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指導者クラス 1月7日

こんにちは!鈴木顕子(ダルクローズ・リトミック国際ライセンス保持)です。

このnoteには、日々のダルクローズ・リトミックのレッスン風景を綴っていきます。

ご興味をお持ちの方にお読みいただけると嬉しいです。


今日は、恵比寿リトミック・ピアノ音楽教室「ジャックと音楽の木」の指導者クラス1月7日について綴ります。

このクラスは、ダルクローズ・メソッドを総合的に学ぶ指導者のためのクラスです。

ご自身の経験やレベルに合わせて学んでいただけるよう、ベーシックとアドバンスの2つのクラスがあります。


〈ベーシッククラス〉

まず初めに即興の宿題をお聴きしました。  

毎回共通の宿題は、カデンツと伴奏付けです。 

和音をつかむカデンツの練習は、キーボードハーモニーの基本になる大事な練習です。

手で何となく弾いている人もいますが、各調の調号をきちんと理解した上で意識しながら練習する方が上手に弾けるようになります。

地道な練習ですが、続けていると必ずや力になります。

ライセンス仲間の先生の中にも、「和音をつかむ練習をしていなかったから、即興は苦労した」という方がいらっしゃいました。

ベーシッククラスの皆さんはコツコツとカデンツを練習してくださり、4月からの練習の成果が表れていると感じます。


〈アドバンスクラス〉

リトミックはクロスリズム、5対4を行いました。

レッスンでクロスリズムを取り上げると、「2拍3連のようなものですね」とピンとくる方が多いようです。

しかし、同時に2と3はできても、同時に5と4なんてどうやって行うの?と思いませんか。

ここで合成リズムというものを使います。

私がリトミックのレッスンで初めて合成リズムを学んだ時は、目から鱗でした。

エミール・ジャック=ダルクローズはいろいろなことを考え付いたのだ、と感心します。


さて、レッスンについてはこのくらいにします。

この日はどちらのクラスも面談を行いました。

今後の目標や将来の希望、レッスンへの要望など、お一人ずつざっくばらんにお話していただきました。

様々なお話が皆さんからどんどん出てきました。

全員の方がダルクローズ・メソッドに真剣に向き合っていらっしゃることが本当によくわかりました。

お一人お一人がいろいろなことをきちんと考え、将来を見据えながら前向きに通ってくださっているのですね。

とても良い時間でした。

私は皆さんの思いに応えるべく、引き続き努力していかなければ、と気持ちを新たにしました。

皆さんに負けないよう、引き続き頑張りたいと思います。

鈴木顕子






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