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「欠点こそが力」不完璧なアートの魅力

今回のオチは、「100%完璧で美しいモノにアナタは
魅力を感じますか?」
っていうような内容ですね。

メロディにしろ、アートにしろ、人間にしろ。

「綺麗すぎる水に魚は住めない」って聞いたことありません?

中国のことわざで、あまりにも水が清く澄んでいると魚のエサとなるプランクトンも繁殖できないし、隠れる場所もなくなるので、魚は棲みつくことができない。 つまり、きれいごとばかりでは窮屈になり、人は寄ってこないのです。(by Google先生)

ボク、tik tokで「曲つくってAIに歌ってもらったんだけど、やばない?」って動画を投稿してるんですけど、

まあ、その「AIシンガー」って言うんですかね。
ほんっとうに、歌声がキレイなんですよ。
パソコンをポチポチしながら、テンション上がります。

(……作り手としてはね………ここ重要かもです)

@aki_fujihana

曲つくって「AI」に歌ってもらったんだけど、やばない? #synthesizerv

♬ オリジナル楽曲 - 藤花あき - 藤花あき

でもですね、

なんとなく"肌感"になっちゃうんですけど、

作り手としては、AIシンガーって物凄く助かるし
(ボーカルに依頼する予算の問題とか?)

ポチポチ!ってやるだけで本当に上手に歌ってくれるんで楽しいんですけど、

なんとなく「AIシンガーの歌声がお客さんにハマってる感」が、あんまり見受けられないんじゃないかな〜、
って"肌感"ですけど感じてたりしてます。

メロディにしても作品にしても人間性にしても、
「綺麗すぎる水に魚は住めない」って言うのはあるんじゃないかな?と思ってて、

要は、「完璧で100%全てが美しい」みたいなモノって、"意外とヒトの心に刺さりずらい''みたいな…

なんで、「この男、ホント〇〇だわ…」「こんな男やめといた方が良いのに…」って思いながらも交際を続けるのか、

人の「心」は難しいもんですね。話を戻しますけど、

作り手(クリエイター)は、そりゃ自分の作品なので、
AIシンガーだろうと何だろうと良く聞こえるし、自分の作品が我が子のように可愛いかもしれませんけど、

まあ、それって「作り手」の感情、意見ですよね。

もちろん、人それぞれなので、リスナーの方にも「このAIシンガーめっちゃ好き!」って方も当然いると思います。

すみません、もう一回聞いていただけます?
AIシンガー「Mai」さん

@aki_fujihana

曲つくって「AI」に歌ってもらったんだけど、エモない? #synthesizerv

♬ オリジナル楽曲 - 藤花あき - 藤花あき

本当に綺麗じゃないですか?

たまげました。

でもですね、「綺麗すぎる水に魚は住めない」じゃないけど、

(AIシンガーのアーティストとしての立ち位置とかは、
一旦抜きにして)

なんかね、現状、「AIシンガーの歌声」が
"お客さんにハマってる感"があんまり無いんですよね😹

(うーん、綺麗すぎるがゆえに?初音ミクとかボカロみたいな"変な部分"というか、刺さらない人には刺さらないけど、刺さる人には物凄く刺さるみたいな)

今回の「綺麗すぎる水に魚は住めない」は、人格が100%綺麗で美しすぎると、かえって人に親しまれないっていう例えみたいですけど、

万人受けすぎると、意外と誰にも刺さらないというか…

「ドラえもんの声優さん」みたいに、普通と比べたら
変わってる声かもしれないけど、これだけ世間に届いて、世の中を感動させて、みたいな。

前に、「人に好まれやすい顔は、左右対称な顔よりも、どこかバランスが少し悪かったりする顔」みたいなデータを見ました。

作り手は、そりゃ自分が作るモノだから可愛く最高に思えたりします。

でも、受け手としては、果たしてどうかな……

メロディも絵画のようなアートも、どこか「雑な部分」があったほうが美しく思えたり、意外としたりするもんかもしれませんね。


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