金森 璋

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金森 璋

こんにちは、こんばんは。初めまして、あるいはまたお会いしましたね。 こんなところにも呼ばれず飛び出てじゃじゃじゃじゃーん。 できるかどうかはわかりませんが、色々やってみようと思います。 金森でした。 ポートフォリオ:https://kanamori-library.jp/

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こんにちは、こんばんは。初めまして、あるいはまたお会いしましたね。 どうも、金森璋と申します。カナモリアキラとお読みください。 こちらのページは固定し、お仕事のご依頼をいただく場所にしたいと思います。 お品書き小説・シナリオ1文字単価 1円より コピーライティング・記事作成1記事400字程度1工数 800円より ゲーム1本あたり 素案・企画・世界観構成 3000円より シナリオ(買取) 5000円~ キャラクター草案 2000円~ 手直し3回以上 500円~ シチュエ

    • 手癖で小説を書くよ #3

       今日も筆を置いた。  毎日、毎日、これが日課だ。日課としか言えないのが残念ではあるが、これしか僕にはできないのだ。  生きるために書く。僕は何かを書いていないと、死んでしまいそうになるのだ。  否、死んでしまうのかもしれない。それはわからない。書くのをやめたことが無いからだ。  僕はノートを閉じる。  やっと今日も作業を終えたばかりだ。ここに書かれたものは、みな僕の生きる糧になる。  何か、とは言ったが、つまるところ簡単なものしか書いていない。いろいろな人間の人生が始

      • 爆発音がして振り返る ―金森璋ver.―

         ぼくはそのとき、何もしていなかった。  全くもってなにもしていなかったのである。  予定も予約も未定も指定もない。ただ、暇であるということを享受していた。  なのに、〈それ〉は起こった。 獰、轟。  低く、唸るような咆哮。否、それは咆哮ではない。  何かが爆ぜたのだ。ぼくの、後ろで。  爆ぜたなんて生温いものではない。恐らく、炎上、蹂躙、冒涜、淘汰されている。  だけどぼくは無傷だった。だって、その爆発は遠く離れた背後で起きたのだから。  ぼくに届いたのは音だけだ。

        • 手癖で小説を書くよ #2

          「逆方向の電車」「……は、あ」  僕は、そこでやっと目が覚めた。  終点です、というアナウンスに頭をぶたれ、意識を取り戻し荷物を引っ掴んで電車から降りる。  そこは見たことのない、片田舎の駅だ。僕の住んでいる街からは、だいぶ離れているはず。それなのに、こんな場所にまで来てしまった。 「やっば。どうしようかな」  キセル乗車になってしまうけれど、とにかくこの駅から自分が目指すべきだった駅へ戻ろう。さて、ここは何という駅でいったいどこにあるのだろうか。  看板か何か、手掛か

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          手癖で小説を書くよ #1

          「口笛」 どこからか、ひゅるりと涼し気な音が聞こえた。  何かと思えば、誰かの口笛のようだ。こんなところで、口笛? ぼくが今、いるのは家の中。パソコンの前。何の変哲もない四畳半の自室。 「どこから?」 「ここだよっ」  見ると、小さな、幼いという意味でなく寸法が小さい少女が――そう、まるで、フィギュアのような――ツインテールの少女が、そこに立っていたのだ。 「きみは……」 「わかってるでしょ、もう」 「いや、でも」  彼女はまるで、ぼくが描いている漫画のヒロインまんま

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