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響き合う遊びがしたい

私の好きな旅先の街には、ほぼ例外なく広場がある。





そこでは、なんとなく人が集まっていて、
作品見せ合ったり、売っている人もいれば、時たまに
議論ふっかけあっている人もいる。

誰かがギターを出してきて歌ったり、

もっと夜が吹けると、そこに詩人の輪ができる


もちろん友達同士が、そこで待ち合わせしてどこかに出かけたりもする。

直接お店で集合じゃなくて、わざわざそこで集まるということに意味があるんじゃないかと思っている。



知り合いを見かければ、元気?って声をかけられるし、

見ず知らずの人と、目があったり言葉を拾ったりで話が始まることもある、
自分が普段は出会わない人との邂逅。

意識のどっかで気にしていた人とばったり会う偶然。

輪が閉じられていないことで生まれる偶発的な何か。
いつだってそこから関係性を築ける自由。
残らない、けれど、余韻は残って内側に根を生やす、雑談の美。

そういう広場の力に育ててもらった私は、広場で遊びたいなあと思っている。



clubhouseで2つの部屋を始めました、

私のアカウントは @akikoterai です。

1. 「詩から始まる1日」:朝6時〜
  

詩、美しい言葉や、自由な創作から1日をはじめる集まり。
今日は言葉とインスピレーションの周りを語って、詩を読みあった。
言葉は、そこにあるものを捉えようとして揺らぐものに鎧を着せてみたもの。
インスピレーションは神の息吹というこうすけくんの言葉が、よい余韻。

(こちら、いくつかFBでもコメントいただいて、最初は夜を想定していたのですが、

娘がいつ寝るか全く定まらないので朝になりました。
(一緒に寝落ちるときの、ぬくぬくすうーって幸せも尊い)。


朝の時間にしたことで早起きできるようになったし、
1日の始まりを「遊び」から入れるのは本当に楽しい。しばらく続けてみようと思っています。)


2. 「ハミング/スキャットルーム」不定期
・遊びたくなった時
 (10分-15分くらい)  

鼻歌や、ワンフレーズずつ歌っては、投げ返しあう遊び。
初めまして、の人と始めました。
朝のガラガラ声だけど、超楽しい!
その時々でジャズっぽくなったり、ポップになったり。
楽器の人が参加してくれても嬉ししいなあ。

オノマトペだけ言い合いながらクスクス笑う会とか、
みんなでひとり一節ずつ会話してお話を作るとか、そういうのもやってみたい。
一緒にやりたい人いませんか?

声だから、姿が見えないからふくらむ想像力で、遊びたい。

響き合う遊びがしたいのです。

ーーー



ちなみに夜は、不定期・ゲリラ的に
寝かしつけの時の
読み聞かせ・お話づくりの様子を流してみています。



こちらは光が出ないように画面は消しているから、
誰がいつ入ってきて、出て入っているか全くわからない



けれど、もしかしたらリスナーがいるかも?と思うといつもよりも、
お話の描写が丁寧になったりして、より創作感がある。
3歳の子の合いの手が入るから、
どこに向かうかのコントロールはなく、

いつも即興です。
見かけたら聞いてみてね。(聞くだけになるけれど、出入り自由です。
静かになっていたら寝落ちています。)

無音の部屋というものに入ってみて、誰かが部屋に入ってきてからミュートになるまでに溢れる、どこの誰ともわからない生活音、食器の音だったり、誰かお友達や家族と喋っている音だったりの刹那が、ぽつん、ぽつと部屋に届くのがとても良かった。それを音として聞くときに、私たちは、硬い言葉の先にある新たな響き合いのページをめくれるのだと思う。

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