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京都旅行 10月の京都


10月1日~5日  北野天満宮 瑞饋祭

瑞饋祭ずいきまつりは五穀豊穣に感謝するお祭りです。瑞饋とは里芋類の茎や葉のことだそうです。御神輿は秋に収穫される野菜や穀物で作られるのが珍しいと思います。

1日:北野天満宮から西ノ京の御旅所まで神幸行列
2日・3日:御旅所にて献茶会
4日:御旅所を出発した御輿行列が氏子地域を北野天満宮まで還幸行列



10月1日~10日 安井金比羅宮 秋季金比羅大祭

縁切り・縁結びで観光客に大人気の安井金比羅宮で、最も重要な祭事が1日~10日まで行われます。

各日のスケジュールは公式サイトで確認できます。
スポーツの日の前日の14時から行われる渡御とぎょが見学する際のハイライトと思います。

10月1日~9日 伏見稲荷 千本灯籠

権殿北側石段~奥社奉拝所、千本鳥居入口~十石橋・啼鳥菴がライトアップされます。幻想的な千本鳥居を見ることができます。


10月7日~9日と15日 粟田神社 粟田祭

7月の祇園祭の原型といわれている剣鉾や、大きな粟田大燈呂の行列、御神輿などが見どころ。
神社の御神輿が、門跡寺院である青蓮院に入っていくという珍しい経路となります。1000年の歴史の中で、様々な変遷を経て現在のようなお祭りになったのかなぁと想像します。


10月20日 禅居庵(摩利支天堂)御開帳

祇園の花見小路南端にある建仁寺も多くの方が訪れるお寺ですが、その建仁寺の塔頭寺院である禅居庵で年に一度の御開帳があります。
聖護院の山伏による山伏問答やお焚き上げもあります。

http://zenkyoan.jp/sche/#c03

京都では年間通して、あちこちで豪快にお焚き上げの煙が上がります。迫力あるので、京都旅行とタイミングが合えば是非一度見てみてください。
私のように他県から京都へ引っ越してきた人が火事の煙と勘違いして119に電話する事例がたくさんあるようで、お焚き上げが街中で行われている時はサイレンを鳴らして消防車がやってくることがあります。それくらいモクモクの煙があがります。


10月20日~22日 清水焼の郷まつり

京都駅からJRで1駅、山科の清水焼団地で大規模な陶器市があります。
幅広いタイプの陶器が並ぶので、あちこち見て周るのが楽しいです。屋台やフードトラックもたくさん出ます。

2022年は京都駅から会場への臨時直行バスが出ていました。所要時間は20分、運賃は250円となっていましたが、道路が混んでいて京都駅へ戻る時は1時間弱くらいバスに乗っていました。
山科駅と会場を結ぶ循環無料バスもありましたが、大行列ができていました。


10月22日 時代祭

5月の葵祭、7月の祇園祭と並んで京都三大祭の一つが時代祭です。
平安京1100年を記念して1895年に始まった平安神宮のお祭です。始まった当時は最新トピックだった明治維新の維新勤王隊列が先頭で、徐々に時代が平安京造営時期まで遡っていき、各時代の代表的な服装で行列していきます。

10:30 京都御所 建礼門前で行在所祭あんざいしょさい
12:00 京都御所 建礼門から時代行列出発
12:50 烏丸御池交差点を東へ
13:30 河原町三条交差点を東へ
14:30 平安神宮到着、還幸祭

観光案内所「京なび」で配布されていました

行列の先頭から最後まで見ると2時間かかるそうです。
ルートの前半、烏丸通や御池通はオフィス街なのであまり雰囲気が出ないと思います。三条大橋を渡った後の後半の方が街並み的には時代祭とマッチするのでおススメの見学エリアです。

9月~12月 秋の特別公開

京都でのイベントなどを手がけていらっしゃる株式会社京都春秋が企画されている特別公開・特別拝観があります。 

写真がきれいで、サイトを見るだけでも楽しいです。

前回聖護院に行った時は境内を歩いただけだけだったので、もう一度行って、狩野派の障壁画を見てみたいです。大徳寺の黄梅院も気になります。


トップ画像は10月の京都でよく見かける芙蓉(ふよう)です。晩夏から秋まで長く咲いています。


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