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私の人生を変えた出会い④

つぐさんからある日突然メッセージが届く

「カメラ やらないの??」

へ??カメラ??どこからどうカメラに繋がったのか??

この奇想天外な発想と、なぜ私にカメラと言い出したのか全てがわからなかった

そして私は「カメラなんかやるわけないじゃん」って内心思っていた

写真??

写ればいいじゃん、、、
ブレてても私、気にならない人だよ
角度とかどうでもいいよ

はみ出していてもぜっんぜん気にならない人だよ

私のおおざっぱで大胆な性格を知っていっているのだろうか??

でもなんか断るのも悪いし
話をずらしていくんだけど

つぐさんは

「で、カメラやらないの笑??」と戻るのだ笑

こうなると、なぜそこまでして「私にカメラを持たせたいのだろうか??」という疑問を人は持つようになる

つぐさんという人は何か力を持っていて「私が潜在的に持っていてまだ眠っている、特殊能力でも見抜いているのだろうか??」と私は大きな勘違いをし始めてしまった

多分というか絶対違う、ということが今になってわかるのだが笑

「カメラという世界はとても楽しいから、その世界に引き入れてくれようとしてくれていたのだ」と今は思っている

つぐさんは「写真を撮ることはとても面白いんだよ」と話すのだ

私にはわけがわからなかった

つぐさんが時を同じくして
LIVE配信で「カメラの面白さ」を語ってくれたのだ

そのLIVE配信を聞いて「本当に面白いのかな??」と思って試したくなった

次の日子供を保育園に送った後に、スマホ片手に外に出てみた

今までは『目的』のあるカメラの撮り方をしていた

おいしいそうなものがあるから
とりあえず撮っておこう
誰かに「これこれ」って見せられるように
私にとって写すことは、実物を見せる事ができない代わりの手段にしか過ぎなかった

今日は違うのだ
写真を撮るために出かけるのだ
まず撮るものを探そうという旅になった

そこで知ったことは

私は見ているようで
世界を何も見ていなかったことだった

こんな花が咲いていたんだ
空の色はこんなんなんだ

どんどん夢中になって散歩に出かけていて
気づいたら3時間経っていた
足りなかった・・・
どんなに撮っても納得いかない
見たままの美しさを人に伝えるために撮るのは
むちゃむちゃ難しい

現場にいない人に現場の美しさを
そのまま切り取って
相手にその温度感で伝えるということが
どれほど難しいことなのか
知ることになった

でもそれが苦痛じゃなくて
あーでもない
こーでもない
とやっている時間がとても楽しかった

それから毎日のように時間があればスマホで写真を撮りに行くようになった

もともと雨の日なんて大嫌いだった
しめっていて
じめじめしていて
寂し気で
濡れるし
気分も落ちるし
ずっと晴れていればいいのにって思っていた

でもスマホを持って雨の日に出かけてみたら、葉っぱについている水滴がものすごく美しいのだ

晴れている日には気づかなかった葉っぱの存在が輝いているのだ

知らなかった

世界はこんなに美しかったのだ・・・

写真を撮ることで
1人でいる時間を
楽しめるということに
気づいた

暑くても関係ない
誰が見ていても関係ない
道路に寝っ転がって見る世界は
私の世界を広げた

それでもカメラを持つことには戸惑った
カメラって安い買い物じゃない
一時的な感情に揺られて買うなんて
当時の私からしたら無駄遣いにもほどがある

「やっぱり、長くできるかわからないものに
お金なんてかけられないや」とそんな風に思っていた

人生を変えるきっかけをくれたつぐさんはこちら
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