石田明子|ライター・編集・デザイナー

大阪在住・2児の母|地方および大手出版社で、編集、ライティング、誌面デザインなど、雑誌…

石田明子|ライター・編集・デザイナー

大阪在住・2児の母|地方および大手出版社で、編集、ライティング、誌面デザインなど、雑誌・書籍作り全般の経験を積む|結婚・出産後は子育てに集中、下の子の就学を機に仕事再開|子育てファーストを信条に、仕事も生活も楽しむ生き方を模索中|生活クラブの活動、学校の園芸サポートもライフワーク

最近の記事

はじめてのZINE〜東京文学フリマ38に出品します①〜(文学フリマ東京38 第一展示場 R-31・32)

半年ほど前、ライター、エッセイストの江角悠子さん率いるオンラインサロン「京都くらしの編集室」のメンバーになりました。(https://w-koharu.com/) さまざまな企画に参加して、いろいろなライターさんの話を聞いたり、実践的なことを学んだりしていましたが、この度、オンラインサロンのメンバーと一緒にZINEを完成させることができました! そして、5月19日に開催される東京文学フリマ(文学フリマ東京38 第一展示場 R-31・32)に出品することまで決まったのです!(

    • 部屋を片付けたい、きれいに整えたい、だけど動けない。そんな時の特効薬はやはり「人を招待する」ことだと思う。きょうは家を建ててくれた工務店さんが「年に一度のお家チェック」にやってくる。家の隅から隅まで、シンクの奥も床下収納ものぞかれる。さて、約束の時間まであと2時間。間に合わせな!

      • 〜感謝の気持ちでいっぱい〜卒業を寿ぐ花たち

        2024年3月15日、娘が小学校を卒業しました。 卒業にあたり、たくさんのお花に触れる機会がありました。どれも誠意と美しさに満ちた素敵な花でした。 卒業の「花道」を彩る花たち私は小学校の園芸ボランティアに参加しています。長年ボランティアを務めているベテランさん達が(60代〜80代)、季節の行事のたびに「子ども達のために」とお花を手配し、段取りを組み、作業が円滑に進むよう準備してくださるのを見てきました。 私たちママ友4人は、ベテランさん達から色々なことを教えてもらいながら、

        • へちまスポンジの話

          学校の園芸ボランティアで「へちま」をいただいた。 すっかりしなびて、カラカラで、茶色とも黒ともつかぬ、ぶっちゃけ汚い風貌で、寒風に吹かれて所在なくブラブラしていたへちまであった。 ボランティアのおばちゃんが「あ〜あ、作るだけ作って、放ったらかし…」とため息をつきながら、「はい、スポンジになるで」と手渡してくれたのだ。 子どもの頃、学校の授業で「へちま」を栽培して、へちまスポンジを作ったことを思い出した。 ちょうど、自宅で使っているプラスチック素材のスポンジに疑問を抱いてい

        はじめてのZINE〜東京文学フリマ38に出品します①〜(文学フリマ東京38 第一展示場 R-31・32)

          【折り紙と息子とわたし10】折り紙作家さんのオンラインイベントに参加しました。

          息子が何回も何回も完成させ、それこそ折り図を見なくても折れるようになった作品「イルカ」。 そのイルカの創作者である折り紙作家・川畑文昭さんのオンラインイベントに参加しました。 『創作折り紙 ひらめきを形にする方法』という本の刊行記念イベントです。今回は2回目だそうですが、ママ友さんに教えてもらっての初参加でした。 子ども雑誌の企画ということで、参加者の大半が小学生(に見受けられた)。 みんな自分の作品を誇らしげに置いて、とても静かに画面の前にたたずんでいる。なんだかとっても

          【折り紙と息子とわたし10】折り紙作家さんのオンラインイベントに参加しました。

          娘が帰宅するなり「疲れた」「疲れた」を連発するので、「何がそんなに疲れたん?」と聞いたら、「笑いすぎて疲れた」だって。娘、小6。「箸が転げても笑う」と言われるお年頃。そんな娘に、私も笑った。いつまでもそんな年頃が続きますようにと願った☺️

          娘が帰宅するなり「疲れた」「疲れた」を連発するので、「何がそんなに疲れたん?」と聞いたら、「笑いすぎて疲れた」だって。娘、小6。「箸が転げても笑う」と言われるお年頃。そんな娘に、私も笑った。いつまでもそんな年頃が続きますようにと願った☺️

          思いがけず、発芽。思いがけず、仕事(ってこともあるのかな♪)

          昨年、我が家の花壇を彩ってくれたチューリップの球根を、今年は植木鉢に植えた。 わりと早い時期に芽を出したので、「ヤッホー」とホクホク顔で眺めていたのだが、おや。 地面からも芽が出ている。 地中の球根はすべて掘り上げたつもりだったが、まだ残っていたのかな? 迷いながら、悩みながら、整えながら、いま、仕事の種をまき始めた私。 こんな風に、予想外のところから芽が出ることがあるんだ。 仕事だって、予想外のところから舞い込んだりすることもあるのかなと、なんだかチューリップの新芽から

          思いがけず、発芽。思いがけず、仕事(ってこともあるのかな♪)

          【集計結果発表】今月は、娘と息子のインフルエンザが治ったタイミングで学級閉鎖が起きる、ということが立て続けにあり、集計したところ、二人揃って登校したのは9日と13日だけでした。 「なんか食料の減りが早いな」「なんか予定していたことができていないな」と思ったら、こういうことか〜!

          【集計結果発表】今月は、娘と息子のインフルエンザが治ったタイミングで学級閉鎖が起きる、ということが立て続けにあり、集計したところ、二人揃って登校したのは9日と13日だけでした。 「なんか食料の減りが早いな」「なんか予定していたことができていないな」と思ったら、こういうことか〜!

          【49歳のつぶやき】『いい人』をやっと卒業した話

          昨年末、自宅にカーポートを設置した。 お願いしたのは、家を建ててくれた工務店さん。我が家のことを知ってくれているので安心してお任せしたのですが、設置されたポートを見て「あれ…?」。 なんとなく違和感がある。 こちらがイメージしていたものよりも、屋根が高く感じたのだ。 なんか、雨が降り込みそうだし。 なんか、バランスも悪くない? と夫と胸のざわざわを話し合った。 夫の話によると、工務店さんにお願いした高さよりも、10センチほど高いという。 たかが10センチ、されど10セン

          【49歳のつぶやき】『いい人』をやっと卒業した話

          【子育て】泣かずに謝辞を読む方法(卒園・卒業)

          3月は卒業・卒園シーズンですね。 子どもの卒業式・卒園式で、先生方への感謝の言葉=謝辞を読むことになっている人も多いのでは? 2月も半ばを過ぎ、そろそろ式に向けて準備を進める時期だと思います。 かくいう私も、昨年2023年の今頃は、「ああ、謝辞〜!」と頭を抱えていました。 子どもたちが通っていた幼稚園では、代々「保護者会の副会長が謝辞を読む」と決まっていて、副会長をしていた私にも例外なく声がかかったのでした。 しかし2022年度までは、コロナ禍を理由に「謝辞は中止」となっ

          【子育て】泣かずに謝辞を読む方法(卒園・卒業)

          バレンタインデーということで、娘が作ったクッキー。クッキーとマシュマロでチョコレートをはさみ、マシュマロに模様をつけてアラザンで飾りつけ。見た目の可愛さに、私まで釘付けになりました。カナダでよく食べた背徳感いっぱいのお菓子も、こんな組み合わせだったなあ…。

          バレンタインデーということで、娘が作ったクッキー。クッキーとマシュマロでチョコレートをはさみ、マシュマロに模様をつけてアラザンで飾りつけ。見た目の可愛さに、私まで釘付けになりました。カナダでよく食べた背徳感いっぱいのお菓子も、こんな組み合わせだったなあ…。

          推しの5年、私の5年

          節分の日、私はちょっとドキドキしながら外に出かけた。 自宅から歩いて行ける距離にある「成田山不動尊」の節分祭を見に行くためだ。 節分祭には毎年、NHKの朝ドラの出演者がやってくる。今年は「ブギウギ」から愛助役の水上恒司くんと、秋山役の伊原六花さんが参加するという。 ドキドキしていたのは、水上くんが来るからだ。 遡ること5年前。 当時はまだ「推し活」という言葉はなかったけど、私はかなり水上くんを「推し」ていた。水上くんは「中学聖日記」という有村架純さん主演のドラマで、有村さ

          「食べること」の楽しさを再発見。80代おばあちゃんの「角材野菜ゴロゴロ芋汁」

          日頃は「いちょう切り」にしてしまう人参や大根が、まるで家の柱のような「角材」風に切られていて、お椀の中でゴロゴロと圧倒的な存在感を放つ。 そんな芋汁を、食べた。 同じ具材なのに、形と大きさが違うだけで、切り方が変わっただけで、こんなにも違うものなのか。 いちょう切りだと流すように胃の中に送り込んでしまうけど、角材カットされた根菜達はそうはいかない。 一口では食べ切れないので、半分かじって断面を眺めたりする。 少し硬さが残っているので、根菜の歯応えを楽しんだりする。 そう

          「食べること」の楽しさを再発見。80代おばあちゃんの「角材野菜ゴロゴロ芋汁」

          【わたしのしごと①】 「自宅で仕事をしたい」と専業主婦が吠えた

          下の子どもが小学生になり、自由になる時間が少しずつ増えてきた。 それで、自宅で仕事をしたいなあと思うようになった。 ネットで検索すれば、山というほどの仕事がある。 noteを開けば、フリーランスの仕事に関する多くの成功譚、失敗談にあふれ、数分でのまれそうになる。 情報が多いって、苦しい。 まずは自分が何をしたいのか、何ができるのか、本気で整理しないと、情報の波に翻弄されたまま寿命を迎えそう(いや、ほんとに)。 なので、自分が今まで歩んできた道のりを振り返ることにした。

          【わたしのしごと①】 「自宅で仕事をしたい」と専業主婦が吠えた

          【受験】せっかく猛勉強するんだから。こんな受験問題はどう?とおばさんは考えた。

          ここ数年は中学受験ブームだ、という話をよく耳にする。 小6娘の周囲にも「お受験組」が何人かいて、 「部屋に監視カメラがついている」とか 「遊んでいたら、スマホにお父さんから着信があって、『帰ったら勉強するんだよ』って言われた」とか、 まるで漫画のような話に「それホント?」と突っ込んでしまうことがしばしばあった。 嬉しいことに、私と娘が把握している「お受験組」は、全員が無事に合格したとのこと! よかったねえ、本当によかった! と娘と喜んだ。 娘は、本当に涙ぐんでいた。(ちょ

          【受験】せっかく猛勉強するんだから。こんな受験問題はどう?とおばさんは考えた。

          【子育て】子どもが「できる」と宣言したことは必ずできるのだと信じ、背中を見送った日

          小1の息子が、学校から帰宅するなり「今日はパンダ公園でみんなと遊ぶ!」と言う。 パンダ公園とは、家族と一緒に行ったことは何度かあるが、子どもだけ、しかも息子一人で行かせたことはない。 そこそこ距離もあるし、そこそこ大きな横断歩道を渡るし、そこそこ車の往来が多い通りに沿っていく。 自宅からどのくらい離れているんだろう。片道1キロくらいあるんじゃないだろうか。 「ともくんにとって、初めての大冒険だね! 道わかるの? 一人で行けるの? 大丈夫?」 「うん、大丈夫! パパと何回も

          【子育て】子どもが「できる」と宣言したことは必ずできるのだと信じ、背中を見送った日