見出し画像

自分の価値を知り、世の中に還元すること

昨日、自転車を漕いでいたら、ふとværd(ヴェァド)というデンマーク語が浮かびました。英語にするとvalue、つまり価値です。

今、コーチングやヒプノセラピーを通して私が提供したいものは何かを分かりやすく伝えるためのプログラムを作ろうといろいろ考えているところです。が、久しぶりの自転車&坂道でそんなこと考える余裕もなくひたすら漕いでいたら、浮かんできたのがこの言葉でした。ひらめきは大体いつも、そんな無の瞬間にやってきます。

どうしてværdという言葉が浮かんだかというと、どんな人にでも等しく価値があるというのが私の信念だからです。その価値をまず自分が信じ、その価値を世の中に提供していける人を増やしたいと思います。価値を提供すると言っても、何か事業をするような規模の大きなことでなくても、ただ家族と幸せに暮らすというような、その人が自分らしくあることで周りや世の中にポジティブな影響を与えていく、そういうことです。自分が満ち足りていて、自己実現できていて、それが世の中に貢献する。そんな生き方を応援していきたいと思うのです。

自己肯定感を上げるってこと?と思われるかもしれませんが、少し違います。私にとって自己肯定感というのは、上げるために努力するものではありません。私自身、自己肯定感あげなくちゃ!と力んでいたことで、負のスパイラルに陥った経験があるので、自己肯定感にフォーカスすることはあまりおすすめしません。自己肯定感が上がったら何をしたいのか、そちらに注目する方がずっと前向きだし、早く自己肯定感が上がると考えています。

同時に、人が変わりたいとか目標達成したいと思った時に、すぐに動き始めることができるかどうかは、その人が自分に対してどのくらい価値をおいているかが決め手のような気がします。

自分に価値がないと心の底で思っていれば、自分の価値を認めていくために変わることや夢を叶えることは潜在的に思っていることに反するので、いくら口で変わりたい、よりよくなりたいと言っても動けないのです。むしろ、自分には価値がないという信念に合う事実を集めてきます。そして「やっぱり私はそんなふうになれる人間じゃないんだ」と感じます。

私がこう言うのは、私自身がそのことを経験してきたからです。「このまま消えてしまいたい...」なんて思う日々が私にもあったのです。思い返すだけで切ないですが。

ありのままのあなたでいいんですよ、というメッセージは巷に溢れていますが、変わる前の私はこの言葉をいくら信じようと思っても、信じることができませんでした。だってそのままでいいと心から思っていなかったのですから。(ありのままの私でいいと思う人はもちろんそのままで。素晴らしいことです。)

「ありのまま」というのがどういう状態で、どうしてそのままでいいと思わないのか、その理由や制限している思い込みをきちんと見つめ、自分の現在地を知り、勇気を出して認める。そこから初めて、前に進んでいく強さを得られるし、変化が楽しくなっていったように思います。

長くなりましたが、書きたかったのは、自分の価値を認めて、それをどんどん世の中に還元していきましょう、ということです。あなたの素晴らしさを自分の中に留めておいてはもったいない。どんどん世の中に向けて発揮していきましょう!

お読みいただき、ありがとうございました。今日もあなたが自分らしく生き生きと過ごせますように。God dag!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?