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祇園祭 神輿洗式

2023年7月28日 神輿洗式(みこしあらいしき)を見に八坂神社へ行ってきました。

7月10日の神輿洗いと同じスケジュール、と八坂神社Webサイトに書いてあったので、朝の神事用水清祓式は見に行かず、夕方に八坂神社へ行ってみました。
今年は「祝い提灯」が出るとのことで楽しみにしていたのですが、開始時間やルートなど詳しいことは分からないまま18:00前に八坂神社に到着しました。

18:00時点では既に本殿で神事が始まっていました。見物人は外国人観光客が多く、団体ツアーらしき方々もたくさん来ていました。

18:05に四若の皆さんが舞殿から中御座神輿を出し、南楼門の外側、中村楼の前で降ろされました。
続いて東御座と西御座も舞殿から出して、こちらの二基は神輿庫へ直接移動されました。18:20には神輿庫への格納が完了。

中御座 南楼門から外へ
東御座 舞殿から神輿庫へ

大松明にをけらが灯されるまでは、宮本組の皆さんが南楼門で集合写真を撮ったり、菊水鉾の囃子方のみなさんが浴衣で参拝されたり。舞殿の御神燈にも灯りがつきました。

7月10日の神輿洗いでは四条大橋のたもとにある「ちもと」で菊水鉾の皆さんがお囃子を演奏されていましたが、28日の神輿洗いでは「中村楼」の前で演奏されていました。

19:00に予定通り本殿で大松明にをけら火が灯され、南楼門から四条大橋へ向けて出発しました。

大松明の出発を見たので、私も四条通に行ってみたら、祝い提灯の行列がお神輿を待っていらっしゃいました。

19:30に大松明が四条大橋から八坂神社へ戻ってきたタイミングで、祝い提灯の皆さんも提灯に灯りをつけられました。ちょうどあたりも暗くなり、様々なデザインの祝い提灯がよく見えるようになりました。おたふく、太鼓、亀、鯛、鳥居、海老芋、軒行灯、ぽっくり下駄などなど。
江戸時代に行われていた祝い提灯を、2019年に復活させたそうで、周囲で見学していた人も祝い提灯について知らない方が多かったです。

大松明とスタンバイしている祝い提灯
行列開始時の祝い提灯
趣向を凝らした提灯は見ていて面白かったです



祝い提灯については、こちらのWebサイトを参考にさせていただきました。


19:45頃に中御座御神輿が四条大橋へ向かって四条通を通った時に、祝い提灯の皆さんも後ろについて祇園四条駅付近まで行列したようです。

中御座神輿が四条大橋から八坂神社の西楼門前に戻ってきた後は、祝い提灯は八坂神社の境内には行かず、東大路を北上していきました。

八坂神社西楼門の石段下で中御座の差し上げが行われたのは20:30頃でした。

西楼門前に帰ってきた中御座の差し上げ

中御座は中村楼前で小休止されてから、20:45に南楼門から八坂神社の境内へ。
21:00には中御座も神輿庫へ格納されました。
その後は四若の皆さんが舞殿にあがり、締めをされて、21:10には撤収となりました。
お神輿はまた来年。

名残惜しいお神輿
御神輿がなくなった舞殿

21:15には一般参拝者も八坂神社本殿にお参りできるようになりました。

後祭以降の祭事は見物人が減ってゆっくり見学できるのがいいです。街の皆さんが支えている地元のお祭りという感じがしました。

祝い提灯のタイムテーブル(一部予測)
18:30頃 四条通、祇園町南側第1パーキング前に整列
19:00  大松明が四条大橋へ行くのを整列したままお見送り
19:30  大松明が八坂神社へ戻るのを見届けてから提灯点灯
19:45  中御座神輿に続いて四条大橋方向へ行列
20:00  四条大橋では神輿洗の神事が行われているので、祝い提灯は手前の祇園四条駅付近で旋回行列←SNSの動画を見漁ったのですが、ここが一番の見どころだったと思います。
20:30  八坂神社前で中御座の差し上げが行われている間は四条通で並んだまま待機。中御座が東大路通を南へ曲がって、南楼門から境内へ行くのとは反対に、東大路通を北へ。おそらくその後は祇園北側の町内を行列。

行列は「祝い提灯」と書かれた大きな提灯、金魚の形などかわいい手持ち提灯を持った浴衣姿の祇園の女性陣、笛太鼓鉦のお囃子の皆さん、趣向を凝らした祝い提灯、という順番だったと思います。
来年も楽しみです。

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