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【育児中のみんなへ】私を強くする「You’re all right」

去年末、息子と私が実家に4ヶ月ほど滞在していた時に感じたことです。

この滞在を決めた時の私は「大人の手が増えるから、きっと今より楽になるはずー」などと考えていた。しかし、事態は全く逆で日に日にじわじわと息苦しくなっていった。その理由をあらためて考えてみようと思う。


体が大きいから実年齢より上に見られる息子は、日本滞在中に3歳になった。実家生活が始まると、慣れない環境を不安がる気持ちが見受けられた。朝ベットから起きてこられず、泣きながら私を呼ぶ。抱っこのまま食卓まできても、両親におはようと言えない。食事中に席に座っていられず、一口食べては走る、もしくは私の膝の上で食べさせてもらう。

このような息子の様子を、私の両親は心配というより、呆れるというような、決してよくない方の気持ちで見ていた。私のしつけが足りないとか、甘やかしすぎだと思っていたと思う。

私の教育方針を説明して、表面では理解してくれたフリはしているけど行動や言葉の節々に、本心では全然理解してくれていないことを感じていた。「あーなんだろうな、このモヤモヤは…」この表面と本心のズレが私を息苦しくさせていったのだと思う。

「大人の手が多い方がいいなんていうけど、全然意味ないじゃん!少数精鋭でも、育児に対する考え方が同じじゃないとこんなにも苦しくなっちゃうんだー」とある意味、新しい回答をもらえた気分だった。


ハワイに戻って、友達(子育て経験のある60代)にこの話をした。両親となんだかうまくいかなかったこと、息子とも何度もぶつかり合っちゃったこと、育児の全部を自分一人で(一時的だけど)背負わなきゃいけなくて苦しかったこと…。彼女は、うんうんと話を聞いてくれて「You’er all right.」と言葉をくれた。この言葉で、私は本当に楽になれた。根拠なんてあってもなくても、大丈夫という彼女の言葉が私を安心させてくれた。

私はきっと両親からこの言葉を聞きたかったんだと思う。ただそのままの私たちで「大丈夫」と認めて欲しかったんだと思う。


これをきっかけに「大丈夫」のメッセージがたくさん集まってきたので、紹介します。

「チャポンと行こう!」の第150夜
「北欧、暮らしの道具店」店長の佐藤さんと、スタッフのよしべこと青木さんが、わははと笑えたり、優しく沁みるお話を届けてくれるインターネットラジオです。「大丈夫」という言葉がもつ力、でほろりと泣きましたTT

花上惇さんのInstagram
TikTokのドラえもんの動画の英語バージョン、としてアップロードされたリールです。英語の響きが耳に優しいのはもちろん、彼女の持つ暖かさが心に響いてまた泣きましたTT

こんな感じで、”集まってきた”なんていうとスピリチュアルっぽく聞こえるっけど(そうとも取れるけど)、単純に私が大丈夫を欲しているんだと思う。


もし、私と同じように壁にぶつかって悩んでいる人がいたら「大丈夫」が届いて欲しい。

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