佐藤友美さん(以下、さとゆみさん)に…

玄川阿紀
6か月前
77

書くために生まれてきたんじゃなかった。

……と、思うようになったのは、春先のことだった。 いや、春先ではなかったかもしれない。心…

玄川阿紀
7か月前
67

7年間ありがとうございました!公式LINEからニュースレター『Medy』へお引越しのお知…

2023年上半期。こんなにも「文章」――もとい、「書くこと」に向き合うことになるとは思ってい…

玄川阿紀
7か月前
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「自分語りは世界を救う」という話。

これらは、私の書いたnote『学年トップの女の子が第一志望の大学に落っこちた話。』に寄せられ…

玄川阿紀
1年前
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「諦めの悪さ」を教えてくれた物語

「もう無理」 生きていると、こう思うときがある。直近で私の心が折れたのは、コンテストに応募した小説が落選したときだ。半年もの時間をかけて書き上げた小説が無に帰すのは、ショックが大きい。子どもの頃から追いかけ続けている作家になるという夢を、私はもう諦めるべきなんだろうか……。 落ち込んだ私の心を支えてくれるのは、いつも『テニスの王子様(以下テニプリ)』だった。テニプリは、中学校のテニス部を舞台にしたスポーツ漫画だ。試合に負けた選手が這い上がっていく様が描かれているから、何度

過去の自分に言葉をかけるとするならば――映画『すずめの戸締まり』感想文

「さあ、目を閉じて。 頭の中で、3歳の自分をイメージしてください。その子は、どんな顔をし…

玄川阿紀
1年前
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お前の土俵に私を上げるな。

「あるライターに勝ちたい」 もう何年も前の話だけれど、知人のブログにそう書いてあった。「…

玄川阿紀
1年前
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デザイン未経験の私がCanvaで見出し画像を作ってみた話

昨年の夏から、noteの見出し画像をCanvaで作っています^^ 以前、私はデザイン事務所に勤め…

玄川阿紀
1年前
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幸せは半熟卵のお味

「人の生きる目的は、幸せになることなんだよね」 3年ほど前だろうか。いつも聴いているラジ…

玄川阿紀
1年前
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「すき」の気持ちは量れない。

ここ数年、自分自身に「本当に書くことが好きなんだろうか?」と尋ね続けていた。 noteに書く…

玄川阿紀
1年前
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長編小説の執筆に役立ったものリスト🖋️

小説投稿サイト「エブリスタ」に長編小説『0組の机にポエム書いてるの私です!』を応募しまし…

玄川阿紀
1年前
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私が会社で働く理由

起業やフリーランスなどの会社に雇われない働き方は、ここ数年でメジャーな選択肢の一つになった。私の周りにも、フリーライターやサロン経営者、占い師をはじめ、組織に所属しない働き方をしている人は大勢いる。 会社で働く私は、自営業の友人・知人らから「フリーになりなよ!」と勧められることが少なくない。でも、その都度、私はこう返す。 「会社で働くほうが好きだから」 ___ かくいう私も、副業として、働き方に関するセミナー・セッションを開いたり、ライティングの仕事を請け負ったりして