2023年の振り返りと2024年の展望

こういう自分にプレッシャーをかけるテーマで、文章を書いたことがありません。
ですが、思っていることを具体的に文字に書き起こすと、実現できるような気がするから不思議ですね。

「走っている人」になる! やっとこさの決意表明

2023年は意識して体を動かすようにしました。
スマホの「ヘルスケア」や「フィットネス」のアプリを見るのが毎日の楽しみになっていますが、それによると、2022年のウォーキング+ランニングの平均距離が2.7km/日に対し、今年2023年は4km/日に躍進! 
やったぜ。

小さなことに迷い、考えることもありましたが、ウォーキング+ランニングを地味に続けているうちに、これほど自分に合った健康法はないと確信するまでになりました。
私はもう堂々と「走っている人」になる! 
そう決めたので、ランニンググッズを買っちゃおーと思っています。

生活クラブの組合員活動で少し自信を取り戻す

2021年から、生活クラブという生協に加入しています。
生活クラブは、ただ単に食料品や日用品を購入するだけの生協ではなく、社会問題の講演会があったり、生産者と組合員との交流会があったりと、学ぼうと思えばいくらでも学べる生協です。
すでに組合員だった友人から生活クラブのことを聞いて、本当にびっくりしました。そんな生協があるのだと。
何かを学ぼうとした時、独学が性に合う人もいると思いますが、私は仲間が欲しいタイプ。その点でも、生活クラブは私にぴったりなのでした。

イラストレーター(ソフト)を使えるので、販促物を作ったり、機関紙の紙面作成をしたり、得意なことを活かして活動に参加させてもらっています。
この活動は、「組合員活動」の一環なので、子育てに影響が出るほどスケジュールに追われることも、完成度の良し悪しを言われることも(あまり)ありません。
また、雑誌編集の仕事から15年近くのブランクがあり、イラストレーターを触る機会が一年に一度の年賀状作り、という状態だった私にとって、ブランクから抜け出すための絶好のトレーニングになりました。

かっこよく言えば「慎重」、悪く言えば「ビビり」。真っ当な対価を頂戴する「仕事」として、以前のように取り組む自信がなかったんですよね。会社勤めしかしたことがない私にとって、フリーランスというのはものすごくハードルが高く、でも一度挑戦してみたい、という気持ちもあり、ここのところずっと頭の中でグダグダしていました。

京都ライター塾 オンラインサロンに参加

頭の中のグダグダを打破するには、「やっぱり仲間だよな」と思い立ち、ネットで調べてヒットしたのが、ライター・エッセイストの江角悠子さんが主宰されている「京都ライター塾」でした。

さっそくメールマガジン読者に登録、オンラインの説明会に参加し、そのままの勢いで「オンラインサロン」のメンバーとなりました。
江角さんの「ライターになって幸せになる」というメッセージに胸を射抜かれ、夢をどんどん実現させてしまう実行力に憧れました。
「私と同じように、子育てもされているのに、行動力がすごいなあ」と感動に近い感情を抱いていましたが、オンラインサロンに参加してみたら、「子育て中です」というお母さんが多いこと!

まじで、、すごい。みなさん、すごすぎる。私ってばほんとにチキンだ。と、それが一番の刺激でした。

今回、今まで書いたことがない「振り返りと展望」をまとめることになったのも、オンラインサロンの12月の企画「アドベントカレンダー」があったから。
一人だったら、まず書きません。頭の中で漠然と、言語にすらなっていないモヤモヤした何かのまま放置され、気付かぬうちに忘れていたでしょう。

仲間って大事。引っ張ってくれる人がいるって大事。(そして締め切りがあることも 笑)
それだけでも、オンラインサロンメンバーになった甲斐がありました。
同時に、みなさんのお仕事の話を伺って、ライター業の幅広さや多様さを知ることができたことも大きいです。

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2024年の展望①:ランサーズを見直す

一時期、ランサーズでも時々お仕事をしていました。
とあるサイトの記事を何本か書きましたが、サイト自体を閉じることになったそうで、それ以来ランサーズは覗いていませんでした。
紙だろうとWEBだろうとどんな形でも、まずは書き続けることからだと思うので、ランサーズを再開しようと思います。
そろそろ稼ぎも欲しいですし。。。

2024年の展望②:前職の同僚に連絡する

同じ編集部で苦楽を共にした仲間2人は、今でも子育てをしながら雑誌の編集部で活躍中。子育てと仕事の両立を「毎日が綱渡り」と苦笑いしながら、十数年以上も継続していることに尊敬の念が絶えません。
そんな二人だからこそ、突然メールをして「子育てがちょっと落ち着いたから、仕事ちょうだい」とは言えない。私も決して気楽に専業主婦をしていたわけではないけれど(両親は遠方、夫は激務)、子育てと仕事を両立している人には頭が上がらないし、二人に対して失礼な気さえする。

なので、手ぶらで「仕事ちょうだい」ではなく、ダメもとで「あなたの雑誌なら、こんな企画はどう?」と持ち込んでみようかなと。ぼんやりとしたアイデアはある。まあそれを企画書として形にするのが、楽しくもありしんどくもあるのですが。

2024年の展望③:まずは1本、企画を持ち込む

私のnoteでシリーズ化している「おり紙と息子とわたし」。「スキ」はほとんどつかないけれど(泣)、個人的に続けたいと思っています。

内容の半分が「息子自慢」のようだと自覚していますし、それが「スキ」がつかない理由の一つとも思いますが、いずれは折り紙は奥が深くて面白いことを追求する記事を書きたいです。
ナショナルジオグラフィックなどの科学雑誌での特集は見たことがありますが、子育て世代に訴える企画ってあったのかなあ。
折り紙作家さんにインタビューする前提で企画を考えて、一人で勝手にワクワクしています。
ターゲットも媒体も、内容も誌面も考えて、どこかの紙媒体に持ち込むことが大きな目標です。(ああ、書いてしまった。できるのか?笑)

2024年の展望④:それでも子育て第一優先

下の子どもは小学一年生、上の子はいよいよ4月から中学生。自分でできることは自分でしてもらいつつ、学校から持ち帰った「今日の出来事」など、たわいもないおしゃべりには耳をしっかり傾けたいと思っています。
何が悲しいって、子どもに話してもらえないことほど、悲しいことってないと思うんです。なので、子どもから話してもらえるよう「何かしていても、手を止めて話を聞くぞ」と意識はしているのですが、2023年は下の息子に何度も「あ、ママ、上の空!」「ママ、今、上の空じゃない?」と言われました 笑。

2024年は「上の空」と言われないように気をつけます。

2024年の展望⑤:新技術を前向きに面白がる

2023年の新語・流行語大賞は「アレ are」に決まりましたが、個人的には「生成AI」が大きかったです。
ライターもそうだけど、デザインをする人、編集をする人など、「読み物」を作る人ならどなたでも「脅威」に感じることでしょう。私もつい最近まで、否定的だったし悲観していました。
ですが、AIにイラストを描いてもらって思いました。そんなに凄くないんです。全然、思ったようなものを描いてくれない。そうか、命令する側にもテクニック=AIとの対話力が必要なんだと気付きました。

先日、手塚治虫さんの「ブラック・ジャック」の新作が発表されました。

手塚治虫さんのご長男・眞さんを中心としたチームが「AIと切磋琢磨して作り上げた作品」とのことで、手塚氏が安堵と興奮が入り混じったような表情をされていたのが印象的でした。
この番組を見て、私の中のAIに対する否定的な感情が薄れていくことに気付きました。AIは姿形こそないけれど、ものを作る際の「チームメイト」になり得るんだなあと。

2024年も新しい技術がたくさん登場するでしょう。大阪では万博の準備が着々と進むはずです。建設費が膨大だったり、参加予定国が辞退したり、ネガティブな報道はまだまだ続くと思いますが。

せっかくなので楽しもう。新技術を前向きに取り入れよう。
未来をよくする叡智と信じて、面白がる姿勢を忘れないようにしたいと思います。

* * * * *

他にしたいことは、
・コンポストを始めたい
・小さな庭の小さな花壇を作りたい(家の中で生活を循環させたい)
・カズオイシグロを読み倒したい
・平野啓一郎も読み倒したい
です。

たっくさーん! 笑

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