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葬送のフリーレン 21話 人を知るということ

20話から変わって、21話は一級魔術師の一次試験が終わるところまでの話ですね。

一級魔術師の試験の話も面白かったですね。

この回では、結界を壊すということをフリーレンはやってのけます。

誰もできないと思っていたことをやってしまう。
魔法とはそういうものだということ。

ぜーリエにあうフリーレンとフランメの場面。

ぜーリエから好きな魔法を与えてもらうことができるのを

魔法は探している時が楽しいからと断るフリーレン

魔王を倒すことができるのは
自分でもないし、ぜーリエでもない。
それは魔王を倒した後の世界を
見ることができるフリーレンだというフランメ。

魔王を倒すことが目的では倒せないということ。

魔王を倒した後の世界のために
魔王を倒すと思えるかどうか。

それには
魔王を倒した後の世界がイメージできてないと
倒すことができないということ。

そのために
魔法を手に入れることが目的でなく
魔法を探すことを楽しめるフリーレンだから
それができるということ

フランメは
ぜーリエからたくさんの魔法を教えてもらっている

だけど
その魔法は
魔王を倒すことができない

フランメは
魔法を楽しむことをわかって入るけれど
自分にはまだ無理だということを知っている

そして
弟子にはそのことを伝えている
フリーレンは
魔法を好きだから
楽しいから
それを楽しんでいく過程の中で
魔王を倒すことのできる魔法使いに育つ

それをフランメは知っているんだよね

フランメ自身は魔王を倒すことはできなくても
そのおしえをもらったフリーレンは
倒すことができるようになる

そのためにフランメは
ここに存在する意味がある

フランメはその使命を全うする人生を送ったということかな

その人自身が大きなことをなさなくても
その教えを守る人が後々
世界を変えることをやるかもしれない
そういう存在でいるだけで意味がある

そしてもう一つは
デンケンの話もありますね

一休魔術師になる理由は
自分の奥さんのお墓参りに行くため

奥さんとの思い出を大事に思っているところが
なんか可愛いというか

そしてシュテレを手に入れるために
デンケンは最後は体を使って
別のパーティーの参加者と
殴り合いで手に入れるという方法を取ります
最後まで諦めない
魔法使いであるけれど
人でもあるということかな
どんな手段を使ってでも
勝ち残るという
諦めない精神をもつのも
人だということでしょうか。

このことが22話につながる伏線になってましたね
(実は私はもう22話をここで観てます)
タイトルの人を知るということにも繋がっていくのですが
フリーレンは
人を知りたいと
ヒンメルがいなくなってから思います
この旅も
ふとした時に
ヒンメルを所々で思い出しながら
旅を続けています
今思い出すことで
その時にはわからなかった言葉や
ヒンメルの態度を思い出して
ああそういうことかと
腑に落としているんですよね

私も人を知りたい
そう昔から思ってました
人って何を思うんだろうとか
人の存在そのものに意味があるのかな?とか
ちょっと
哲学的なことを考える
暗い中学生でした

お坊さんになりたいとも思ってましたし

だから
私がフリーレンを見るときは
そういう目で見てしまいます

勇者ってなんだろう?
自分で勇者と名乗ること
それはヒンメルが自分をそう思い
勇者ならどうするのか?を意識しながら
日々を過ごしているということ
それを繰り返していくうちに
本物の勇者になっていった
それに
10年という年月がかかったということ

そして
やったことに対して
イケメンでしょ?って
肯定すること 笑

イケメンって
顔がいいとかかっこいいとか見かけだけでなく
やることも
人のことを考える人で
行動も
かっこいい人のことでしょうね

どんな人がかっこいいのか
ヒンメルのやることがかっこいいですからね

あれを真似ていたら
みんなイケメンてことになるんでしょうね

日々
困っている人を助けること
ヒンメルがやっていることをやっていけば

それだけで
イケメンで
勇者と呼ばれる

そういうことでしょうね

この後も
きっとイケメンなヒンメルが
いっぱい出てくることでしょうね

それが
人を知ることにつながると思います

人ってなんなの?
私も今もまだ考えてますが
だんだんわかってきたように思うこの頃です。

そして
わからないからこそ
人なんだとも思うのです。






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