先日、夢を持つ一人の高校生からとあるご相談を預かりました。

その内容とは、将来進みたい道（これは音楽関係の仕事ですが）があるのだがご両親は将来安定を見越せる”公務員”という道に進んで欲しく賛成をして下さらないため迷っているとのご相談でした。

彼女はご両親にお世話になっているのでご両親の意見を尊重したいという反面、自分の見つけた夢を捨てきれないという板挟みの状態とのこと。

私はこの方に一つのアドバイスをさせて頂きました。

「将来を生きなさい」

将来を生きるとはどういうことか？それは将来の夢に向かって今を生きよう。簡単に言えばこういうことです。

夢を実現することは簡単ではありません、努力を要します。それも少しではなく。ですが、自分のやりたいことに対する努力は辛いだけではなく楽しみも覚えます。楽しく努力できる、もっと言えば楽しみのために努力できる、それって素晴らしいことではないでしょうか？

近年ではうつ病や自殺等が増えてきている、それは仕事や人間関係が主となる原因でしょう。夢を抱いている人に現実を見なさいだとか、夢を抱くだけ無駄であるとマイナスなアドバイスを送る人が増加に伴った結果だと感じます。

いいんです、人生の主役は自分なのだから自分の好きなように生きて！

これは決して自己中心的になれと言っているのではないのです、しっかり支えてくれる人には感謝をしてその恩を自分の幸せに生きている姿でお返しすればいいんです。そして自分も誰かの支えになれるという可能性を自覚してポジティブなアドバイスを他人に送るのです。そんな人が増えたら少しずつ変わっていくのではないでしょうか。私たちにはそんな力があります。

話に戻りますが、彼女にはその夢に実現のために何をすべきなのかを考えビジョンを計画しご両親にお伝えして理解していただくのが先決との補足も加えてアドバイスさせていただきました。私のアドバイスは幸いにも満足していただいたみたいです。彼女が今どのような選択をし行動しているかは私の知っている範囲ではありませんが、夢を追う同じ仲間として彼女を応援しております。

#将来 #夢