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君、まだいてたの?

 初夏の頃、6月末や7月に入ってから私を悩ませていた「皮膚の痒さ」
南天の枝をもぎ取った時や汗で痒くてかきむしったあとにどんどん湿疹が広がる。虫刺されもあっただろう。痒くなってしまうと何が原因なのか、もはやわからなくなり、汗かぶれ用の軟膏やら虫刺され軟膏を夜な夜な塗りたくっていた。
夏が近づくことはあの痒い季節がやってくるとイコールなんだ。
今年の初夏も突然そんな夜が来て、やだなぁ~と痒さに負けて搔きむしる意志の弱さも同時に思い知らされて、途方にくれていた。

 だが、この夏はその辛さを回避できる!ってことで内心ヤッホーーだったのだ。10月の7日に自宅に戻り、もうさすがに秋よね と油断していたら、戻って初日に何か腕のところがプクンと腫れてる。痒い。
まさかねー 蚊などがいるはずもないしね
と思ってみたものの、昨日なんてあのプーーンという音が頭の上から聞こえてきて、存在を確信した。
まだこの季節におったんかー 生きているのか
気がつけば首筋にもそれ以外にもあちこち噛まれている。刺されているというのが正式な言い方か?

 秋の蚊はしぶといわ~
山ではアブを恐れないメンタルを手に入れたけど(やむなくね)それでも指の間などを指されて、左そして右と順番に腫れを作っていたね。
8月の後半にはアブをはじめとする弱いくせに異様に繁殖する細長いハエみたいな虫も一気に少なくなり、今シーズンの虫の時期は終焉を迎えたと思っていたのにね。
都会の蚊はいつまで活躍するのだろう。

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