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台湾のトレイルを走る 台湾day4

引き続き、Nサロン「台北視察ゼミ」の続き。
仕事に関して旅をするというのが規定課題とすると、自分の趣味や嗜好、遊びに引きつける「投資」
北投をベースに、陽明山公園のトレイルを走る、というのがNサロン、台北ゼミで自分が設けた自由課題

いつも出張の時にはランニングセットを持って行き、走ってはいるけど、トレイルまでは足を踏み入れていない。
台湾のトレイルは、魅力的な大会も多いので、是非走りたいと思っていたのと、台北の周辺が実は手頃にいける山があるの知ったから。
候補の場所がいくつかあったり、台北でハイキングショップに顔を出してスタッフに話を聞いたけど、その日中に帰ってくるなら七星山などがある「陽明山公園」一帯がいいよ、とレコメンをもらう。
まさに、狙っていた山域。

この旅の後半に3,000m級の山に行こうと企んでいたのだが、海外観光客はパーミッションが必要なことと、この期限が間に合わなかった、という背景もあり。

台北での視察を終えて、滞在3日目の夕方、MRTを乗り継ぎ新北投へ。
この日フライトの友達と夜市で晩御飯を食べた後(台北の夜市と比べると、随分ローカル感溢れる夜市だった)、ホテルに戻る。
翌日は天気予報は雷雨マークと超イマイチ。
晴天を祈り、朝6時前に起床。
起きたら小雨が降ったり止んだり。
チェックアウトをして荷物を預けて、夕方くらいまで行動する予定でいたが、
・ホテルのチェックアウトが12時
・朝食は10時まで
なので朝食を食べられる時間までに戻ることにして出発。

台北周辺の登山道の特徴は、何と言っても道がほぼ舗装されていること。

親山歩道という名称で、

目指す山は、中正山。

山に取り付く道は車道。
樹木の様子も、南国の様相で、いつものランニングとは違う風景でワクワク。

標高を上げると傾斜もきつくなる。
登山道に向かう道はこんな風に

ひたすら登りのアスファルトを走っていると、前方の上半身裸のランナーが。
聞くと、この麓に住んでいて、毎週末この峠道を走っているそう。
道案内するよ!と言われたので、ありがたく先導してもらう。


ウネウネの峠道を越えて、中正山山頂へ。

記念撮影もしてもらう。
昨日までいた台北の街並みを見下ろしてなんだか爽快。

(一緒に写りたかったけど、「裸だからNG」だったw)

一人で尾根道にとりつく。
がこんな舗装路。
大屯の尾根に取り付くトレイルで、東峰くらいまで行こうと思っていたが、


異国の地で何かトラブルがあるのもなあ。。と思い、大人しく引き返す。

途中で見えたのが七星山。(地図上で方角的に見ると多分)
次回台北にきた時は、あそこに向かおう。

アスファルトと石畳が続くのでロード用のシューズで行ったけど、スリッピーだったのでトレイルシューズが正解だったな。

下山したら、晴れてくるのは万国共通。

ホテルの朝ごはんに滑り込み。
お粥と豆乳を食べて、

温泉付きの部屋でサッパリしてアウト。
源泉掛け流しでお湯がとてもよかった。
朝ごはんと温泉とで心地よくなったので、気づいたらベッドで気絶。
チェックイン15分前に起床し、硫黄の匂いを纏いながら、送迎車に乗り込み、慌ただしく台北へ。


短い山行だったけど、陽明山公園の全体像のイメージを掴むことができた。何より嬉しかったのが、地元ランナーとの交流。
途中で風景の説明をしてくれたり、毎週集まって走っているコミュニティがあることなど、坂道を走りながらなので息も切れ切れ、お互い英語もカタコトなんだけど、すごく歓迎してくれている姿勢が伝わってきた。
道は世界に繋がっているんだな、と胸が熱くなった。



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