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ニューノーマル時代の若者は何を望む?|アンケート結果からみる18~20歳の今

昨日は成人の日でした。
緊急事態宣言により、例年とは異なる状況下で開催された成人式でしたが、晴れ着の若者を見かけるとこちらの気分も明るくなる気がしますね。

そんな中、CCC MARKETING HOLDINGS(株)による、18~20歳の男女600名を対象にした『若者のライフスタイルに関するアンケート調査』の調査結果を見つけたのでシェアします。

1.悩みは「今後の未来」、積極的に取り組みたいのは「学問」

「今悩んでいること」のトップ3は、全体で以下のとおり。

1位「今後の未来のこと」(46.3%)
2位「お金のこと」(45.7%)
3位「仕事・就職のこと」(44.5%)

ただし20歳に限定して経年比較をすると、2016年~2018年では「今後の未来のこと」、2019年では「お金のこと」が1位だったのが、今年初めて「仕事・就職のこと」がトップにランクインしたそうです。
※2020年はアンケート未実施

「今後の未来のこと」は抽象的なように感じますが、漠然とした不安から具体的な不安にシフトしたということなのでしょうか?

続いて「2021年に積極的に取り組みたい・チャレンジしたいこと」のトップ3は、全体で以下のとおり。

1位「学問」(55.2%)
2位「趣味」(46.7%)
3位「アルバイト」(43.7%)

引用元には「半数以上の人が「学問」(55.2%)を選択し、若者らしい回答が1位」とありますが、逆に学生の多い世代なのに「半数だけ?」なんて思うのは私だけでしょうか?この設問、複数回答なのに。
もちろん、既に社会に出て働いている方もいらっしゃるでしょうけども。
職業のデータがないので、そのあたりはなんとも言えませんが。

2.望むのは「気負いせずに好きなことを中心にした生活」

続いて「今後、どのような生活スタイルを望んでいるのか」のトップ3は以下のとおり。

1位「自分の好きなことや興味のあることに囲まれた豊かで楽な生活スタイル」(26.8%)
2位「自分の好きなことややりたいことに、時間と手間を集中させる生活スタイル」(16.3%)
3位「のんびり気ままな自然志向の生活スタイル」(15.7%)

前述の「2021年に積極的に取り組みたい・チャレンジしたいこと」でも「趣味」が2位だったので、納得の結果です。

「自分を磨き、新しいことにどんどんチャレンジして、世の中に自分を表現する生活スタイル」(14.2%)は僅差で4位なので、2位~3位と比率としては同じくらいですが、引用元にもあるとおり「気負いせずに好きなことを中心にした生活スタイル」が今の若者のトレンドのようです。

「お買い物に対する意識」のトップ3は以下のとおり。

1位「買物は楽しい」(51.0%)
2位「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」(41.5%)
3位「買い物にはコストパフォーマンスを求める」(38.3%)

僅差で4位の「自分に必要な物だけを買う」(36.2%)を併せてみても、堅実な消費行動が想像できます。
年齢的にも使えるお金は限られているでしょうから、この年齢らしい結果だと感じます。

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3.感想

今はイレギュラーな時代なので、この調査結果は今だけを切り取った一時的なものなのかもしれません。

大事なのは、このトレンドが今後も続くのかどうか。

先の見えない世の中ですが、今できることを淡々とやっていくしかないんですよね。

調査結果の詳細は引用元をご覧くださいね。


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