見出し画像

不安と退屈が入り混じった妊娠後期

出産予定日まであと3日。
先週の健診では、「赤ちゃん、まだお腹の中に居たそうですねー。」と言われたので、まだなのかな?と思いながら日々暮らしている。

妊娠30週頃、有休消化も含めて少し早い産休に入った。
最初の1週間は、引っ越しと里帰り出産の準備をして過ごした。

家の荷出し後すぐに、旦那と里帰り先まで新幹線に乗って移動。
新幹線に乗った途端、色々な感情が入り混じり、旦那が泣き始める。
それにつられて私も号泣。
無事に引っ越しが完了して新しい場所での生活が始まること、しばらく離れて暮らす不安、ここまで赤ちゃんが無事に育ってくれたことへの感動。
2人で噛み締めながら、結構な時間泣いた。笑

そして、約10年ぶりの実家暮らしが始まった。
最初の1ヶ月程は、会いたい地元の友達に一通り連絡を取って、週1・2ペースで友達に会っていた。
未婚・既婚子なし・子育て中の各段階にいる友達に会って、いろんな話をした。
子育て中の友達は子どもを連れてきて一緒にご飯をしたが、なぜか心の底から楽しめていない自分がいて、次の日はどっと疲れが出た。
これから自分に訪れるであろう日々についてあれこれ教えてもらったが、不安になることだらけで、楽しかったという感情はあまりなかった気がする。
一方、未婚・既婚子なしの友達とは、今まで通り近況報告やこれからやりたいことなどを聞けて楽しいひとときを過ごすことができた。
そんな日々を過ごす中で、「私、まだ子どもを産む心の準備全然できてないぞ。」と気づいた。
産休に入る2日前に昇格試験があり、ずっと仕事のことばかり考えていて、その後引っ越し準備に追われていたので、「子どもを産む」ということを全く考えていなかった。
考えようとすると、出産の痛みや育児への不安が募るので、向き合わないようにしていた。
人は、経験したことのないことでイメージができないことに向かう時は不安になるものだ。
そこで、noteやyoutubeで出産レポートを見まくった結果、やっと心の準備ができた。
さて、あとは産まれてくるのを待つだけ。
この待つ期間というのが、思っていたより辛い。

ある日、姉家族が家に来た時、父と母は2歳の孫と遊んでいて、私はそれをぼーっと眺めていた。
幸せな風景を見ているはずが、「退屈だ。」と思った。
そんな風に思う自分に違和感を感じて、「退屈」って何だ?と考えてみた。
主体的に動かずにただ時間が流れていく。
実家に帰ってきてから、できる家事は手伝ったり、散歩に行ったり、ヨガをしたりしていた。
何かを主体的にやっているという感覚というよりは、やった方がいいし時間があるからやっておこう的な感覚で行動していた。
これまでは、仕事で納期に追われ、やらなければいけない家事をして、旦那と1対1でお喋りをして、ぼーっとする時間はお風呂とドラマを見る時ぐらいだった。
産まれてくるのを待つ=主体的に動かないことになるので、退屈を感じやすくなってしまう。

そこで、ここ1週間ぐらいは、やりたいことリストと、毎日のTODOリストを作ってリストの内容をこなす日々を過ごしてみている。
待っている感覚を少しでも減らす努力をしてみると、結構充実した生活が送れるようになった。

TODOリストの中に書いている、note更新も順調に進んでいる。
産休中に読んだ本の読書感想文もnoteに書きたい。
出産までに、どれだけやりたいことリストを消化できるかな?
と言いつつ、別に消化できなくてもいい。

とにかく健康にお腹の赤ちゃんが出てきたいと思うタイミングで出てきてくれたら私はそれでいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?