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ドイツでペーパードライバー教習を受けるときに準備しておきたいこと

大学生の時に友人につきあって自動車の免許をとったのですが、まだカーシェアリングの時代ではなく、自分で車を買うほどにははまらず、公共交通と自転車で不自由のない場所に住んでいたので長らく運転しないでいました。

ドイツに移ってからは、何度となく、車が運転できたらいいなと思うことがあったものの、長らく運転していなかったことと、ドイツ語が不安で運転せにいました。そんなこんなで、ペーパードライバー歴は軽く10年以上、教習中以外運転したことがないという状態でした。

去年重い腰を上げて日本の免許をドイツの免許に書き換えて、Auffrischungskursと呼ばれる、長く運転していない人や運転が不安な人のためのリフレッシュコースを探したのですが、英語に対応しているもののものすごく評判が悪かったり、ドイツ語でもいっぱいで受け付けてもらえなかったり、そもそも問い合わせに返答がなかったりでした。

そんな中、夜散歩に出かけたときに、近所の教習所をのぞくと、座学のクラスが終わった様子で、移民の人が多い感じでした。「もしやこれなら私のドイツ語でも・・・」と中にいた教官にAuffrischungskursを申し込めるか聞いてみたら、教習所のビジネスカードをくれました。

イースターのおやすみ前に一度メールで連絡して、音沙汰がなく、休暇明けにもう一度連絡したら、拍子抜けするほど簡単に「OK」とのことで、今日初めての教習を受けてきました。運転もさることながらドイツ語での教習が心配でしたが、気さくでリラックスした感じのおじさんの先生で、無事運転できました。

いきなり路上に出るか聞かれたので、「ちょっとそれは・・・」というと、郊外の大きな駐車場まで運転して連れて行ってくれて、そこで10分ほど練習して、路上に出て一時間少々運転して教習所に戻ってきました。ほっと一息です。

問い合わせた時に事前の準備が必要か聞いたのですが「よく寝てくれば大丈夫」とのことでした 😅 さすがにそれでは心配だったので、いくつか準備をして行きました。準備しておいてよかったので、書き残しておこうと思います。

予習1: 運転・車のドイツ語を覚える


車の各部位のドイツ語、教習中によく使われるドイツ語を覚えていきました。

標識も見ておくとよさそうです。でも運転中はもはや思い出す余裕もなく、先生が都度解説してくれたので助かりました。

ドイツの道路標識 - Düsselnet
https://mobile.duesselnet.com/dn_unten_kuruma/signal.html

予習2: 友人に運転の様子を見せてもらう

恥ずかしながらクラッチ、ブレーキ、アクセルのどれがどれで、サイドブレーキに至っては存在を忘れているほどの状態だったので、数日前に運転のできる友人に路上で運転する様子を見せてもらって、どんな操作をしたか解説を聞きながら、記憶を呼び起こして行きました。これはしておいてよかったです。

予習3: YouTubeで動画を見る

ドイツの運転の様子なども見たのですが、私はクラッチの仕組みやなぜ必要かなどを解説した動画を見て納得して、スムーズに運転できました。

大事なことは「諦めない」こと

なんというか、教習を受け始めるまでが大変でした。ドイツ語力や長く運転していないことが不安だった上、問合せを始めてからも受け付けてもらえないことや返信がないこともままありました。でも諦めなければきっといいチャンスに巡り合えるはずです。

明日また行ってきます!

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