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【山羊日記】温泉と重い腰

昨夜ツイッターで相互フォローの俳優さん・新村享也さんのツイートにめちゃくちゃ癒やされた。

とある温泉のショート動画はこの世の極楽であった。

1年の中で晩秋あたりが1番温泉欲求が高まる時期ではないだろうか。

ほどよく肌寒く、空気も澄んでいる…。

特に我が地元、石川の冬は雪や雷で外出が億劫になる。
なので今のこの時期が最も温泉っていいな〜、な、気分にさせてくれる。

そこで、ハッとさせられたことがあった。

こんなに純粋に温泉行きたい…
なんなら行こうかなー…
そう思えている自分にハッとしたのだ。

というのも、パニック障害になってから温泉もスーパー銭湯も怖くて行けなかったからである。

何が怖いのか?

そんなこと?と、笑われるかもしれないが、当時最も酷かった時は例えば入浴中に倒れてしまったらどうしよう…と、そんな不安が何もかもをぶっ飛ばし頭を占領した。

いつやってくるかわからない目眩や脳貧血状態、もし大浴場で知らない人たちがいる中でぶっ倒れたら迷惑をかけるし、何よりそんな格好悪いことは嫌だった。

何年も避けてきた場所、場面であった。


が、なんとか今ではその不安もコントロール出来るようになった。

パニック障害になってから何年も経って訓練ではないが、試しに銭湯へ行った日のことを覚えている。(行動療法ともいう)

(大丈夫、大丈夫…何かあってもロッカーに頓服があるんだ)

洗い場の鏡に映る自分にそう言い聞かせていた。

多少強張りや過緊張で呼吸は乱れたが頓服なしであがることが出来た。

そういう成功体験の積み重ねが自信に繋がり寛解に近づくのがこのパニック障害という面倒な病気なのである。

そんなことを踏まえて、昨夜、この動画のこの世の極楽を思わせる温泉を目にして心から行きてぇ〜と、欲した自分に改めて嬉しさが込み上げてきたのだ。

そうだよな…行こうと思えば遠方の行ってみたい温泉にだって行けるんだよな…


そして、今日!
まぁ、行ってないのだが…
こんな、最高かよ!な、温泉知らないし、なんだか行くまでが億劫なわけで…
重い腰は上がらなかったわけである。

それにしてもツイートの温泉、最高すぎる。

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