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売りつけようなんて思っていないお店の人も多いということ

ドイツに来て、ご飯好きがこうじて料理の仕事をするようになり、食関連のビジネスをするようになりました。その中で、それまであまり体験してこなかった「お客さんに直接ものを売る(買ってもらう)」ということをするようになりました。

買う側ばかりだった私が、売る側を体験して、「お店の人は必ずしも売り付けようなんて思っていない」ことに気づきました。ノルマのありそうな洋服のお店などでは売り付けようとする人もいるのかもしれませんが、多分そういう人はそこまで多くはありません。

お店側も「買ってくれる人がいたらうれしいな」「いいものがあるよ、おいしいよ」と思いながらお店に立っていると思います。私もそうです。そもそも押し売りする勇気なんてないし、誰かのお金をむしりとるようなことなんてしたくないのです。

そんなことを今日、何年も気になっていて、初めて入ったヨガのお店で買い物をしたあとに思ったのでした。私が入っていいかな、高いかな、となんとなく敬遠していたのです。全然心配することなどなく、お店の人は親切で、手の届く価格帯で、今度は子供と行きたいなと思いました。

そう、売りつけようなんて思っていないんです。警戒していると、多分その思いがお店の人にも伝わってしまってぎくしゃくするんですよね。

今週の土曜日は久しぶりのマーケットです。私が好きな季節の野菜の菜食太巻と、野菜たっぷりのヴィーガン米粉麺を出そうと思っています。お客さんとのやりとり、マーケットの時間を楽しみたいです。

売り手側の気持ちを体験させてくれたマーケットに感謝。


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