木村聡(きむらあきら)

28歳、市議。 東京出身育ち。陸前高田に移住しました。しがらみのない「まっすぐな政治」…

木村聡(きむらあきら)

28歳、市議。 東京出身育ち。陸前高田に移住しました。しがらみのない「まっすぐな政治」本郷中高、慶應商学部、慶應SDM。NPO法人SET.パートナーシップ制度/ソーシャルインパクトボンド/地域交通/観光まちづくり

最近の記事

Uターン施策のまとめ。(青年会議所✖️市議会

はじめにぼくは、一般社団法人陸前高田青年会議所(以下JC)に身を置くと同時に、陸前高田市議会議員でもあります。この度は ・市の補助金を用いてJCの企画を行い ・そこから得られたインサイトを議会で提言 をしましたが、JCは非営利組織であり(メンバーは年間10万円の会費を支払い&自身の時間やお金を投じて地域貢献事業に取り組みます)、利益誘導的なものは一切起きておりません(純粋な地域貢献事業であるところもぼくがJCを好きなところです) なぜ、Uターンに着目したのか行き着いたのか日

    • 若者会議1〜5回を振り返って

      2020年11月から5回にわたって実施した若者会議。その変遷をここでまとめておきたいと思います。 多様なメンバー今までに自営業・フリーランス、経営者、漁師、市職員の方々が延べ40名が参加してくださいました。 各人の興味分野も教育、医療健康、SDGs、子育て、ビジネス、一次産業など多岐にわたりつつ、未来に向けての問題意識が感じられます。 人数が多いためテーマ設定はいつも難しいなあと思っています。 若者会議のスタイルが見えてきた?  方針は2つ。 ①「テーマ設定」 若者と言

      • 第5回若者会議を実施しました!

        2022年2月19日に第5回陸前高田若者会議を実施しましたのでそのご報告です! 若者会議とは陸前高田の”若者”のみなさんとまちづくりを共に考える場を 「とうほく未来創生」として提供し共に考えることで まちづくり(政治、ビジネス、地域活動)の土壌を共に育む 第5回の趣旨趣旨① 第4回で聞けた声を元に、 ・地域の在り方 ・教育の在り方 について、テーマを絞り(といってもだいぶ抽象度が高いが)発散を重視して対話を行う。 第4回のポストイットのまとめ 趣旨② 議会の様子を共有

        • 第4回 若者会議を実施しました。

          遅くなりましたが2021年11月13日に第4回陸前高田若者会議を実施しましたのでそのご報告です!(明日が第5回ということもありその振り返り) 若者会議とは陸前高田の”若者”のみなさんと まちづくりを共に考える場を「とうほく未来創生」として提供し共に考えることで まちづくり(政治、ビジネス、地域活動)の土壌を共に育む 第4回申込時にいただいた参加者の関心のあるテーマ 2020年9月に第一回を実施しました。半年に一回のペースで考えていたのですが、頻度を議会の定例会の間とする

        Uターン施策のまとめ。(青年会議所✖️市議会

          とうほく未来創生✖️東北経済産業局で意見交換をしました!

          本日、地域政党とうほく未来創生と東北経済産業局さんで中期政策(2022~2024年)について意見交換をしてきました。 とうほく未来創生とは? とうほく未来創生は、党派の枠を超え、足元から地域課題の解決策を提言していく政策集団です。宮城県気仙沼市、岩手県一関市、陸前高田市の若手議員と同じ志を持つ民間の仲間たちで構成されています。 ・広域での政策提言活動 ・情報交換、互いが磨き合う場づくり ・若者会議の実施 などを行なっています。HPぜひご覧ください。 東北経済産業局とは?

          とうほく未来創生✖️東北経済産業局で意見交換をしました!

          シンニホン感想文:この本にはイワカンの栞を挟んでおこう

          ぼくが「シン・ニホン公式アンバサダー」に応募した理由 『シン・ニホン』。壮大なスケールと哲学で書かれた国家論だ。 ぼくは現在、岩手県陸前高田市で市議会議員を務めている。 生まれ育ちは東京だが、震災をきっかけに、NPOの活動で陸前高田に出会い、通い続けた。 大学院の修了後に移住し、昨年当選させていただいた。 ぼくが現在27歳で、次に若い方が50歳。平均年齢は58歳の本市議会。 先輩議員の方々に学ぶものは大いにある一方、若い議員が極端に少ない地方議会あるあるの中で(20代議員は0

          シンニホン感想文:この本にはイワカンの栞を挟んでおこう

          研究開発じゃない分野のあなたに来て欲しい!〜スピンアウトって知ってる?〜

          【83名まできました!残り17名!】 研究開発がピンとこないあなたへ。の小話 (沢山の申し込みありがとうございます・・・!) ここ最近、イベント告知をしていますが 「え、ぼく行っていいの?専門じゃないから申し込むの躊躇してたんだ〜」 というフリーランスでコーチングしてる方がいました。 なんと!どうやら無駄に敷居を上げ過ぎてしまっていたようです汗 ご安心ください。まず、ぼくが研究開発は素人です! 大学院出てますが、組織の幸福学についてだったので “理系”の“研究開発”と

          研究開発じゃない分野のあなたに来て欲しい!〜スピンアウトって知ってる?〜

          新時代の仲良し。つながりへの渇き

          関係性の築き方はすごく進化・変化している 「ねえねえ。一度も直接会ったことないカップルとか生まれるのかな」 コロナでオンライン化が進んだ時にそんな話を妻とした。 結論そうなっていると思う。 オンラインで恋愛感情は持てるし、 「付き合ってる人と初めて会う日」(なんやこの小説)なんてことも起きている。 恋愛感情はさておき ぼくは人との信頼関係は、対面で会い、酒を飲み交わすことで成立する。と思っている節がある。 小学校以来の友人(お風呂入ったり、お泊まり会したり喧嘩して泣いたり泣

          新時代の仲良し。つながりへの渇き

          母校での講演。とある質問に。

          今日、母校の本郷高校一年生に講演させていただく機会がありました。(写真はイメージです。今日はzoomでした) 進学校なのですが、 「いい大学にいこう」というタイトルで「いい大学ってなんだと思う?」ということで話してきました。 (いい大学って結局なんだろう) 講演後、先生を介してメールで「新しいことをはじめるとき恐さというものはなかったですか?また、それをどのように乗り越えたのですか?」 という生徒さんがいました。(名前は伏せていますが、zoomでの講演だったためぼくもどん

          母校での講演。とある質問に。

          こうして時代が変わるのか(新年のメモ)

          久しぶりに書きます。 新年の抱負でもないです。メモしておきたいなと。 いろいろ変わってきている。自動車業界とかコロナに象徴されていますが、様々な変化が起きています。 テクノロジーが変わり、ビジネスモデルが変わり、サービスが変わり。組織が変わり、働き方が変わってきています。 タイムラグの後、学び方(=教え方)も変わるでしょう。 年末年始は、自身の政策テーマである地域交通を掘り下げるため、何冊か乱読しましたが、 ビジネスモデルが変わり、「自動車」は「クルマ」へ、「交通問題」は

          こうして時代が変わるのか(新年のメモ)

          2020年政治家として取り組むこと。行動目標の設定

          政治家とは 「仕組みに愛と熱を込めて、未来に繋げるため、昨日より良い明日を創れる人」と自分の中で定義しています。 結局は昨日よりも良い明日につながっているかどうかということです。 ただ、議員って何してるの?わかりづらかったりします。 マニフェストを達成しているかどうかも地方議員の場合わかりづらいこともあります。 一年経っての気づき 議員を1年ほどやってみて思ったのは、 「成果目標ではなく、行動目標をおいてやってみよう。」ということです。 成果目標とは「実際に起きた変化」の

          2020年政治家として取り組むこと。行動目標の設定

          農。とは-多面的理解と、固定概念からの解放-へのトライ

          本を読んでみた 「農」そのものと、その価値を ・正しく多面的に理解しましょう ・こういうもんだ。固定概念から解放されましょう。 を一緒に勉強しようという話です。 過疎地の役割が見直されてきています。 これからの過疎地の役割は、 ①国土・環境保全 ②文化の保全 ③食糧的安全性・安心性の保全である。 という法律が令和三年から施行され、 「インフラとか整ってなくて過疎地は助けなければならない存在」 から 「日本国を守るためにも過疎地の可能性を引き出していかねばならん」 という考え

          農。とは-多面的理解と、固定概念からの解放-へのトライ

          SDGsを自分ごと化・日本ごと化する。

          タネノチカラの金子社長の講演を聞いてきました。 タネノチカラは共創・循環・多様性によってこれからの時代の社会システムを実践する。会社です。 この哲学を言語化し、実践している方々なので、まあ、一度淡路島に行くことをお勧めします。すごいです。 知り合いづてに訪ねに行ったことがあります。 着いてまず、稲刈りをさせられる木村 3年間で1000種の生物と共存することを目指す。 そのことで農薬はもちろん、肥料も使わない真の自然のエコシステムによる暮らしを実現する方々。(金子さんをはじ

          SDGsを自分ごと化・日本ごと化する。

          パートナーシップ制度勉強会実施しました

          第2回パートナーシップ制度20人が参加してくれました! 5月16日陸前高田にて、2回目となるパートナーシップ制度勉強会(オンライン)を実施しました。 4月26日に1回目を実施しました。 陸前高田での実施は初です。地元紙にも取り上げていただきました。 今回は2回目になるため、より制度の内容を実際に議論できるような会にしました。 【タイムテーブル】 ・加藤真衣さんから制度の概要・自身の経験についてプレゼン ・意識調査① ★ ・木村から論点整理★★ ・みなさんで話す★★★

          パートナーシップ制度勉強会実施しました

          プロポーズ記念の日に思う。なぜパートナーシップ制度に取り組んでいるのか

          パートナーシップ制度になぜ取り組むのか2019年5月9日プロポーズをしました。 妻の営むカフェにてサプライズ。 大切な場所で大切な人たちと、その日を大切な日にできた。 いい日でした。 さて、ぼくはパートナーシップ制度に取り組んでいるのですが(5月16日に勉強会やります) なんでぼくが取り組んでるんだろう。 と改めて考えてみました。 先日、記事を書いていただいたときは 若手市議が先導、東北初のパートナーシップ制度導入へ 「結婚したときに多くの方に祝ってもらった。恋愛対

          プロポーズ記念の日に思う。なぜパートナーシップ制度に取り組んでいるのか

          コロナによる第何波目かの移住ブーム。その時、町が注意すること

          現状整理4月12日時点での思考をまとめる。 緊急事態宣言から6日目。 感染者約7300名、死者数148名 岩手県以外の都道府県で感染を確認 ここ数日で、東京都、大阪府では政府の判断を待たずに協力金や、自粛の要請に踏み切るところだ。 緊急事態宣言から2週間後のピークアウトを目指しているため、あと8日間は増え続ける。現状の増加スピードが早いのか遅いのかに対しては判断ができないが今のところ医療崩壊は起きておらず持ち堪えているように見える。 ワクチン開発は1年後になる見通し、集団免疫

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