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【読書感想】わたし、繊細さんかも


繊細さん。


もう少し早く気づけていたらなぁ〜


繊細さんとは、HSP(High Sensitive Person)
日本語では「気付きすぎて敏感な人」だそうで

HSPやで!って言われるより、

繊細さんやで!の方がなんか優しさを感じ、
受け入れやすくなった感覚があります。著者の優しさネーミングセンスが穏やかに受け入れる器を下さいました。

この本に記載されてる、
HSP診断をやってみたところ、
「12個あてはまったら繊細さんですよ!」項目のうち、
16個あてはまりました。

私は人が多い場所が苦手です(不特定多数すぎる人々と会う仕事をしていますが、)ほんとに苦手です。
電車とかの雑音があるとそわそわしたり、
人の視線などが必要以上に気になったり。

ついでに言うとめっちゃ人見知ります。でも、初対面でも喋れます。
「ずっとなんでやろうなぁ」と思っていたのですが、この本が解決してくれました。

なんでもHSPの人は空気を察しやすいのだとか
「どうりで仕事をすると、疲れるわけだ」と妙に納得しました。

人見知りはするけど、相手が何も喋らないと「喋った方がいいかも」と空気を察して、急に話を回そうとしたり。MC役のようなものを自分から買って出てしまう。(苦手なのに。)
だから仕事でいろんな人に会っていると、相手の感情やこれから起こる事を
ついつい予測してしまって、めちゃんこ疲れる

昔、空港でチェックイン業務をしていた事がありますが、
「あ、あの人。飛行機に乗り遅れたんだな。」な様子は80M向こうの歩き方(もしくは走り方)でわかります。
決してベテランになったから気づくようになったわけではなく、入社した時からずっとです。

そんな現象が続くもんですから、

「色々観察しすぎなんちゃうかな」
「人のこと気にしすぎかな」
「他人の目を意識して決断してるんかな」

と自分に不信感を感じる事も多くありましたが、この本を読んで

「ちょっと人よりも、よく気がつくだけなんや」

と思えて、気分が軽くなりとってもスッキリしました。

今思えば、相手の感情がわかるから接客が好きだったのだ。
とポジティブに思えて気づきをくれたありがたい本でした。

先に書いた、雑音や視線が気になる問題も解決策として書いてあった、

・コンタクトの度数をひとつ下げて物理的に見えるものを減らす
・イヤホンをして音をシャットアウトする

を実践したところ、とても心身身軽になりました。

いままでは、
よく見えないと気づけないかもしれない!とか、

ちゃんと聞かないと、情報のがすかも!!!的な不安があって、
ばっちり五感を研ぎ澄ませて毎日過ごしてましたが、
意外と量が減っても困らないものなんですねって、発見でした。





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