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1/8―1/14


1/8(月)
祝日とあって仕事行く日よりは遅くに起きる。でもゴミ出しは時間までにしないといけないからして、朝から掃除に勤しむつもりがなぜかベットに行ってしまい寝てしまった。
必要なものを買いに出かけて帰ってきて、たらふく食べてまたゴロゴロ。あれ、気づけばここ3日間食っちゃ寝生活なのでは…と冷や汗かきながらも食べ続ける。そんな時がたまにある。
『レーエンデ国物語』の1巻をついに読み終える。次の章に行くまでに呼吸を整え、かみしめた後に進むという具合だったのに気づけば読み終わっていて、目を閉じると眼前に広がるのはレーエンデで見た美しい景色と暮らし、不思議な生き物、そしてそこに住まう人々。ユリアの前で進む力とトリスタンの守る力が強く、儚く、美しい。なんてものを見せられているんだ、この光景に虜にならない者なぞいるものか!と心の中で叫んでいた。彼らが進んだ道は決して平坦ではない。けど、自分で選んだ道だ。自分の選ぶ道に迷った時、この物語は強く背中を押してくれる気がする。永久保存。お気に入りの本を見つけたときは心地の良い気持ちになる。


1/9(火)
眠気と格闘していたら血圧がひゅんっと下がるのを感じてフラフラし始める。窓の外を見ると雲域が怪しくてこれはもう気圧の変化だな…と白目を剥いてたら貧血にもなって仕事中しんどかった。今日は『レーエンデ国物語』の続きを買いに行こうと思ったのに!
なんとか家に辿り着いてベットにダイブして寝ていたら夫が帰ってきて「顔白いよ」と言われる。血の気が戻っていないので再び眠ったら赤みが戻った。赤みが戻るとお腹が減る。たらふく食べて、何にも考えずに見れるアニメを観て(と思ったらツッコミどころが多くて目が覚めた)、寝る。


1/10(水)
朝からお腹と腰が痛い。痛みがひどくなる前に薬を飲んだらマシになってホッとする。いつも我慢していたけど、もっと薬に頼っても良いかもしれない。帰ってきてから身体に少し違和感はあるものの動けたので、いつも以上に掃除。今日ははりきって窓まで掃除してしまった。想像以上に汚くてビックリ。家は磨かなきゃ汚れていくよなと再認識する。
あまりにも色んなことをしたので休憩してから作ったキムチチャーハンが美味しすぎた。美味しすぎたけど作りすぎたな…と思ったら夫がぺろりと食べてた。恐るべき胃。体調を考えると早く寝ないといけないのだけど、ネイルを塗りたい。乙女の指先は輝かせていたいものなのです。


1/11(木)
ダッシュしないとバスに間に合わないので、仕事から急いで帰宅してバスに乗る。何ヶ月ぶりだろうかの美容室。とにかく量増えまくり、伸びまくり、髪色汚すぎで自分の髪の毛を見る度に憂鬱だった。今は伸ばし中なのでバッサリ切ることなく、髪色は最高に可愛い色にしてもらった。マロン色っぽくてコロコロしている感じが可愛い。帰宅したら夫が満面の笑みで「良かったねえ」と言ってくれたので大満足。
美容室で以前撮影したものが本に掲載されたらしく、見せてもらうと本当に載っていて驚いた。私で良かったのかしらという気持ちと貢献できて良かった〜という気持ちがシンクロする。また次もお願いされたので、バッサリ切ってパーマする時に撮ってもらうことになった。楽しみ。


1/12(金)
今週も1週間頑張ったな〜と思ってコンビニスイーツを買う。セブンの苺なんちゃらパフェ美味しい。ピンクの白玉がもっちもっちしていてたまらん美味しさ。眠くてうとうとしていたけど寝れず、結局ご飯を作ったら凄い量に。2人分とか考えずなんとなくで作るのでいつも多くなってしまう。夫が力士になるくらい立派な体型になるかもしれないと震えている。
年末年始帰省できなかったので明日からいそいそと関西へ帰る。たっぷり休暇を取っているものの、他にも行きたいところがあるので弾丸スケジュール。休みだけどゆっくりできなさそう。とりあえず荷物を詰めなければならぬ。あれやこれやと頭の中でコーディネート考え中。


1/13(土)
久しぶりの関西は曇天だった。なぜか濃い醤油かソースの匂いがする。どっぷり構えてる夫に比べて私はどうにもせかせかしてしまう。乗り換えに神経を使いすぎてしまうのは都会特有な気がする。
少し気が滅入りながらも緑黄色社会のライブに行ってきた。席は遠いし端っこだったけど、めちゃくちゃ盛り上がって飛び跳ねたり、手を振りまくったり、MCにウルっときたり、ぺぺさんのウインクにきゅんときたり、長屋さんの歌声に元気もらったり。メンバーじゃない方も含めてめちゃくちゃカッコよかった!2時間半くらいライブしていて、今までで1番長いライブだったと思う、最高!物販で欲しいものは買えなかったけど、演奏で満足感たっぷり。本当にありがとう。
ホテルでウマ娘観るのは家感があって良い。のんびりして明日に備えよう。


1/14(日)
ホテルでの就寝がなかなか上手くいかず、5度起きする。肩も痛いし寝不足の中、久しぶりに両親に会う。元気そうでなにより。
時間が少し空いたので立ち寄った本屋では勤めていた頃の人たちが結構いたのでソワソワしたけど少人数挨拶してそそくさと退散。じっくり見たいのでちゃんと時間が取れるときにまた来たいなあ。家の近くは中々大型書店がないのでこの機会に色々巡って買えるものは買っておきたい(積読が増えていく)。
お供に森博嗣さんの『喜嶋先生の静かな世界』を持ってきているので読んでいるのだけど、なぜか私の中で旅行と森博嗣さんの親和性が高い。旅行で浮足立った気持ちを冷静にしてくれるようで平常心でいられる気がする。
以前帰省したときのような電車に苦痛を感じることなく乗れているのは誰かが隣りにいるからかもしれない。たくさんの人が行き交うことも、空が暗くないことも、余白が狭いことも誰かが隣りにいることで安らいで落ち着けている気がする。
そういえば1つ気づいたことがあって、平安神宮にある庭を散歩した時、大自然の、人間が手を入れていない自然も好きだけど、人工的に作り上げた自然もとても好きだということ。優美な流れを感じることができて、ここに石が点在しているのは水の音を聞かせる為であるとか、桜の木をこの位置に植えることでベンチからの景色が最高になるとか、そういう人の考えを感じとれることが新鮮で面白かった。大自然を肌で感じ続けていなければわからなかったことで、遠くにいるからこそ気づくことがあるのだなと改めて実感した。

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