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英語ってこうなんだ!!と分かる一冊。

いつも呟き伯爵をご愛読いただき有難うございます。

昨日「おまけ」として紹介したステファン・パスティスさんの Timmy Failure : Mistakes Were Made とシリーズを今日はメイン扱いで再度、全ての英語学習者の皆様へ向けてご案内しますです。

このシリーズ Timmy Failure は小学高学年から中学生くらいの年代層向けに書かれた、挿し絵入りペーパーブック(アニメや漫画のスタイルではありません)です。

文字が少し大きく「お茶目な挿し絵が散りばめられたフィクション小説」とでも表現すれば良いでしょうか。(はい、良いと思いますだ。)

で、何が良い訳なの?はい「全年齢層の英語を学習する皆さんに最適な本」と言えばいいでしょうか?

「えっ?あんた正気?」「正気も正気、大正気です。」

例えば、小学高学年から中学生辺りの年齢層の日本人の児童って、どうですか?ほとんど成人と対等に話しませんか?強いて言えば、単語やボキャブラリーが幼稚であったり知らなかったりするだけ、と僕には見えるのですが。

もうこの年齢の頃には文法もほぼ理解し、大人やテレビや漫画などの見様見真似で「言葉」を覚えている時期ですよね。学校で勉強する「国語」ももちろん言語習得には役立っているとは言え、外国語習得ほど意気込まず、誰もがリラックスして自国語を自然に学んでいるように思います。

外国語圏の国や地域でもそれは同じであると確信します。特に日本での英語学習は現在・過去・未来形、現在完了・過去完了・未来完了形、仮定法過去完了・仮定法過去・仮定法未来形などなど、第2言語であることからかなり詳しく文法・構文を噛み砕いて行うよう習慣づいていますね。高校の構文はかなり複雑な領域に入り込みます。上級者の皆様には大変有意義な学習法ではないでしょうか。

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僕とこの Mistakes Were Made との出会いは、ほぼ偶然でした。オーストラリアで生まれた僕の長男が小学校5〜6年生の時に、お母さんが買ってきたもので、長男が読み終わったものを僕がなんとなく興味がてらページをめくった、がその衝撃的な出会いでした。

まず、吹き出してしまうくらい面白い(ステファンさんはそれが狙い)のでついつい読み進む。と同時に英文法が至る所に入っていて(当たり前ですが・・)、自分も含めた学習者にうってつけだ!と驚愕したのでした。

会話部分と以外の部分の時制や形式の違いがよく分かり、テキストにありがちな堅苦しい文章でない日常的な表現が使われているので、読み物ながら会話にも役立つ優れものです。

僕は他の Timmy Failure シリーズを読破していません。いくつかあるうちの一冊でも良いと思います。ステファンさん以外の著者のものでも、この年齢層向けに書かれた面白い本は他にもあると思います。

ぜひ一度、ページをめくってみてください。目から鱗状態ですから・・


Stephan Pastis さんが書いたTimmy Failure シリーズは英語圏の国の小学高学年〜中学生向けに書かれたコミックブックです。
このシリーズのいくつかでも全部でもいいです。とりあえず一冊 Mistakes Were Made (僕の子供たちが好きで読んだお古を僕が読んだモノです)読んでみてください。構文・会話、英語での会話に必要な全てが入っています。単語・語彙を変えれば仕事でだって使えます。面白いストーリーなので、漫画の単行本を読む感覚で英語が理解できると思います。