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ヒンメルになろう 本当の主人公とは

こんにちは。

朝からカフェに行って友達とキャッチアップ。

こんな朝を迎えられるって

当たり前でなく

有難いことですね。

さて

葬送のフリーレン、アニメは最終回を迎えました。

アニメで話をここまで追ってきたので

私にとってフリーレンのお話はここまでです

タイトルが

葬送のフリーレンということで

葬送のフリーレンと呼ばれる由来

魔族からはそう呼ばれているということ

魔族を倒すことのできる一番強い魔法使いということ

そういう意味もある反面

もう一つは

ヒンメルとの思い出から

ヒンメルの思いを繋いでいくという

それがヒンメルを送るという意味にもなってると思います

このヒンメル

ヒンメル語録があるように

いちいちフリーレンの回想シーンの中でいうことがかっこいい

「目の前の困った人を放っておいたりしない」

ヒンメルならそうした

ヒンメルならそういった

ヒンメルなら

なんか

宗教っぽく聞こえるかもですが

目指すことを口にするのは悪いことではありませんからね

こういう生き方をしたいと思わせてくれるので

私が今まで聞いてきた話や読んできた本の中にあったような

仏教的な要素もたくさんあるなと思うのです

ヒンメルの考え方から

人を知るということになっていってると思うので

そこには

人ってこうだよねってことが
いっぱい入っているんだと思います

そう考えて

ヒンメルの言った言葉を読み解いてみると

深い言葉だなと思うんです

まずは

「僕は今の話をしている」

これって
瞬間瞬間を生きようという教え

過去は過去
未来は未来

済んだことを後悔するより
まだ見えていないものに不安を感じるより

今この瞬間を大事にしよう

この言葉をフリーレンはザインに言いますが

そこには

頭では色々状況やら人のことやら考えるけれど

今自分はどう思っているのか?

自分は本当はどうしたいのか?

その時の自分の気持ちに正直になること
それが大事だよというメッセージだと思えました

そして
ザインが一緒に旅することに同意させます


ほんの少しでいい。誰かの人生を変えてあげればいい。」

これは奉仕の心かな

誰かの小さな役に立てたらいい

それはほんの日常の小さなことかもしれないけれど

それでいいんだよってこと

小さいことが私の人の人生を変えるぐらいのことになる

それは
最終回で
ヴィアベルがフリーレンにヒンメルの思い出を語るシーンにも出てきました

ヒンメルがいたから
今の自分がある

英雄の話でなく

小さな手伝いをしてくれたヒンメルの話を聞かされてたことから

ヒンメルを身近にかんじたのかもしれない

そして

自分も
ヒンメルのようになれると

そう思わせてくれたから

その道を選んで

村を守るために何ができるのか?

できることをやるだけ。
ヴィアベルもそうだけれど

最初の印象はわるいのに

どんどん話が進むにつれ

そのキャラのバックグラウンドが見えてきて

悪いキャラがいい人に見えてくる不思議なマジックを見せられます

そして
デンケンもフリーレンがいたから今の自分がいるという話をしてます

自分の生きた証というか

自分という存在自体はなくなってしまっても
その思いを引き継いでいく人がいる

そのことにつながるよということでしょうね


「そうすれば偽物だろうが本物だろうが関係ない」

偽物であってもそれをなし終えたのならいいじゃないか

結果を出せていれば

本物だろうが偽物だろうが関係ない。

やることが大事で、成し遂げれたのだからいいじゃないかということ。

やり遂げれたのだから、それは本物以上のことなのかも。
できてしまえば、
本物とか偽物とかにこだわることはないよねってことですね。


まだまだ色々ありますが

私が一番好きなのは

「僕はね、終わった後にくだらなかったって笑い飛ばせるような楽しい旅がしたいんだ」

生きていると辛いこともたくさんあります

思うようにいかないこともたくさんあります

でも

案外終わってから振り返ってみると

楽しかったって笑える

だって

この世界は
楽しむためにあるのだから

そう思えたら

すごく気が軽くなったんですよね

最後は笑って死にたいな〜と昔から思ってたのですが

ヒンメルが棺の中に入っているシーンが出てきますが
最後の表情が
なんだか笑っているように見えるのは

そういうことかもしれません

私は彼の生き方を見て

ヒンメルのように

言葉を繋いでいける人でありたいなと思います

そして

ヒンメルの場合は

行動で見せてもいるんです

その行動と言葉が一致しているところが

かっこいいなと思います

それは

ある意味、侍の精神にもつながると思うのです

そう

武士に二言はない

武士は嘘をつかないのです

言ったことはやり遂げる

だから

侍のような生き方をしているなあと

武学を通して学んだ侍の生き方そのものだと思うので

私は

ヒンメルのように生きたいと思うんだと思います

武学の学びは
侍の精神を学ぶことにもつながります

私たち日本人の中にある精神性

それが

アニメを通して

世界に繋がっていくといいなと

本当の主人公は

これを見ている

私やあなた(視聴者)なんだと思います

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