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28歳無職がバイトに落ちたのでnoteを頑張ってみる

 某ドラッグストアのアルバイトの不採用通知が届いた。丁寧なことに履歴書まで送付されていた。月曜日になっても電話が来なかったので嫌な予感はしていたのだが、予感が的中してしまった。しばらく手が震え、体が熱くなり、血圧が上がるのがわかった。必死に事実を受け止めようと、X(Twitter)で「ドラッグストア 落ちた」と検索した。私だけがアルバイトに落ちたのではないと安心感を得ようとした。じわじわと、お金稼ぎをするのを否定されたような気持ちになった。生きるのを否定されたような気持ちになった。たかが一軒のアルバイトの面接に落ちただけで私の動揺ぶり、社会不適合者だと感じる。気を取り直してアルバイトの求人サイトを見るが、また不採用だったらと考えるとすぐに応募ボタンを押せなかった。

 私の社会不適合者ぶりと言えば、小学校5年生の春に、所属していた少女バレー部の監督が怖すぎて不登校になったことから始まっていた気がする。監督は小学校の先生だったが、暴力教師として地元では有名だった。しばらく引きこもりを満喫した。その間クラスメイトが家まで迎えに来てくれたが無視を決め込んだ。冬休みが明けて、ふと小学校に行こうと思い、それから小学校に通うことができるようになった。たった半年ほどだが、私にとっては大人になっても鮮烈に思い出せる出来事だった。中学校はいじめられっ子でありながら比較的問題なく学校に通えたが、高校では登校しぶりがあった。大学では、サークルに通うことはできたが授業に出られず単位をたくさん落とした。一度不登校を味わったことからか、怠け癖がついたのかもしれない。休学を挟んで何とか大学を卒業できはしたものの、就職活動はしなかったし、大学を卒業してからはどのアルバイトも1年続かなかった。今年の8月に5ヶ月だけ続いたアルバイトを精神的な理由で辞めて、少し時間をおいて11月にこの度のアルバイトの面接に行った。結果は不採用だった。

 時間がたっぷりできたので、noteを続けてみようと思い立った。私の頑張れない生き方を発信することで、私のように頑張れないで困っている誰かの役に立ちたい。誰かの役に立てなくても、自分の気持ちを吐き出して整理することで自己分析にもつながるだろう。止まらずに何か行動することで先が見えることもある。今後、大学の教育学部で学んだことや、現在勉強しているプログラミング言語について、読了した本や感動した音楽について発信していきたい。

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