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中古の家を見る

チュースの家の隣がずっと前から売りに出されている。小さいバルコニーがあって、外見はかわいい家。ここを小さな食品加工場にして、許可を取ってお味噌を作って売ったらいいかも、と思い、とりあえず、持ち主に連絡。

持ち主は、チュースが村に引っ越してきた30年前には、まだそこに住んでいて、両親が牛を飼っていた。その後20年くらい前に別の街に引っ越して、その後はずっと空き家になっているらしい。
持ち主のおばちゃん 70歳。

彼女の祖父母が家を建てたらしいので、築何年?そこまで古くはないか。
石造りの家は、持ちがいい。
台所はこんな感じ。薪燃料で料理するタイプのキッチンも付いている❗️

2階の部屋は、天井が低くてあんまり感じがよくない。

家の半分は昔納屋だったのだけど、納屋の2階はなんと、まだ20数年前の乾燥草がそのまま。

でも、石造りの壁はステキ。2階は一方の壁をガラスにすれば、目の前に大きな木があってとても良い部屋になる。
そして、一階は、こんな感じ。

牛が住んでいた時そのままの水飲みタンクやらが色々そのままあった。
この家族はどういう形で引っ越したのだろうか?
歳をとって、牛を飼わなくなり、息子たちに言われるままに街に引っ越したのだろうか。

さて、この家160㎡らしいんだけど、お値段は42000ユーロ。日本円が強かったら550万円くらい。問題は、かなり手を入れないといけないこと。チュースいわく、まず、屋根の高さを上げて、全部貼り直し。ゴミを全部捨てないといけないし、壁も取り壊してガラスを入れないと暗い家でつまらない。それを考えると42000ユーロは高すぎる、ということでこの家を買って、食品加工場を作るというアイデアは要検討になった。残念だなあ。
この家の長所は、チュースの家がとなりにあること、電気と水道の設備が既にあること。
村の真ん中にあって、みんなにとってアクセスがいいこと。
食品加工場を作って村に住んでいて、趣味でジャムとかを作ってる人たちと一緒に何かできたらみんなにとっても良いと思うんだけどなあ。

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