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なかなか変わることが出来ないと悩む時

こんにちは、あきのくれです。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます
今日のお話は、変わりたいと思っているのに、なかなか変わることができなくて苦しい思いをしている人にお話をします。

結論から言います。
人間というのはすぐには変わることができません。
どれくらいの時間がかかるかは、人や、変わろうとしている姿によって違いますが、少なくとも1年程度では大きく変わることはありません。

しかし、その変わろうと思って行動をしていることが、すでに”変わっている”のです。

だから、比較をするなら、他の人ではなく、1年前の自分と比較しましょう。


例えば勉強。
学生の時ならともかく、社会人にもなれば勉強できる時間は限られています。
また、1日の体力の大半を仕事に持っていかれますし、大人になると”なかなか覚えられない”ということになります。


なので、1年勉強したとしても、ようやくマシになってきたかな?くらいの進捗状況であえると考えておいたほうが良いです
次の流れでお話をしていきます

○なぜ人はすぐに変われないのか

まず、何故人はすぐに変わることができないのかを考えていきましょう。
それは、人というのは習慣の生き物だからです。
新しいこと、新しい知識、技術というのは、一度で完全にマスターできることは少ないでしょう。一度習慣化しなければ、身につけることができません

それは何故かというと、良くも悪くも、人は楽な行動を取りたくなるというのが関係しているからです。

初めてのことならともかく、今まで勉強していなかった人が、いきなり毎日1〜2時間勉強しようとすると、必ずどこかで嫌になる時期が来ます。
これは、学生も同じかもしれません

今までやっていなかったことをやるというのは、かなりストレスとなります。それは、新しい習慣に対する頭の中のネットワークがまだ構築されていないからです。

つい、以前と同じ癖をやってしまったということはないでしょうか

小さい子が覚えるのが早いのは、ネットワークを構築する真っ最中だからですね
教えてもらったことをそのまま覚えるので、ネットワークの構築が早いというわけです

○変われないと辛い時はどうすればいいか

とはいっても、子供に戻ることなんて不可能ですし、どうしたら良いのでしょうか

それは

①健全に自分を追い詰めること
②他人ではなく自分と比較すること

この2つです。

誰かと比較したり、結果を追い求めていると次第に辛くなります。
全く新しい勉強であれば、1回教科書を読んだ程度では30%理解できれば本当に大したものです。

何故なら、まず【言葉】の意味がわからない。
そして、その言葉の意味を理解した上で、応用させることが勉強だからです。

例えば、以前お話したネフローゼの話を出すと
ネフローゼの意味がまずわからない。
その意味がわかっても、腎臓がどういう働きをしているかがわからない。
更に、おしっこの意味もわからない

わからないことだらけです。

ネフローゼというものがこういう病気なのかと理解できるのは
腎臓の機能を知って、おしっこの作られ方を知る必要があります。

その知識を応用させることができた時、ネフローゼが分かる

ということですね。

同じように、自分を変えたいと思って始めた活動も、数ヶ月で結果が出るならば本当に大したものであると言えます。
しかし、実際はそうではありません。
試行錯誤を繰り返して、勉強して試してみて、失敗して…それを繰り返していくうちに、だんだん分かるようになっていく。そういうものです

○健全に自分を追い詰める

辛いときにどうすればいいのか、その一つが【健全に自分を追い詰める】です。健全に自分を追い詰めるというのはどういうことでしょうか
わけがわからない言葉ですよね。

追い詰めすぎず、怠けすぎずということです。
具体的には、【悩んで勉強をやめている時間を、少しでも作業にあてよう】ということです。

それには、【明日死ぬかもしれない】と考えることです。
恐らく、明日死ぬ可能性というのは、小数点以下の確率かもしれません。
しかし、ゼロではありません。

不慮の事故、突然心筋梗塞になった
災害が起きた、犯罪に巻き込まれてしまった

いろいろな予想しない出来事で、”死んでしまう”ということはあります。

残念ながら、明日も全く同じ平和な1日を送れるという保証はありません。

だからこそ、後悔なく生きていきたいわけです。
本当に明日死んでしまうとしたら、自分は後悔しないだろうか?

本当にやりたい、やってみたいと思うことならすぐにやりましょう
何故、すぐにやらなきゃいけないのか。それは
やりたいという”想いの力”というのには消費期限があるからです。
早ければ次の日にはかなり気持ちが冷めてしまっています。
ですが、実際にはすぐにやりたいことが叶わないことがほとんどです。なので、メモしておきましょう。
忘れてしまうから。

○他人ではなく自分と比較する

自分は変われていないという辛さというものの多くは
【他人】と比較するからです。
もし、ツイッターで同じ時期に始めた人のフォロワー数が爆上がりで楽しんでいたら?
同業者の人気が出て、自分よりも多くのお金を稼いでいたら?

そう比較すると、必ず自分は何もできていないと気持ちが沈んでしまいます。

他人の状況を見て、自分も頑張ろう!と前向きになれるのなら問題ありませんが、自分は変化できていないという辛さを抱えている人は、そういう前向きな考えができていない状態です。

他人と比較するのはやめましょう。
比較するのは、周りの人たちではなく、1年前の自分です。
これは大きな変化でなくてもいいです。
1年前は文章すら書くことがなかったのに、今では文章を書いている。頑張ってブログやツイッターで発信している。

その事実だけで立派で大きな変化です。
なぜなら、新しい習慣が【習慣化】できているからです。

○まとめ

自分が変われていないと辛い思いをしている時

そういうときこそ、活動を続けましょう。
勉強ならば勉強、副業なら副業。

その理由は、新しいことを習慣化させるには時間がかかるからです。

これは、物覚えが早いと言われる子供であっても時間がかかります。大人であるならばなおさらです。


初めて教えてもらうことも、何回か教えてもらうことで、ようやくわかります。
この色はなに?と聞かれて、これは赤だよと
1回教えても、恐らく1回では覚えていないことでしょう。
何回か同じやり取りをすることで覚えていきます。

更に、間違えて覚えてしまったことならもっと時間がかかります。

例えば、黄色を見て【青】と覚えてしまったら
本人の中で黄色=青という頭のネットワークが構築されているからです。
それを青に直すには
一度【黄色=青】というネットワークを排除する必要があります。
その後に新しく青を覚えるため、時間がかかります。
これは本人のやる気に影響しますが、私の子供が覚え直したのには1ヶ月以上かかっています。


だから、大人であってもすぐに習慣化することはできません。
すぐに【変われない】と思ってしまうというのは当然のことです。

なので、こう考えましょう
勇気を出して新しい別の道を歩みだしただけで、実はかなりすごいこと。
ここの時点で多くの人は恐怖を感じてしまい、やらないことが多いです。

そして、新しいことをやり続ければ、必ず成果に繋がります

自信を持ってください。

それから【やる気】というものは必要ありません。
モチベーションが落ちると、勉強ができなくなることが多いですが
常に【やる気がメラメラしている】ということはありえないからです。
体調や心、天候などに左右されて
やる気というのは変化します。
調子がいい時ならばやる気に満ちていますが
なんかしんどいってときはやる気が落ちます

そういうときに無理矢理やる気を出そうとしても失敗することが多いです。


とりあえず、1つだけやってみましょう。
勉強なら1単語覚える。

そうするだけでも十分です。
それを繰り返していくと、とりあえず病気で寝込まない限りは勉強することができるようになります。

それを続ければ、必ずいつか結果が出ます。
自信を持ってください。

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