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海外旅行先のスーパーや市場でのお買い物

海外旅行先でスーパーや市場に行くのは楽しいですよね。
日本と違って、勝手が分からず、ちょっと困ることもあると思いますので、Tipsをnoteしてみます。

フルーツや野菜のはかり売り

はかり売りでモノを買う方法は、他の人を見てマネする、のが一番です。
初めての時はドキドキするかもしれませんが、一回やってみれば、二回目からは気持ちに余裕ができて、結構簡単です。

ヨーロッパで夏に売っているぺっちゃんこの桃が大好きで、皮ごと食べれてナイフがなくてもOKということもあり、かなり頻繁に買ってしまいます。
ビニールに買いたい量をいれて、はかりに置いて、桃が陳列してある棚に表示してある番号をはかりの画面で選択して、出てきたシールをビニールに貼る。
やってみれば意外と簡単なので、もしためらったことがある方はやってみてください。

スロベニアの市場
中央左がひらたい桃 
美味しいし、高くないのでついつい買ってしまいます

2021年に旅行したスペイン。マドリードのカルフールではシールを作らなくてOKでした。いつものようにバナナをはかりに置いてシールを作ろうとしたら、シールが出てこない。店員さんを探して状況を説明したら、「シールは要らないんだよ」と教えてくれました。レジにはかりが設置されていて、その場でバナナの重さを測って会計してくれました。
フルーツ売り場にあるはかりは会計前に値段を知りたい人のために設置しているだけで、シールは出てこないそうです。このやり方は便利でいいなぁと思いました。

自分で袋に詰める時に気を付けるべきは、スーパーでは誰か商品を一口かじっていたり、傷んだモノが陳列されていたりするので、買う時はよく見た方がいいです。


大きなカバン

万引き防止のため、入口で大きなカバンをコインロッカーに預ける必要があるスーパーがあります。
他のお店で買ったものも店内に持ち込まないようにロッカーに預けるようにセキュリティの方に言われることもあります。
コインロッカーはほとんどが無料ですが、お店によっては1ユーロ入れて、荷物を取り出すときに1ユーロ戻ってくることもあります。
自ら積極的に入れる必要ななく、セキュリティの方に入れるように言われたらコインロッカーに入れればOKと思います。

買い物かご

日本ではスーパーが用意している買い物かごに商品を入れていくのが当たり前ですが、自分で持参したカバンに商品を入れる文化もあります。一見すると万引きしているように見えますが、レジで自分のカバンから商品を出して会計しています。
日本のスーパーのようにきれいな買い物かごが用意されていないこともありますし、どうやってレジまで商品を運ぶかは自分が好きなようにしたい、ということだと思います。

セルフレジ

日本と同じ要領です。

左側に買い物かごを置いて、セルフレジでスキャンした商品を右に置いていくスタイルの場合、左から右に移動した重さが均衡しないとエラーになることがあります。
右側に置く時に持参したエコバックに入れてから置いたら、重さが均衡しなくて、エラーになり、お店の奥からネクタイした人が出て来てびっくりした経験があります。

スーパーの出口で会計済みレシートのバーコードをスキャンしないとドアが開かなかったこともあります。レシートはちゃんと受け取った方がいいです。

こういう細かいルールは事前に分かりようがないので、現地の人がどうやっているかを見て、マネするのがベストと思います。

セキュリティ

スーパーの出入口にセキュリティの方が立っているスーパーも結構あります。
みんなが安心して買い物ができるように立っていたり、ホームレスの方が入るのを防いだり、国や地域によっていろんな目的があると思います。
セキュリティの方に「カバンの中を見せて」と声をかけられたら、おどおどせずにカバンを見せればOKです。

番号札

スーパーの中のお惣菜コーナーやパンコーナーなどで対面販売が行われていたら、番号札が設置されていないか、確認した方がいいです。
日本の銀行やスマホショップであるような番号札を発行する小さな端末が置いてあるかもしれません。
概して西欧・北欧は番号札を取るスタイルが多いように感じます。
日本のように順番に一列に並ぶという文化がなく、番号札を取って各自好きな場所で待つことの方が自然なのだと思います。

デンマークのパン屋さんで番号札を知らずに何を食べるかショーケースを覗いていたら、後から入店してきた方が私の番号札を取って渡しに来てくれて、感動しました。ヨーロッパの人々は基本的に他人に興味がなさそうなのに、気づいて、持ってきてくれるなんて、感動しました。

賞味期限

日付の表示がdd/mm/yyyyのケースと mm/dd/yyyyのケースがあるので、旅行前にその国の日付表示について調べておいた方がいいです。
09/10/2023が9月10日なのか、10月9日なのか、スーパーの売り場で分からないと賞味期限切れの物を意図せず買ってしまうかもしれません。
日本と違って賞味期限が切れた商品が陳列されていることがあるし、間違えて賞味期限切れ商品を買ってしまったとしても、「それ選んで買ったのはあなたでしょ」と言われるのがオチだと思います。

日本に持って帰れるかどうか

スーパーのお土産コーナーに各国の特産品が並べられていますが、日本に持ち込めるかどうか、ちゃんと確認した方がいいです。
農林水産省のサイトで細かく確認できます。

肉製品は原則NGと考えた方がいいです。
個人が消費する缶詰等は日本の空港の検疫カウンターで現物チェックを受けて、OKであれば持ち込めますが、そこまでしてハンガリーでフォアグラの缶詰を買う必要があるか、一度考えが方がいいです。
検査の時間がかかるし、罰金数百万円だし、違反者としてパスポート番号が記録されるし、amazonで買った方がよさそうと思います。

ハンガリーのフォアグラ
昔はお土産として日本へ持ち帰れましたが、法改正で持ち込みがかなり難しくなりました



製品に書かれている表示

製品に書かれている表示をいくつかピックアップしてみます。

BIO/Organic
ビオやオーガニックってよく聞きますが、何となくわかるけど、はっきり違いは分からない言葉じゃないかと思います。調べてみると、国や地域によって定義も異なっているようです。
結論としては、違いは分からなくても大丈夫。
旅行者として気を付けるべきは、ドイツなどの市場では、生産者と販売者以外が触るともうBIOとは言わない野菜もあるので、勝手に触らないこと、です。触ったら買わないといけないケースもあります。

日本のスーパーでは売り場に陳列されている全部のアボカドを触って美味しそうなものを選んでいる人を見かけることもありますが、素手で触りまくって選ぶのは日本や一部のアジアの国だけじゃないかなと思います。


Gluten Free
グルテンを含まない
グルテンが慢性不調の原因となることもあるようです。

Lactose Free
乳糖不使用
牛乳を飲むとおなかがゆるくなる人は乳糖が原因のこともあるようです。

NON GMO
非遺伝子組み換え食品
小麦、大豆、トウモロコシなど大量に生産する穀類は栽培や収穫が楽になるように遺伝子組み換え操作が行われることが多いのですが、そのような食品を使っていない、という製品に書かれています。

Without Palm Oil

パーム油不使用
日本ではあまり目にしませんが、パーム油の問題は世界では多くの人が認識している問題です。

日本ではパームオイルを使った製品がたくさんありますので、あえて海外旅行先でWithout Palm OilやNo Palm Oilという表記を気にする必要はないかもしれません。

イタリア旅行で買ったお菓子
グルテンフリーでNONパームオイル


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