4月から新中学1

4月から新中学1年生になるみなさんへ

ご入学おめでとうございます。
これからの新生活のスタートに、みなさん心踊らせていることと思います。

今回は新生活のスタートにあたって、いくつかみなさんにアドバイスをさせていただきたいと思います。
今回アドバイスする内容は、でき太くんの算数クラブのこれまでの実践経験から得たノウハウですので、必ずやみなさんの参考になるはずです。

アドバイスさせていただきたい内容はいくつかありますので、これから何回かに分けてご紹介していきます。
今回紹介するのは、中学で行われる定期テストについてです。


「小学校と中学校の大きな違いは、定期テストがある点です」

中学では、小学校と違い定期的にテストがあります。この定期テストの結果で中学ではほぼ成績がきまります。

高校進学の際には、成績や内申点が合否の重要な基準にもなりますから、中学では小学校以上に成績が重要視されるようになります。

ではどうしたら、定期テストで良い点数をとり、好成績をおさめることができるのでしょうか。

まず、これまで通り日々コツコツと「でき太」の学習を進めていくことです。そして、ミスした問題、わからなかった問題などは必ず「チャレンジノート」で「わかった!できた!」というところまでやり直しを行うことです。

ここまでの学習はみなさん行なっていると思いますが、大切なことは、チャレンジノートの問題は、最低3回は必ず復習するようにすることです。この復習を徹底している人は少ないと思います。

たとえば、Aという問題を間違えたとしたら、この問題を間隔をあけて3回は復習するのです。

「同じ問題を3回も?」

そうです。
3回は最低復習するのです。

3回くらい復習しておくと、問題を見た瞬間にどのように解けば良いのかが頭の中に浮かぶようになります。

自分がミスしていた問題が、見ただけで頭の中でどのように解いたらよいのかが浮かんでくるという状況を想像してみてください。

元々できていた問題は、以前よりも瞬時にスラスラと解けるようになり、ミスした問題は完璧な状態で解答できるようになります。これで学習してきたことがすべて完璧に定着したといえるのです。

この状態になっていれば、試験前にあせる必要はなくなってきます。
定期テスト前には、チャレンジノートの問題を再度やり直すだけで十分です。他のことは一切する必要はありません。
つまり、試験前に改めて「試験対策」をしなくても、数学では必ず結果が出せるようになるといことです。

まずこのことを、新中学1年生のみなさんには体験してほしいと思います。
体験すれば、「これだけやっていれば大丈夫なのだ!」ということが実感できると思います。

逆に、定期テストで良い結果がでないのは、「学習の質」に問題があるというサインです。

もし良い結果が出なかったら、日々の学習の質を必ず見直してみてください。

・日々コツコツと「でき太」の学習をせずに、テスト前にまとめてプリント学習をしたりしませんでしたか?
・丸つけをせずに、どんどん先のプリントを進めたりしませんでしたか?
・ミスした問題や、わかるまでに時間がかかった問題をチャレンジノートでやり直しせずに、そのままにしませんでしたか?
・わからないことをそのままにしていませんか?

良い結果がでない場合、必ずといって良いほど、この4つ項目のどれかがあてはまります。
あてはまった項目は、必ず修正していくようにしてください。そうすれば、必ず次回の定期テストからは、良い結果がでるようになります。

最後に、今回は他の会員のお子さんが作成しているチャレンジノートのサンプル画像を紹介します。この画像は小学生のものですが、中学でも十分活用していける内容です。
ぜひ参考にしてみてください。

◇チャレンジノートサンプル画像
その1
https://twitter.com/dekita_kun/status/931092644414889984
その2
https://twitter.com/dekita_kun/status/906422664662626304


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?