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カーリング女子は推定100億円の価値! マーケティング価値バカ高!!

北京オリンピックも終焉して何か東京オリンピック終了時よりも無気力感が出ていて参っていますが、今回の冬季五輪は本当に面白かったと感じているのは私だけではないのではないでしょうか。

まぁ言わずもがなですが【時差がない】というのが特に観戦には良かった点だと思います。またコロナ禍で外出自粛で家にいる時間も多かったのも観戦欲を駆り立てたのでは?と感じます。

そしてその中でも何と言ってもカーリングは凄かったですね。

とにかく注目度がもの凄く、決勝のイギリス戦はお昼時にも関わらず何と29.2%の視聴率。これは開会式の21.3%を遥かに上回ります。準決勝のスイス戦も26.7%を23時からの放送で打出し、北京五輪全体の高視聴率ワンツーを記録しました。3位は男子フィギュアのフリーで26.0%、このTOP 3は全てNHKで放送。民放でTOPだったのはテレ朝で放送したスピードスケート女子1000m の19.0% でした。(高木美帆さんも凄かったですネ)

では、どうしてマーケティング価値がバカ高いのかは察している方も多いと思いますが
① 試合時間が長い。放送枠は約3時間
② 実施期間も長い。10チームの総当たり戦にプラス準決・決勝
③ とにかく選手のアップ画像が多い(冬季五輪はゴーグル等で顔を隠しているケースが多いですがカーリングは皆無)
④ ピンマイクの装着で臨場感倍増。選手の声・内容も親近感倍増
④ 前回の平昌五輪で馴染みがある
⑤ 更に国内予選の時からドラマがあり、世界最終予選を勝ち抜いて本戦の出場権を獲得したというドラマ性
⑥ なんと言っても被写体が良い。選手たちの笑顔が大衆ウケする

等々

今回のオリンピックで顔と名前が一致する認知度の高さは羽生結弦、平野歩夢、高木美帆、そしてロコソラーレの4人という感じではないでしょうか。

ビデオリサーチ社が公表した地上波放送のみの番組トータル視聴率も14%を超え、イチ番組あたりの平均視聴率は15.5% 、昨今の週刊視聴率はだいたい 13%くらい取っていればTOP 10 に入ることを考えると本当に凄い数字なのです。
そしてそれが3時間の放送…
もう想像を絶していますよネ。
更に、競技の放送以外でもワイドショーや情報番組で各局が取り上げていますからこれらの価値も換算するとホントどうなるのでしょうか。

もしかするとロコソラーレ4人の広告換算を無理矢理金額を出すとすると、ザッと100億円を超えているのではないかと感覚的に思ってしまいます。

あと広告換算…という論点からだと2位は高木美帆さんだと思います。
3位はやはり羽生結弦さん、4位は平野歩夢さん、5位が小林陵侑さん、、、、という感じではないでしょうか。
広告換算値というのは、回数と話題性、そして放送時間帯というのがモノを言います。
平野選手はジャッジの不審点で更に注目度を上げたのが換算値が高い理由といえます。

次回は東京オリンピックの時にやりました『選手肖像権のマーケティング価値ランキング』をしたいと思います。

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