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時間の感覚

 時間の感覚,感じ方がだいぶ変わってきた。多分昔はせっかちだったし,待ち時間が好きじゃなかった。今はゆっくり進むのも悪くないと思う。ただ,早起きして行動したい。時間を長くゆっくり使いたいみたいだ。そんな話前もしたような気がする。そして,また自分の変化を実感したのかもしれない。
 父は最寄駅の時刻表をほぼ覚えている。改札を通ったらすぐに電車に乗れるように家を出る。乗りたかった電車に間に合わない時は,もう1本後まで家を出ないのだ。ぼくにはその感覚がわからない。行き当たりばったりなのだ。予定外の出会いがない人生は面白くない。
 大学時代の知り合いに,予定外の出来事を嫌う奴がいた。彼は旅行好きだけれど,事前の計画から少しでもズレると,機嫌が悪くなる。想定外があるのが旅ではないのか。期待したことだけで満足なら,Google Earthで旅をすればいい。ぼくは時間の幅がある計画を立てるし,計画していることができなかったらできなかっただ。また来る理由ができたと考える。

 のんびりし過ぎているのかもしれない。みんな生き急ぎ過ぎなんだよ。みんな平等にいつかは死ぬし,生きている間にできることなんて,急いだところで地球規模宇宙規模で考えたら大したことないんだから。無理せずのんびり生きていこうや。嫌なことはもちろん断ってさ。

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