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静岡市観光(中小企業診断士目線)

観光スケジュール

1月2日 静岡駅→久能山東照宮→日本平→静岡駅周辺散策
1月3日 駿府城→丁子屋→静岡浅間神社→帰宅

行った理由

  1. 久能山東照宮・駿府城に一度行ってみたいと思ったから

  2. 正月にする仙台からの帰宅の際の途中下車(例年)

よかったところ

総括

期待していなかったのですが、全体的に非常に面白かったです。観光地としても魅力は高いと思います。1泊2日を十分に楽しめるコンテンツが沢山あります。

久能山東照宮

本当はロープウェイから行く予定だったんですが、正月ボケもあり、バスを間違ってしまって・・・明後日の方向に行ってしまいました。

「日本平ロープウェイ行き」に乗るつもりが、「登呂コープタウン行き」に乗るとか・・・(笑)

ただ、何とか行かなきゃということで、海のそばを歩いたのですが、駿河湾を歩くだけで楽しかったりします。

海側は天気も悪くなかったということもあるのでしょうが、絶景ですね。それにいちご狩りがあったり、街道沿いにちっちゃなお店があるのも結構、気になりました。

そして久能山東照宮の階段はとても面白かったです。1159段あるらしいです。(いちいちごくろうさん)らしいですけど、階段の段差は小さくて、そこまでハードではないので、子どもにとってはアトラクションだったみたいです。座りっぱなしで運動不足の診断士にとっては辛かったですが・・・

東照宮の建物はやっぱり立派ですし、たまたまですが、博物館で「金陀美具足」も見れましたし良かったです。

日本平

日本平は久能山東照宮からロープウェイで繋がっています。
隈研吾事務所の「日本平夢テラス」に上がって、富士山や駿河湾を見られる場所になっています。

隈研吾事務所のデザインはそこら中で見るので、個人的には若干お腹いっぱいなのですが、観光地としての魅力は高いと思います。

景色が良ければ、富士山と三保松原がみられる場所なんですが、富士山側は雲があって、かろうじて富士山が見られたぐらいだったのですが、夕陽に照らされた駿河湾と静岡の市街地が非常にきれいでよかったです。

静岡駅

静岡のことを調べていなかったのもありますが、思いのほか大きい街ですし、全体的に若い人が多いです。

正月ということもあったんでしょうが、夜の静岡駅、新静岡駅周辺は人が凄く多くて、どこのお店も一杯で入れませんでした。今思えば、浅間神社の初詣帰りも多かったのかもしれないですけど。

青葉横丁、青葉おでん街は面白いです。ただ、観光客1人では正直入りにくいし、ファミリーでも入りにくいなぁというのが個人的な感覚ですね。地元の人が多いのか、観光客が多いのかもわからないですけど・・・

駿府城

駿府城の施設は正月でお休みだったので、散歩しただけです。発掘調査なんかも本当はもうちょっと見たかったですけど・・・、正月休みが長いことも、観光に力を入れていないからかもしれないですね。

立派な城(跡)ですし、徳川家康の居城ということで、もっとアピールできるのではないかなと思います。

丁子屋

静岡では有名な「とろろ(自然薯・山芋)」のお店です。20年も前に、ママチャリで東海道を東京まで行った時にも、周辺でとろろを食べたんですが、今回はネタにもなるだろうということで、一番有名な丁子屋さんで頂きました。

行列ができるお店なのですが、店内には歴史だったり、他の東海道のお店の情報を出していたり、見ているだけでも面白かったです。

正直、マーケティングの取り組みも、商品開発も、業務オペレーションも工夫が沢山されていると感じました。

丁子屋さんの取り組みだけで記事を一つ書けるよなぁと思うぐらいなので、これぐらいで。気になったらぜひ行ってみてください。

静岡浅間神社

静岡浅間神社は静岡駅から2.5kmぐらいの場所にあります。

勉強不足で知らなかったのですが、こんなに立派な神社があるんだと驚きました。境内も広いですし、それぞれの建物も立派です。修復中の建物が完成した時にはまた見てみたいと思いました。

大河はあんまり見ていないのですが、大河ドラマ館があったので入ってみましたが、最近は芸能人に興味がないので、そこまで・・・

もったいないところ

結局、知られていないというのが一番な気がしました。関西で静岡ネタを見ることはほぼありません。

JR東海のCMでも「そうだ、京都いこう」「いざいざ奈良」のアプローチを関西でしています。(関西の人が京都・奈良に新幹線では行きませんが・・・)

静岡からすれば、基本的に東京・横浜の人をターゲットにすれば十分なんでしょうし、そもそも、静岡市として観光に力を入れる気もないのかもしれないですけど・・・

大阪の人で静岡が話題に出ることはほとんどありませんし、静岡に遊びに行ったと話をしましたが、熱海?浜松?と帰ってきて、「静岡駅」というのは全然出てきません。

関西からの東京、横浜旅行にプラス1日で静岡と入れ込むアプローチをすれば、交通費も格安なるので、関西からの顧客を獲得できるはずなのにと感じます。

中小企業診断士と静岡市

静岡県には協会HPを見ると独立診断士が100人ぐらいいらっしゃるみたいなので、色々と活動されていらっしゃるんだと思います。

個人的に気になったのは東部、中部、西部と分かれていること。やっぱり、大阪は小さいなと感じたりもします。

「診断士」+「静岡市」で検索すると最初に協会が出てきますが、気になったのは上の方に出てきた、玉置久倫診断士という方がされている事務所のWEBページ。オシャレですし、面白い感じで作っていらっしゃいました。

デザインが凝っているのと、ちょっと調べてみると年齢も50歳前の若い人っぽいし、ITの人みたいです。参考にさせてもらおうかなと思ったり。

「特定の市」+「診断士」で調べることはあんまりないですけど、ある程度上の方に出ると問い合わせもあるのかもしれないですね。

ラッコキーワードで調べてみたら、「静岡」+「中小企業診断士」で20回/月程度なので、ほぼ検索する人はいないでしょうけど・・・

静岡の競合先

静岡の競合先は浜松だったり、熱海だったり、富士だったり、静岡県内の他の場所が一番になるような気がします。

大体、都道府県に旅行しようというアプローチで、「静岡」+「観光」で考えた時に熱海が温泉もあって、圧倒的でしょう。

失礼を承知で言うと西日本の人にとっては「静岡」という新幹線が止まる駅のことも知らない人が大半じゃないかなと思います。

実際に、正月に静岡にしようと思った理由の一つが、ビジネスホテルが沢山空いていて、安くで泊まれたのも一つの理由だったりもします。

自分ならどう提案するか

日本で一番通過されている街なので、途中下車、立ち寄りをしてもらえるアプローチをしていきますよね。

関西・関東に金曜までの出張者なんか、ターゲットにしたら面白いんじゃないかと思います

あとは最終的にはグルメアプローチなんだと思いますけどね。お茶、ミカン、おでんの推し方でしょうね。ネタは山ほどあるので、見せ方でいくらでもできそうです。

ただ、静岡市はビジネス(製造業)の町だと思うので、あんまり観光に対しては意識もないかなと思ったりもしました。行政の観光のページもそんなにありませんし、

財政はあんまりよくはなさそうですが、純資産1兆4490億円(令和3年度)と切羽詰まっていないのもあると思います。

※ちなみに大阪市の純資産は12兆9607億円(令和3年度)、大阪府の純資産は1兆2,275億円(令和3年度)です。

余談

おでんは美味しかったです。激混みだったので、結局持ち帰りを食べるのが精一杯だったですが。

個人的に静岡を見るのはアルミホイルを頭に巻くネタだったり・・・(こればっかりはオタク気質ですね)

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