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疲れに気付かない人

ずーーーっと疲れている状態が続くと
疲れているのが普通になってしまって
自分が疲れていることに気付けなくなります。

はい、私がそうでした。

30代頭くらいで何かのセラピーを受けたとき、
「ものすごく疲れていますよ」と言われて、
でも物心ついてから疲れてないことがなかったから、
「疲れてはいるけど・・・まあ普通だろう」
くらいにしかその時は分かりませんでした。

ここまで疲れちゃってる人は、
人の手を借りないと疲れてない状態に戻るのは難しくて、
色んな施術をうけて「疲れてない」を繰り返し繰り返し経験して、

「あれっ・・・元気だと思ってたけど、私けっこう疲れてたんだ・・・」

とようやく気付けるようになりました。


本来の「ふつう」は元気と疲れているの真ん中にあって
こんな感じ。

元気 ⇔ ふつう ⇔ 疲れている

でもずっと疲れの中にいる人は
「ふつう」を認識するポイントがずれてしまっていて、

(元気 ⇔ 普通 ⇔ )ちょっと疲れている ⇔ 疲れている ⇔ すごく疲れている

元気と普通のゾーンはもはや見えなくなっていて、
<疲れている>の中での強弱しかなくなってます!!


そういう人は、とにかくとにかく、
「自分は基本疲れているのだ」ということを
まずは受け入れてください。

で、一日のうちに何度も、
「大丈夫?疲れてない?」と自分に聞いてあげてください。
大切な人を気遣って尋ねるように。

おすすめは、10段階評価です。

「今の疲れレベル・・・8!」

みたいな感じで、
そのときの疲れ具合を数値化します。

しばらくやってると、
自分がいつもどのゾーンにいるのか分かってきます。

8~10:疲れる方向に攻めすぎ
でもまだいける!と思って倒れるまでやろうとしてませんか?
とりあえず相当やばい癖をもってることを認識しましょう。

手放すべき言葉
「私にしかできない」
「他の人はあてにならない」
「完璧にしなきゃ」


5 ~ 7:慢性的にお疲れ強めですね
燃え尽きるまではいかない自制はできてますが
うっかりすると8以上にいきやすい。
絞り切る癖がつく前に、疲れを自覚してレベルを下げましょう。

手放すべき言葉
「みんなやってるから」
「自分だけ楽できない」

1 ~ 4:微疲れさん
悪くないです!
ちょっと疲れているゾーンなので、
たぶん「ふつう」「元気」も感じられるときがあるのでは?
「元気」を感じる時間を増やしていきましょう。

手放すべき言葉
「自分はこんなもんだ」
「年だから仕方ない」


まずは疲れていることに
気付くのがファーストステップです。

気付くだけでいいです!

まずはちょいちょい自分に聞く習慣をつけること。
頑張って疲れをどうこうしようとしないでください。
セカンドステップはまた今度書きます。



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